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2012年11月25日 (日)

(46)頼朝挙兵 〜目覚めよ! 清盛〜

治承4(1180)年4月──。

以仁王が発した平家打倒の令旨が、
伊豆の源 頼朝の元にも届きました。

敗軍の将の子として伊豆に流されて20年、
頼朝は不遇の時を過ごしてきただけに
北条政子は「今こそ!」と頼朝を煽りますが、

あの畏れ多い平 清盛に軍勢を差し向けても
にわか仕立ての軍勢では勝てる相手ではないと戸惑っています。

ただ、源三位頼政が呼びかけに応じて立ち上がったと知り
たちまち顔色が変わる頼朝。

頼政は、平治の乱で義朝を見限って平家方に寝返ったわけですが、
令旨を持参した源 行家によれば、あの時平家方に寝返ったのは
まさにこの好機到来の時のためであるらしいです。

頼政が立ち上がると聞いて全国の源氏は勢いづいていますが、
源氏の嫡流、義朝の忘れ形見である頼朝が立ち上がったと知れば、
さらに勢いづくことでしょう。

北条時政も、藤九郎も、政子も、頼朝を期待を持って見つめます。
頼朝は頷き、ついに戦支度を始めます。


清盛の元へ、蝶のように舞い込んできた仏御前は
まさに清盛にべったりでありまして、
清盛の寵愛を一身に受けているようです。

それまで可愛がってもらえた祇王と祇女は、
仏御前が寵愛を受けている以上
自分たちには居場所がないと福原を去り、
亡き兎丸の妻・桃李や、子の小兎丸は
清盛の国造りに対して少し疑問を感じ始めます。

その清盛が急に上洛し、頼政を呼び出します。
以仁王の館に集まっていた八条院暲子をはじめ
頼政・仲綱父子らは「まさか露見した!?」とおののきます。

ひとまず様子うかがいに六波羅に出仕した頼政ですが、
拍子抜けするほど、清盛は特に変わった様子もなく
福原へ遷都する段取りについて頼政に熱く語ります。
複雑な面持ちの頼政です。


平 知盛が病気にかかったらしく、清盛は見舞いに訪れます。
しかし峠は越したとみえて、さっさと福原へ戻ろうとします。

平 宗盛は、しばらく六波羅にとどまるように勧めますが、
平 時忠が「早うお帰りになりたい訳があるのであろう」とニンマリ。
無論、最近夢中になっている仏御前のことを言っているわけですが、
何も知らない時子の前で、清盛は大慌てです(^ ^;;)

清盛がまさに帰ろうとしたその時、知盛はつぶやきます。
「床に頭を付けておるとよう分かるのです。馬が駆け回っておるのが」

その言葉を不思議に感じつつ、やはり仏御前が恋しいか
清盛は福原に即日帰ってゆくわけですが、
時忠が調査し、追いかけるように福原へ報告に向かいます。

「以仁様が、諸国の源氏に平家打倒の令旨を出された──」

でも、報告を聞いて慌てふためく清盛ではありません。
以仁王が兵をかき集めても、たかが知れているわけです。
「まことならば、以仁さまを捕らえねばならぬ」
まずは、その令旨が本物かどうかを確かめさせます。


令旨の一件が露見したことを知った以仁王と頼政は
まずは園城寺に難を避けます。

むしろそのことで、頼政が平家に反旗を翻した事実を知った清盛は
同じ武士でさえ清盛が目指す国造りを
分かってもらえていなかったことに清盛は大激怒です。

「わしの国造りを分からぬものは、この国には要らぬ!」
先ほどまであおっていた杯を叩き割り、
頼政を討ち取るように平 盛国に命じます。

平家方の激しい追討軍が迫り、
以仁王を逃がした頼政と仲綱は徐々に追いつめられていきます。
「あの方は……この国の宝か? それとも災いか?」
仲綱とともに、頼政は自害して果てました。

頼政の自害に続き、以仁王は討ち死に。
以仁王をけしかけ、励ました八条院は崩れ落ちます。
以仁王の乱は、あっけなく終わりました。


清盛は、遷都を急がせます。
しかし福原には都らしい都は作り上がっておらず、
公卿が住める館も都の仕組みも、何もかも出来上がっておりません。

今すぐ遷都というのは、明らかに無理な話であります。
一門の誰もが異を唱えますが、
清盛は10日のうちに遷都を進めてしまいます。

もし清盛の意に反して都に残るならば、一門といえども
以仁王の残党もしくは後白河法皇に味方する裏切り者と見なして
処罰する命令を出します。

6月、安徳天皇と高倉上皇、中宮徳子が福原に移りました。


福原に移った高倉上皇は、院政を摂政の藤原基通に託し
京に都還りしたいと言い出します。

上皇が政治の一切を摂関家に託したとあっては
清盛の国造りは名分を失ってしまいます。
清盛は逆上し、自分に逆らう者は死罪と厳命します。

権勢欲とは、こうしたものを言うのでしょうか。
今の清盛は、完全に自分というものを見失っております。
ここはわしの世じゃ……とつぶやく清盛は
逃げ惑う仏御前を「殺せ!」と命じます。

振り上げた手を下ろそうとした瞬間、
清盛の脳裏に、白河法皇によって
母の舞子が射殺された様子がフラッシュバックします。

「やめよ!」
気を失って倒れた仏御前の前に立ちはだかり
射手を下がらせた盛国は清盛を凝視しますが、
清盛は唸ってばかりいます。

「暗闇ばかりじゃ……ここからの眺めは」
手に入れても手に入れても、光には届かぬ──。
もしかしたら、それは
頂点に立った者でしか分かり得ないことなのかもしれません。

そこへ、伊豆で頼朝が挙兵したと
伊藤忠清が急を知らせにきました。

先ほどまで狂ったようだった清盛は
這いつくばりながらも宋剣を掴み、
力強く立ち上がります。

彼の目は、大粒の涙で濡れていました。

──────────

作:藤本 有紀
音楽:吉松 隆
題字:金澤 翔子
──────────
松山 ケンイチ (平 清盛)
松田 翔太 (後白河法皇)
藤木 直人 (西行)
深田 恭子 (時子)
森田 剛 (平 時忠)
藤本 隆宏 (伊藤忠清)
田口 浩正 (平 貞能)
西島 隆弘 (平 頼盛)
佐藤 仁美 (八条院 暲子)
玉木 宏 (源 義朝(回想))
吹石 一恵 (舞子(回想))
(※ 西島〜吹石:ピンクレジットなし)
──────────
岡田 将生 (源 頼朝)
杏 (政子)
塚本 高史 (藤九郎)
木村 多江 (仏御前)
──────────
宇梶 剛士 (源 頼政)
遠藤 憲一 (北条時政)
上川 隆也 (平 盛国)
──────────
制作統括:磯 智明
    :落合 将
プロデューサー:櫻井 壮一
演出:柴田 岳志


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『平 清盛』
第47回「宿命の敗北」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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