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2012年10月30日 (火)

プレイバック義経・(44)静よさらば

源 義経が京を離れることには、案の定
源 行家が噛みついてきました。

我らは官軍! という思いが非常に強いわけですが、
自軍が300しかないのに対し、鎌倉軍は10万。
圧倒的大差で、不利です。

京を離れるにあたって、義経から後白河法皇に
西国方面へ派遣してくださるように奏上していて、
義経は地頭として九州へ、行家は四国へ遣わされます。

屋敷に戻った義経は、いろいろと身辺整理を始めます。

義経正室の萌は鎌倉へ戻ることになりましたが、
静は正直迷っております。
気持ちの上では義経に従うことに全くの迷いはないのですが、
そうなると、京でひとり残される母がとても心配です。

母は笑って「付き従うことじゃ」とやんわり諭します。


京を出発した義経主従は、
摂津国大物浦から海路を経て豊後国へ向かうことにします。
四国へ向かう行家とは、大物浦でお別れです。

しかし、海原に出てみると大雨に大しけで、
それでも元船乗りの駿河次郎のおかげで
どうにかこうにか進みつつあり。

途中、黒海の中にポツンとひとつの光があり。
どうやら松明のようですが、
こんな悪天候に誰が何のために?

すると、その1つの光がまたたく間に燃え広がり
その中心からひとりの武将が現れます。
亡霊姿の平 知盛です。

慌てて引き返そうとしますが、船が言うことを聞かず。

気づけば、亡霊は船の中に乗り込んで
すぐそこにまで迫っております。

この世をさまよっている、と武蔵坊弁慶が念仏を唱えると
亡霊はさんざん苦しみ、消滅していきますが
義経主従の乗った船は、そのあおりを受けてか
転覆してしまいます。

海岸に打ち上げられた義経主従ですが、
とりあえずは全員無事のようです。
和泉あたりの海岸らしいのですが、
ひと一人おらず、確認する手段がありません。

もしホントに和泉なら、西国へはほとんど進めていませんね。
(むしろ逆方向に進んだ?)


駿河国黄瀬川まで進軍してきた源 頼朝は
ここから京の様子をうかがっておりました。

ここ黄瀬川は5年前、義経との再会を果たした
兄弟にとっては運命の土地ではありますが、
今はその弟を討つために着陣しているのは
何とも運命のいたずらでしょうか。

義経と行家が西国へ落ちたことを知ると
深追いするのをよしとせず。
奥州藤原氏への懸念もあり、鎌倉へ戻ることにします。

鎌倉の大倉御所に戻った頼朝は
法皇が鎌倉へ派遣した平 知康と対面。

今までたくさんの朝敵を滅ぼして
朝廷に対して忠誠を貫いてきたのに、
今回は叛逆の徒として追討の院宣が下されたことに
頼朝は相当不満感を募らせているようです。

苦し紛れの知康は、頼朝追討の院宣を出したのは
『天魔のなせるワザ』、つまり魔が差したというわけです。

そのような言い訳に呆れて言葉が出ない頼朝ですが、
法皇の気持ちは無論鎌倉にあるという知康の言葉を聞いて、
義経・行家の追討の認可と、
それによる国ごとに守護、荘園に地頭の設置認可を
強く求めます。

今までは、法皇の存在をちらつかせば相手は平伏するばかりで
こちらの思う通りに物事が進んでおりましたが、
頼朝は、今までのやり口では全く効果はありません。
知康の顔色は、ますます青くなっていきます。


いろいろ情報を探っていた弁慶ですが、全く収穫がありません。
しかし、法皇が義経追討の院宣を出したらしいという
ウワサだけは入手します。

それに驚いた義経は、
伊勢三郎ら行方知れずの郎党たちのことを案じつつも
弁慶と静の3人で京を目指すことにします。

途中の寺で追っ手に襲撃された義経一行は
鞍馬寺で教えを請うた鬼一法眼に助けられます。
どうやら法眼も知盛の亡霊は目撃したそうで、
慌てて下山したのだとか。

法眼は、都に戻るという義経を必死に引き止めます。
都には、すでに義経の居場所はないというのです。

西国への道は、知盛の亡霊によって断たれたも同然で、
嵐の元凶となっている義経は京には入れず。

しかし法眼は、そこ以外で安穏に暮らしていれば
行方知れずの郎党たちも集ってこよう、とお告げし
義経一行を危険から早く逃してあげます。


各所で追っ手に悩まされる一行でしたが、窮地に陥ったとき
三郎と次郎、佐藤忠信と合流でき、敵を撃退できました。

あとは喜三太と鷲尾義久です。

一行は熊野を目指すため、ひとまず吉野に入ります。
吉野の寺に身を潜めれば、
しばらくは追っ手からの追及も逃れられそうです。

……と思ったのは甘かったようで、
寺の僧兵たちが集まり、義経たち逮捕に動くわけです。

吉野から熊野に向かいたいわけですが、
熊野は山道険しく、雪が降って寒いです。
静の身を案じればこそ、そのルートは避けたいのですが、

静は、自分が足手まといになっていることを感じ
義経たちを早く逃がすために一行と別れることにします。
静を京に送り届けるため、次郎と忠信がつけられました。

静かに降っていた雪が、
次第にその量を増し強くなっていきます。

ふたりの別れです。

「一時の別れぞ」「はい」

法眼が言ったように、いつかはまた再会できると
心のどこかで信じていたふたりですが、
これが今生の別になってしまうことなど
今のふたりにはとても考えがたいことでした。

──────────

原作:宮尾 登美子
   「宮尾本平家物語」「義経」より
脚本:金子 成人
音楽:岩代 太郎
脚本協力:川上 英幸
    :眞鍋 由起子
題字:陳 燮君
タイトル画:宮田 雅之
語り:白石 加代子
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[出演]
滝沢 秀明 (源 義経)
石原 さとみ (静)
南原 清隆 (伊勢三郎)
うじき つよし (駿河次郎)
伊藤 淳史 (喜三太)
海東 健 (佐藤忠信)
長谷川 朝晴 (鷲尾義久)
尾野 真千子 (萌)

阿部 寛 (平 知盛(亡霊))
大杉 漣 (源 行家)
床嶋 佳子 (磯禅師)
松尾 貴史 (大江広元)
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中井 貴一 (源 頼朝)

美輪 明宏 (鬼一法眼)
夏木 マリ (丹後局)
草刈 正雄 (平 知康)
財前 直見 (北条政子)
小林 稔侍 (北条時政)

平 幹二朗 (後白河法皇)

松平 健 (武蔵坊弁慶)
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制作統括:諏訪部 章夫
演出:木村 隆文

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