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2012年4月29日 (日)

(17)平氏の棟梁(とうりょう) 〜第2部開始! 武士の世を目指す!〜

先週のお話で平 忠盛が亡くなって、第1部が終了しました。
今週からは第2部、いよいよ平清盛が
棟梁となって歴史の表舞台に登場します。

その前に、第1部全16話のおさらいから。


平清盛に託された、父・忠盛の思い。
忠盛の遺志とは何か──。

それは30年前に遡ります。

母を殺され、実の父・白河法皇に捨てられた幼き日の清盛。
(忠盛)「強くなれッ!」
忠盛は、わが子として引き取ります。

やがて成長した清盛には、平氏一門から孤立しながらも
揺るがない信念がありました。
(清盛)「罪泣き民を泣かせて、武士など名乗れるか!」

清盛こそが、未来を変える大きな力となることを
忠盛は確信していました。

妻・明子をめとり、2人のこの父となった清盛。
しかし、最愛の伴侶を病で失います。
後妻となった時子は、
悲しみ癒えぬ清盛の心の支えとなります。

朝廷が激しい権力争いに明け暮れる中、
もはや武士の力なしには国を治められなくなっていました。

なぜ武士は太刀を振るうのか──。
(清盛)「俺がこの剣を振り回すのは、
院や摂関家の小競り合いに巻き込まれるためではない!」

(忠盛)「武士の世を作るためじゃ」
──武士が世の頂に立つため。

忠盛から受け継いだ遺志を胸に、
平氏の新しい棟梁が、今ここに誕生したのです。

──強うなったな、清盛。

〜・〜・〜・〜・〜・〜

仁平3(1153)年。

館に続々と集まる平氏一門と家臣たち。
居並び、手をつく一門に対して、一番最後に入ってきた平 清盛は
タイラノキヨモリデアル! と大声で自己紹介しますが、
平 盛国から「みな存じております」と冷静にツッコミを受けます。

続く弓矢の稽古。
清盛長男・平 重盛は、構えよく(真ん中ではないにせよ)的を射ますが
少々肩に力が入りすぎる傾向があるようです。
そして清盛次男・平 基盛は、重盛と同じように的を射ますが
今度は力が抜けすぎるようです。

忠盛五男・平 頼盛は、ムスッとした表情のまま
何度も何度も的を射抜きます。
忠盛三男・平 経盛は、構えがあまり良くないらしく
何度やっても一度も射抜くことができません。

「わしが射る!」と自信ありげに出てきた忠盛四男・平 教盛は
力で的を射て、的の下半分だけ落として得意げですが、
弓矢の指導をしていた伊藤忠清は、
ニッコリ笑って的をキレイに割ってたたき落とし、
教盛の鼻を見事に折ってしまいます(笑)。

同じ兄弟、同じ親子であってもさまざまなんですね。

清盛は、忠盛の役目をすべて引き継ぐことになりましたが、
納めていた所領の一覧を見て圧倒されます。
藤原家成の警護を思い出し、
鳥羽法皇からの仏塔の件も思い出し、
平氏家人たちへの米のあてがいもしなければなりません。
博多から届いた積み荷の確認もしなければなりません。

珍しくテンパっている清盛ですが、
家貞は「すべて棟梁の務めにござります」と一言だけ(^ ^;;)

清盛が棟梁の座に就いて初めての宴の日。
妻の時子は、一門と郎党たちにふるまう御馳走に奔走していますが、
忠盛亡き後出家した宗子(池禅尼)に言われます。
「まこと……これで足りるのか?」

一同の前に膳が並びますが、
めでたい鯛が一尾……ではなく半分。
いや、それ以下かもしれません。

腹が満たされぬ代わりに耳を満たしてほしいと
頼盛は楽を奏でてほしいと言います。
精一杯の助け舟だったのかもしれませんが、
時子は琵琶もとっくにやめてしまっているし
演奏することもできません。


忠盛亡きあとの平氏の棟梁の姿に、
朝廷の方々は関心を寄せている様子です。

そこで家成は自らの別邸で歌会を催し、
鳥羽法皇や崇徳上皇、美福門院得子、藤原摂関家など
名だたるメンバーを招待することにします。

清盛も、その歌会の招待を受けることになったわけですが、
「一首お詠みいただきます」との言葉に
たちまち顔色が変わる清盛です。

困った清盛の頭にのぼったのは歌の上手な西行(佐藤義清)ですが、
彼は高野山に上っていて会うことができません。
清盛は信西に頼み込みますが、きっぱりと断られます。

清盛が棟梁になったことは、源義朝の耳にも届いていて
従五位下 下野守に任ぜられた義朝は
珍しく、丁重な祝いの言葉を清盛にかけます。

そこに現れたのは常盤御前。
そう、いつぞやの酒売りの少女であります。
今は義朝の側室、3ヶ月後には子どもも生まれる予定です。

屋敷に戻った清盛は、義朝から受けた
“家を背負う男子”と“それを支える女子”の姿について
時子に熱く語りますが、
女房どのは、主の話も聞かず大きな口を開けて爆睡(笑)。


義朝は常盤の元に通っていて、
由良御前はおいてけぼりを食っております。

7歳の鬼武者(のちの源 頼朝)は、由良の味方をしますが
中宮呈子に仕える常盤の力で
義朝が朝廷の中で力を持つきっかけになるのなら
それはそれで喜ばしいことだ、と堪えています。

しかし父の源 為義は、源氏に代々伝わる太刀『友切』を
義朝の弟・源 義賢に授けてしまいます。
つまり、義朝に並ぶだけの力をつけてほしいという
為義の気持ちであります。

「お前は強うなりすぎた。おのが父の誇りを
踏みにじって何の痛みも覚えぬほどにな!」
未だに検非違使にすぎない為義の立場を越えて
従五位下任官というのが影響したようです。

それを知った義朝は、為義と決別し
己が信じる道を進むことにしました。
源氏の骨肉の争いの始まりです。


清盛の4人の子らは、盛国の指導のもと書の稽古に励みます。
それを黙って見ていた平 時忠は、三男の清三郎に耳打ちします。
「正妻の1番目の子が清三郎などと、いかにもおかしい」

つまり清三郎や清四郎よりも
明子との子である重盛や基盛の方が可愛がっているというのです。
いずれ冷や飯食らいとなる清三郎らは寺にでも送られるから
文も武も習得しなくてもいいのだ、と。

それを聞いて清三郎は相当なショックを受けます。

歌会のことで頭がいっぱいの清盛は、平氏の運命がかかっていると
ちょっとやそっとのことで周囲のものに怒鳴り散らす有様。
そこに清三郎大荒れの知らせが舞い込んで
清盛はついに大爆発します。

「明子ならば、もっとしかとした棟梁の妻となっておったぞ!」
時子の表情が一変、涙を浮かべて部屋から飛び出していきます。

清三郎大荒れの元凶たる時忠も時子の肩を持ちます。

時子は、琵琶を弾けなくなったのではなく
耳に残る明子の音色をかき消されとうないのだ、という
十数年前の清盛の言葉があったからこそ、琵琶を辞めたのです。

十何年も前のことぞ、という清盛に、
時忠は留めの一発を食らわせます。
「ですから十何年も守っておいでなのです」

すべては自らがまいた種であり、
その種から芽が出た花に文句をつけている清盛。
ワガママ勝手な自分を少し反省しています。


いよいよ家成別邸で歌会が催されることになりました。

清盛の歌の番になると、読み手の藤原成親は
「かようなもの読めませぬ」と声を振るわせます。
そこで代わって、清盛本人が読み上げることに。

重盛に 基盛それに
 清三郎
  清四郎みな われらの子なり

藤原頼長は目くじらを立て、
崇徳上皇は「もはや歌ではない」と酷評。
同席していた雅仁親王は大爆笑であります。

お題は『春』なのですが、それらしい言葉は一つもありません。

ただ、歌会のことで心を奪われていた清盛は
言ってはならないことを時子に言ってしまいました。
それ以来、妻のことが心を占めて
歌のことは考えられなくなりました。

先妻の後添えとしてやってきた時子としては
それなりに引け目もあったのかもしれませんが、
それをおくびにも出さず、いつも明るく
『春』の日だまりのような女子だと言いたいわけです。

鳥羽法皇も言っていましたが、清盛はもしかしたら
自分たちが持っていないものを持っている人物なのかもしれません。

ともかく、清盛は屋敷に戻って
4人の子らとともに時子の琵琶を楽しみます。
ようやく訪れた、一家団欒の日日です。

──────────

仁平3(1153)年3月2日、
源 義朝が従五位下 下野守に任じられ、
関東を地盤として地位を高める。

治承4(1180)年8月17日、
源 頼朝が挙兵して平氏に反旗を翻すまで


あと27年5ヶ月──。


作:藤本 有紀
音楽:吉松 隆
題字:金澤 翔子
──────────
松山 ケンイチ (平 清盛)
玉木 宏 (源 義朝)
松田 翔太 (雅仁親王)
深田 恭子 (時子)
三上 博史 (鳥羽法皇)
豊原 功補 (平 忠正)
金田 明夫 (鎌田通清)
森田 剛 (平 時忠)
矢島 健一 (藤原教長) ※ ピンクレジットなし
──────────
山本 耕史 (藤原頼長)
田中 麗奈 (由良御前)
阿部 サダヲ (信西)
井浦 新 (崇徳上皇)
加藤 浩次 (兎丸)
武井 咲 (常盤御前)
岡田 将生 (源 頼朝・語り)
──────────
小日向 文世 (源 為義)
和久井 映見 (池禅尼)
上川 隆也 (平 盛国)
松雪 泰子 (美福門院 得子)
中村 梅雀 (平 家貞)
──────────
制作統括:磯 智明
    :落合 将
プロデューサー:櫻井 壮一
演出:中島 由貴


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『平 清盛』
第18回「誕生、後白河帝」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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