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2012年10月17日 (水)

プレイバック義経・(42)鎌倉の陰謀

京に戻った源 義経は、御所に上がって
後白河法皇にさっそく帰還のご報告。

源 頼朝の命で、近江の地で
平 宗盛親子を斬首の刑に処したことも伝えますが、
南都に送られた平 重衡も処刑されたことを聞かされた義経は
己のやったことの大きさに、言葉もありません。

とはいえ、義経が鎌倉には入なかったことを知る法皇から
「九郎がおれば都は安泰」「この後も励むがよい」と
優しく声をかけられれば、
法皇にすがって生きていく他ありません。

──頼朝の唯一の恐れは義経のようです。

法皇は、自身の使者を鎌倉に入れなかった頼朝の
朝廷に対する動きを封じるためには、
義経を切り札にするのが得策です。


鎌倉にも、宗盛斬首の報告がもたらされます。

情に厚い義経ならば、
宗盛父子の助命嘆願もあり得ると考えていただけに、
命を伝えた翌朝に処刑したということは
まずは安堵というところです。

ただ、これだけで義経が頼朝に従うようになるかは別です。
何せ、義経の所領24ヶ所を奪った事実を彼はまだ知らず、
仮にそれを知ったとき、
一気に“反頼朝派”に傾くかもしれないからです。

京にいて、義経に近づく者がいることも気がかりです。
そのあたり、義経がしっかりわきまえてくれれば
頼朝も安心なのですが、
情を欲する義経には、少し難しいかもしれません。


京の屋敷で穏やかに杯を傾ける義経。
その彼に、衝撃が走ります。

義経が治める領地24ヶ所の
義経が任命した代官を頼朝は全員罷免、
代わりの代官を鎌倉から派遣するという事態。

所領召し上げとなれば、鎌倉への奉公もこれまでです。

このころの都には天変地異が重なり、
多くの民が焼け出されてしまいます。
義経は検非違使として炊き出しなどに務め
都の民の評判は上がる一方です。

そんなとき、
倒れる寸前のうつぼがお徳に連れてこられます。
流行病で寝ついた夫を今回の地震で失い、
都のあちこちをさまよい歩いていたようです。

しばらくは義経屋敷で養生することを勧めますが、
流行病にもかからず、建物の下敷きにもならなかったのは
生かされたこの命をひとりで生き直せとの
お告げのように思えてなりません。

誰の助けをも借りずに、女がひとり生きていけるように
商いを覚えたいといううつぼは、
お徳のような組紐屋限定の商いではなく
いろいろなものを手広く商う
吉次のところに預けられることになりました。

ともかく、義経がこうした復興の先駆けとなったことから
その褒美として、法皇から伊予守に任じられます。
言わずと知れた無断任官であり、一旦は辞退する義経でしたが
結局は押し切られてしまいました。


頼朝は、父・義朝の追悼供養のために
仏具を揃えたいらしく、梶原景時を京に派遣します。

仏具が揃うまでじっくりと見聞せよとの命ですが、
これはすなわち、
義経や法皇を監視せよという意味にも取れます。

9月はじめ。
上洛した景時は、京に留まる義経に挨拶に訪れます。

伊勢三郎や駿河次郎らは、
頼朝との仲違いの元凶が景時にあるかもしれない中で
何を企んでいるか分からないだけに
追い返した方がいいと主張しますが、

義経は、ともかく会ってみることにします。
萌の父からの伝言も受けておりますので、萌も同席です。

義経が座から離れた後、景時は
「障りがあれば、東国に戻るも良し、と」と尋ねてみますが、
穏やかに過ごせている今、萌にその気はありません。

しかし、義経の元を離れなければならないのか。
萌自身も身の振り方を悩むところではあります。


問題児・源 行家が義経を訪ねてきました。

領地を召し上げられた今
鎌倉は義経を敵と見なしているのであり、
義経が頼朝を討伐する助太刀をしたい、というのです。

今の義経には、全くもってそのような考えはないわけですが、
頼朝の国造りに与せず、義経が考える国を探し求めることこそが
鎌倉に対する謀反であると言いきった行家の言葉に、
義経は大いに悩みます。

行家は、何度も何度も屋敷を訪れては
くり返し義経を説得するのですが、
その動きはまたたく間に鎌倉の知れるところとなります。

行家と手を結んだ時点で、鎌倉に弓を引くのは明白。
ゆえに義経追討軍を差し向けたいわけですが、
鎌倉から兵を送り込むことはできません。

義経が伊予守の任官を受けている以上、
それに兵を向けるというのは
朝廷を敵に回すということであり、逆賊です。


何者かが、京の町を歩いております。
義経の知らないところで、事態は進んでおりました。

──────────

原作:宮尾 登美子
   「宮尾本平家物語」「義経」より
脚本:金子 成人
  :川上 英幸
音楽:岩代 太郎
脚本協力:眞鍋 由起子
題字:陳 燮君
タイトル画:宮田 雅之
──────────
[出演]
滝沢 秀明 (源 義経)
松平 健 (武蔵坊弁慶)
上戸 彩 (うつぼ)
南原 清隆 (伊勢三郎)
うじき つよし (駿河次郎)
伊藤 淳史 (喜三太)
海東 健 (佐藤忠信)
長谷川 朝晴 (鷲尾義久)
尾野 真千子 (萌)

石原 さとみ (静)
六平 直政 (土佐坊昌俊)
松尾 貴史 (大江広元)
五代 高之 (善信)
白石 加代子 (お徳(回想))
──────────
平 幹二朗 (後白河法皇)

財前 直見 (北条政子)
大杉 漣 (源 行家)
草刈 正雄 (平 知康)
夏木 マリ (丹後局)
中尾 彬 (梶原景時)
小林 稔侍 (北条時政)

中井 貴一 (源 頼朝)
──────────
制作統括:諏訪部 章夫
演出:柳川 強

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