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2012年8月14日 (火)

プレイバック義経・(32)屋島の戦い

元暦2(1185)年2月17日夜半、
摂津の港を出た源 義経軍の船は
暴風雨で嵐と化した海にもみくちゃにされています。

海で育った駿河次郎も、さすがにマズいと思ったか
「帆を下ろしますぜ!」と義経に進言しますが、
義経はそれを止め、刀で数箇所切れ目をいれて風の逃げ道を作ります。

そういった甲斐があってか、
摂津から淡路島を回って阿波勝浦まで3日かかるところ
わずか1日で渡航することができました。

渡った先では、「平家追討はそれがしの宿願」という
近藤親家が義経に味方すると言ってくれます。
ともかく、一刻も早く屋島へ急ぎたいところです。
阿波勝浦から陸路を通り、峠を越えて屋島へ向かいます。

義経軍はわずかに250ほどですので、
敵を急襲したところで、敵に兵数を見破れれば
押し戻されてしまうのは必定であります。

ここは、敵に義経軍の兵数を分からせぬよう
薪を炊いて辺りを煙で覆い、そのスキに急襲することにします。

ただ、屋島には義経の妹・能子がいるはずです。
弁慶は、義経にとってたった一人の妹であることを気遣いますが
「味方の士気に関わる」と、義経は能子のことを考えないようにします。


屋島へは、源氏軍が海から攻撃してくると考えて
そう布陣していた平氏軍は、
義経軍が背後から急襲したことで大混乱に陥り
ひとまず安徳天皇と三種の神器を守るために
船に乗せて沖に逃げることにします。

しかし、逃げ出してみて義経軍の数の少なさに気づいた平 資盛は
すぐに反撃に出るべし! と平 宗盛を説得しますが、
相手の大将が義経であり、どんな策略で攻めかかるか分からぬと
宗盛はしばらく様子見することにします。

それを聞いた時子は少々ガッカリです。
領子や明子らは、奇襲作戦ばかりの義経を
少し小馬鹿にしているようでありまして、
時子は義経の武将としての器量を試してみます。

つまり、能子を乗せた小舟を浮かばせ、
赤い扇を射て見よと挑発するわけです。

あるいは源氏方に(狙う狙わぬは別にして)
射殺されてしまう危険性もありますが、
能子はその覚悟もでき、自ら志願して船に乗ります。


源氏の威信にかけて、的を射落とせる弓の名手を集めさせますが、
自信たっぷりの武将たちが居並ぶ中で、
那須与一のみは「それがしには無理にございます」と辞退。

戦場に慣れない与一は、気持ちの上でも高揚しているし
山からの吹き下ろす風もあって矢が定まらない。
おまけに的の方も波でゆらゆら揺れているので、
とてもとてもとても難しいわけですね。

おまけに、もししくじれば源氏の恥ともなるので
辞退させてほしい、と懇願。

しかし義経は、そんな自信のない与一を見込んで弓を託します。
謙虚さは用心深さとなり、物事を見極めようとします。
周囲の状況を正確に汲み取る与一を評価してのことです。

南無八幡!

放たれた矢は扇の柄を見事に貫き、
ひらりひらりと舞った扇は海に落ちていきます。


それに続く戦いで、
資盛が放った義経への矢を防いだ佐藤継信を亡くします。

平泉から義経に従い、苦楽を共にしてきた継信。
義経はその死をいたく嘆き悲しみます。

──────────

元暦2(1185)年2月19日、
屋島の戦いが讃岐国屋島(現・高松市)で行われる。

元暦2(1185)年5月24日、
源 義経が兄・源 頼朝に弁明の腰越状を送るまで

あと3ヶ月──。


原作:宮尾 登美子
   「宮尾本平家物語」「義経」より
脚本:金子 成人
音楽:岩代 太郎
脚本協力:川上 英幸
    :眞鍋 由起子
題字:陳 燮君
タイトル画:宮田 雅之
語り:白石 加代子
──────────
[出演]
滝沢 秀明 (源 義経)
南原 清隆 (伊勢三郎)
うじき つよし (駿河次郎)
伊藤 淳史 (喜三太)
海東 健 (佐藤忠信)
宮内 敦士 (佐藤継信)
長谷川 朝晴 (鷲尾三郎)
小栗 旬 (梶原景季)

今井 翼 (那須与一宗高)
中越 典子 (建礼門院徳子)
戸田 菜穂 (輔子)
小泉 孝太郎 (平 資盛)
後藤 真希 (能子)
──────────
鶴見 辰吾 (平 宗盛)
かとう かずこ (領子)
夏川 結衣 (明子)

松坂 慶子 (時子)

松平 健 (武蔵坊弁慶)
──────────
制作統括:諏訪部 章夫
演出:木村 隆文

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