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2012年10月28日 (日)

(42) 〜平家を討て!〜 鹿ヶ谷の陰謀

清盛、後白河院の決別──。
平清盛と後白河法皇の間に生じた決定的な亀裂。

清盛と明雲の陰謀──。
清盛は比叡山の僧・明雲と謀り、
後白河勢力の追い落としにかかります。

西光の息子を流罪へ──。
「我が子を二人とも流罪にすると仰せか!?」by 西光
「面白うないのう」by 藤原成親

「あやつは……平 清盛は……わしの力を削ぎ、わしを退けて
この国を思うままに操ろうと企んでおるのじゃ!!」by 後白河法皇

後白河院の反撃が、深く静かに始まろうとしていました。

安元3(1177)年4月 京・鹿ヶ谷──。

坊さんから高貴な人々、それに武士まで
月も昇る深夜に山奥の山荘へ向かって移動しています。
ただ、その正体がばれないように
それぞれ軽く変装しているようです。

ふくろうもキョロキョロと振り返ります。

「機は熟した。これより我らは平家を討つ……!」
遠くから見れば尼さんに見える変装ぶりの
後白河法皇がそう口を開きます。

平家は第一の武家であるので、対抗できる勢力として
摂津源氏から多田行綱も招集をかけているわけです。

寺の領地を活用するために、法勝寺執行の俊寛も呼ぶという
朝廷にしてはとてもとても根回しがよく(笑)。
宇治布30反を持ち込ませ、大量の源氏の旗を作るという藤原成親に
多田は首を立てに振らざるを得ません。

まずは、福原にいる平 清盛を
都におびき寄せることから始めます。


伊豆の北条政子は、父の時政に呼び出され
山木兼高の元へ嫁入りするように命じられます。

しかし政子は、
源 頼朝がどんどん朽ち果てていくのが耐えられず
放っておけないわけです。

時政は政子を平手打ちします。
「佐殿には関わるなと、言うたはずじゃ」


5月4日、比叡山延暦寺で読経中の天台座主・明雲を
法皇の命により根も葉もない言いがかりで捕縛・拷問、
座主解任と所領召し上げを決めます。

朝廷内では、流罪と断じる前に
相応の詮議と配慮があって然るべきで、
流罪相応としても、猶予の仰せがあるべきもの。

しかし法皇は、時を経ずして伊豆に流罪と決めました。

5月23日、処分に怒った比叡山の山法師たちは
源 頼政の警護により伊豆に護送される途上の明雲を略奪。

……とはいえ、ここまでは法皇の読み通りです。
この先も、“手はず通り”に事を進めることにします。

手はず、とは
法皇の命で平家に山法師たちを攻めさせるわけです。

参内した平 重盛と平 宗盛は
山法師たちの強訴があったのならいざ知らず
こちらから攻め滅ぼすなど聞いたことがない話と躊躇。

清盛の指図をあおぐことにします。

28日、清盛上洛。
しばらくは様子見をして、
法皇の出方を探ることにします。


平家を討つよう命じられた多田は、頼政の館を訪問し
法皇を筆頭に平家打倒の計画が進んでいることを打ち明けます。
法皇を訪ねてきた清盛を捕まえて人質にし、
六波羅の平家を攻め滅ぼすという全容です。

しかし頼政は、酒席での思いつきで倒せるほど
平家は脆くないと多田に忠告します。


決行は3日後の6月1日──。

そんな時、重盛の妻で成親の妹である経子が御所を訪問します。

5月29日は兄妹の父・藤原家成の命日であり
清盛入道も都合良く京に滞在していることもあって
盛大に法要を執り行ってはどうかと相談に来たわけです。

ただ、一瞬でも“事が露見した!?”と焦る法皇側ですw

平家を立てていた家成から見て、
平家を滅ぼそうと画策している成親は
“親不孝者だ”と自嘲しますが、

西光はあくまで、平家の首を取ってやると息巻きます。


決行の日の前日、夜遅くに
多田が決死の覚悟で清盛を訪ねてきました。

「実は……平家打倒の企てが密かに進んでおりまする!」
決行時には掲げよと成親に与えられた源氏の白旗を
動かぬ証拠として見せると
重盛は義兄の謀反に驚き、清盛は怒り狂います。

翌朝。
家成の法要で急ぎの呼び出しを受けた成親は
訪問したところで捕えられます。
読経中の西光も、
伊藤忠清の大軍に攻められてあえなく逮捕。

法皇は、苦虫をかみつぶしたような表情です。

「聞こえたか? 無頼の高平太」
清盛の前に引き出された西光は
自身が敬って止まぬ信西入道が目指していた国造りを
清盛ができるわけがない、と清盛を罵り始めます。

最初こそ黙って聞いていた清盛も、
激昂して西光を何度も蹴り上げます。


雨の中、政子が頼朝の前に姿を現しました。
山木家へ嫁入りのために向かっていたはずですが、
頼朝のことが急に気になり出したらしいのです。

政子は、驚く頼朝に構わず
髭切の太刀を頼朝に突き出します。

伊豆から平氏の繁栄を見ておれ、と言うのは
頼朝が今送っているような
慎ましい暮らしをせよ、ということではない、と。
もしそういうことであれば、なぜこの髭切を渡したのか、と。

「武士の魂を忘れるな、ということではないのか!」
志半ばで倒れた父・義朝の無念を思い、
己自身の境遇を振り返り、頼朝は決心します。
政子の言葉に心を動かされたようです。

山木家へ戻ろうとする政子の腕を頼朝は掴み
政子をしっかりと抱きしめます。

──私は、私の“明日”を見つけた。


その時、平 清盛は“明日”を見失いかけていた──。

「洛中引き回しの上、朱雀大路にて斬首せよ」
蹴り上げ続け、重盛に止められた清盛は
西光の処罰を命じます。

──────────

安元3(1177)年6月1日、
平 清盛の西八条邸を多田行綱が訪れ、平氏打倒の謀議を密告。

治承4(1180)年8月17日、
源 頼朝が挙兵して平氏に反旗を翻すまで


あと3年2ヶ月──。


作:藤本 有紀
音楽:吉松 隆
題字:金澤 翔子
──────────
松山 ケンイチ (平 清盛)
松田 翔太 (後白河法皇)
深田 恭子 (時子)
森田 剛 (平 時忠)
藤本 隆宏 (伊藤忠清)
田口 浩正 (平 貞能)
梶原 善 (平 宗清)
窪田 正孝 (平 重盛)
──────────
岡田 将生 (源 頼朝)
杏 (政子)
塚本 高史 (藤九郎)
吉沢 悠 (藤原成親)
細川 茂樹 (藤原基房)
加藤 虎ノ介 (西光)
阿部 サダヲ (信西(回想)) ※ ピンクレジットなし
──────────
松田 聖子 (乙前)
宇梶 剛士 (源 頼政)
遠藤 憲一 (北条時政)
上川 隆也 (平 盛国)
──────────
制作統括:磯 智明
    :落合 将
プロデューサー:櫻井 壮一
演出:渡辺 一貴


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『平 清盛』
第43回「忠と孝のはざまで」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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