比較
自分のものがあって、
それがいいものなのかよくないものなのかは
当人としてはなかなか判断ができないものです。
例えば習字で、整った字かどうかというものだったり。
スポーツのフォームだったり、飲食店であれば味だったり。
そこで、いいものかよくないものかを判断するために
他人のものと比較するという行為が発生するわけですが、
比較することで、他人のいい部分はじんわりと見えてきます。
しかし逆に言えば、一度きりのパッと見では
他人のいい部分、つまり自分の足りない部分だけが目について
他人のよくない部分、自分が長けている部分には
目がなかなかいきません。
他人のものを見てみると、
何でもかんでもいいものに思えるわけです。
冷静に、第三者として分析するならば
何度も見てみて、何度も比較検討する必要がありそうです。
何度も何度も。
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