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2012年10月18日 (木)

『平清盛』視聴率

インターネット上の某媒体で、
「NHK大河『平清盛』視聴率ひとケタ脱出できるか?」
という記事が掲載されております。

ロンドンオリンピックの女子マラソン中継と放映時間帯が重なった
8月5日放送(第31回『伊豆の流人』)で
ついに視聴率1ケタ代(7.8%)に突入し、

某チャリティー番組の名物マラソンのゴール時間帯とこれまた重なった
8月26日放送(第33回『清盛、五十の宴』)でも
2度目となる1ケタ代(9.3%)を記録。

その上で、10月7日放送(第39回『兎丸無念』)、
それに続く10月14日放送(第40回『はかなき歌』)でも
それぞれ9.7%、9.6%と
2週連続の1ケタ落ちとなったと記事は伝えています。

一方で──。

“歴代大河ドラマ・最強ランキング”というものがあり、
1『龍馬伝』、2『篤姫』、3『新選組!』と
戦国時代に比べて人気度が上がりにくい
幕末時代の3作品がベスト3を独占。

さらに、放映当時は各方面からあれだけ文句が出ていた
『天地人』でさえ第7位、
『江 〜姫たちの戦国〜』は第8位であります。

その中でも、番組平均視聴率3割超えを果たした驚異的作品は
『独眼竜政宗』(第4位)、『秀吉』(第6位)しか
10位以内には入っておらず。

そんなランキングにあって、第10位にランクインしたのが
なぜか低視聴率に喘いでおります今年の『平 清盛』であります。

10位以内にランクインした作品の中で、
直近10年間に放映された作品は全部で6作品あります。

ということはつまり、大河ドラマというものは
高視聴率作品は、それこそよっぽどインパクトが強くなければ
時間の経過とともに忘れられがちであり、
逆に低視聴率作品は、後から再度見直した時に
再評価される場合がある、と言えるでしょうか。


大河ドラマファンとしましては、某媒体にあったような
「視聴率回復はかなり難しいんじゃないの」などという
たかだかスポーツ紙の芸能デスクたる人に
とやかく口出ししてもらいたくないわけですが(^ ^;;)


言われンでも分かっとるわいッ!!

実際に、番組が最終回を迎えた時に
“番組平均視聴率”が2ケタになる条件、
さらには、現時点での歴代最低視聴率記録保持作品である
『花の乱』を下回らないようにするための条件を
計算してみました。

※ “条件”とは、番組内容改善等のことではなく
 あくまでも視聴率上で何%必要かを計算したものです。


「番組平均視聴率」は“1話ごとの視聴率の合計”を
“話数”で割ったもの、という前提でいきますと、
『平 清盛』第40回までの視聴率合計は502.1ポイントです。
ちなみにこの時点での平均視聴率は12.55%となります。

50話放送される予定の『平 清盛』が
番組平均視聴率で1ケタに突入しない、
逆に言えば“番組平均視聴率で2ケタに残れる”のは
10.0ポイントの50話分なので、500ポイント。

ということは、現時点での視聴率合計502.1ポイントは
500ポイントをわずかながら上回っているので、
第41〜50話で視聴率が全く取れなかったとしても
番組平均視聴率が1ケタになることはまずありませんよね。

仮に第41〜50話で視聴率ゼロだった場合、
番組平均視聴率は10.04%になりますw


歴代大河ドラマで歴代最低視聴率の記録を持つ『花の乱』の
番組平均視聴率は14.1%であります。
仮に『平 清盛』と同じ50話放送されたとすると(実際には37話)
その視聴率合計は705ポイントとなります。

ということは、『平 清盛』が『花の乱』を上回るためには
最終回を迎えるまでの間に
視聴率合計を705ポイント以上に蓄積することが必要。

分かりやすく言えば、502.1ポイントと705ポイントの差である
202.9ポイントを残り10話で獲得する必要があります。

これはつまり、ラスト10話で1話あたりの平均視聴率を
20.29%取っていかなければならないという
そんな厳しさを突きつけているわけで、

「今週は2ケタ行った?」「また1ケタに落ちた」
なーんて言っている現状では、
『花の乱』越えはまず無理でありましょうw


インターネットラジオ『ヤッテキ!!』でも言いましたが、
Kassyは「最低平均視聴率を取るな」と
言っているわけではありませんで。

ここまで来れば、もう記録更新は止むなしでありまして、
番組制作者としても、番組視聴者としても
次を見据えたいところなのです。

『八重の桜』……戦国時代の武将などに比べると
マイナーな人物、マイナーな時代を扱いますので
視聴率的にも苦戦するのではないかとKassyは予想していますが、

2014年放送の大河ドラマが発表されたことですし、
民放を含め、時代劇と言われる番組が
少しずつ姿を消していっている中で、
大河ドラマにはずっとずっと頑張っていってほしいと
切に願っています。

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