アニメには厳しいが
某局で十年ぐらい前に放送されていた、あるアニメ作品。
ストーリーや登場人物などは一切覚えておりませんが、
あるシーンだけはなぜか詳細に覚えておりまして、
しかも忘れることができません。
主人公が住む街の街並みを映し出しているシーンで、
主人公のナレーションが重なるものだったので
そのシーン自体には登場人物は出て来ず。
シーンもいたって単調なものだったのです。
交差点の歩行者用信号が、
青点滅から赤に変わるアニメーションでした。
で、なぜそのシーンを覚えているかと言いますと
“青点滅”の光り方と、歩行者用信号機の形に
非常に違和感があった故であります。
十年ほど前と言いますと、
信号機の内部にあるのは電球だと思うのですが、
(普通の電球か交通用電球かはここでは論じませんが)
電球と言うと、点滅をスローで見た時に
少しずつ明るくなって点灯し、少しずつ暗くなって消灯し、
を繰り返すはずです。
でも、そのアニメでは
少しずつ明るくとか、少しずつ暗くとか
そういったプロセス部分はまったく無視されて
点灯→消灯→点灯……のくり返しでありました。
まるで電球でないみたいに(^ ^;;)
おまけに、歩行者用信号機といえば
内部に電球を入れる分、奥行きもけっこうありまして
それなりに分厚くなるわけですが、
それも見た目以上に薄っぺらく描かれていました。
そのシーンを見た瞬間、Kassyはつい思いました。
「もう! ちゃんと描写しなよ!」と。
しかし、時が移って最近の歩行者信号機というものは
ご覧のようなものが増えつつあります。
電球はLED式に代わり、おかげで薄さもかなり進みました。
そこで、その印象に残ったシーンです。
そのシーンで描かれた歩行者信号機は、
“当時としては”とても違和感があるものだったのですが、
今のタイプからしてみれば、
違和感無く受け入れられるものかもしれません。
これが、単に描写力がなくてそう描かれていたのか?
アニメ作者の住む町ではすでに写真のような信号機が採用されていたのか?
はたまた、アニメ作者に先見の明があったのか?
それが分からず、ずーっと頭を悩ませています(笑)。
大半の方々にしてみれば、恐らくどーでもいい話なのでしょうけど。
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