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2012年12月 9日 (日)

(48)幻の都 〜福原、さらばわが夢〜

最初に、記事タイトルにあるサブタイトルですが
あくまで公式なサブタイトルは“幻の都”なので
上のように書いておりますが、

新聞紙上では「幻の都、福原〜さらばわが夢」と
掲載されていたことだけ
忘れないうちに書き加えておきますね。


平家はもはや武門ではござりませぬ!
殿ご自身が……もはや武士ではござりませぬ!

決死の覚悟の伊藤忠清の言葉は、清盛の心に深く刻まれます。

一方、忠清は責任を感じて死の道を選び
平 盛国に介錯を頼みますが、
危機である今こそ忠清が平家の軸であると説き、
切腹を思いとどまらせます。


治承4(1180)年10月、鎌倉──。

富士川の戦いで勝利を収めた源 頼朝は
味方してくれた東国武士たちの土地を安堵します。
つまり、手柄を立てたものには相応の土地を与える。
頼朝は、そうした仕組みを作り始めたわけです。

「皆、我に従え」
ニッコリと微笑む頼朝でしたが、
その笑顔の奥には、是が非でもという決意というか
つべこべ言わさぬぞという圧力のようなものを感じます。


清盛が強引に福原に移した高倉上皇は病に倒れたまま
なかなか快方に向かう兆しが見えません。
中宮の徳子は、その原因が
清盛が強引に押し進めた福原遷都にあるのではないかと
ダイレクトに疑問をぶつけます。

疑問に思うのは何も徳子だけではありませんで、
公卿たちも清盛に対して悪口三昧であります。
藤原兼実も福原から京へ「還都!」、
つまり京に戻るべきだと言い出します。

公卿たちの文句を黙って聞いていた平 宗盛は、
清盛に改めて還都を願い出ます。
「ならぬ!」と清盛に足蹴にされた宗盛ですが、
いつもならイエスマンなので、頭を下げるところ
今回ばかりは食い下がります。

重盛兄に比べれば、頼りない棟梁ではありますが
平家一門の役に立つことがあるとすれば、
それは清盛を諌め、還都してもらうことに他ならず。
泣きじゃくる宗盛に、清盛は返す言葉が見つかりません。

帰りなん、いざ
 (さあ、故郷へ帰ろう)
田園将に蕪れんとす
 (故郷の田畑は荒れ果てようとしている)
胡んぞ帰らざる
 (どうして帰らずにいられよう)
既に自ら心を以て 形の役と為す
 (これまで身を粉にして働き)
奚ぞ惆悵として 独り悲しまん
 (自らの心を犠牲にしてきたことを恨み悲しむまい)
往の諌められざるを悟り 来者の追うべきを知る
 (過去を悔やむことはやめ、これから先のことを考えよう)
実に途に迷うこと 其れいまだ遠からず
 (まだそんなに大きく道を外れたわけではない)

11月11日、福原に安徳天皇のための新しい内裏が落成しますが、
清盛は京への還都を決め、29日に福原を去ります。
棟梁の座を譲り、福原を本拠地として10年、
京から遷都してわずか半年の、短い都でした。


京に戻った清盛は、六波羅で
源氏と結びついた寺社の僧兵たちが起こした反乱を
平 重衡に鎮めさせます。

しかし、その重衡は12月28日
東大寺伽藍・大仏を含む南都の寺を
焼き尽くしてしまったわけです。

若(も)し我が寺興復せば天下興復し、我が寺衰弊せば天下衰弊す
東大寺創建時の、聖武天皇による詔(みことのり)の一節です。
公卿たちは、清盛はまだ懲りておらぬかと失望します。


「天は……平家を見放したのじゃ」
寂しそうにつぶやく清盛ですが、
そこに現れたのは、南都焼き討ちをした張本人・重衡です。

焼き討ちの事の重大さを理解していない重衡は、
僧を49人倒しただの、僧兵たちを抑えられるのは平家のみだの
場の空気を読まずに満面の笑みで戦果を延々と語っております。

「重衡……ようやった」
静かに言い、清盛は歩き出します。

──────────

作:藤本 有紀
音楽:吉松 隆
題字:金澤 翔子
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松山 ケンイチ (平 清盛)
深田 恭子 (時子)
森田 剛 (平 時忠)
藤本 隆宏 (伊藤忠清)
田口 浩正 (平 貞能)
梶原 善 (平 宗清)
西島 隆弘 (平 頼盛)
中井 貴一 (平 忠盛(回想))
豊原 功補 (平 忠正(回想))
三上 博史 (鳥羽法皇(回想))
伊東 四朗 (白河法皇(回想))
玉木 宏 (源 義朝(回想))
小日向 文世 (源 為義(回想))
加藤 浩次 (兎丸(回想))
中村 梅雀 (平 家貞(回想))
藤木 直人 (西行(回想))
窪田 正孝 (平 重衡(回想))
(※ 西島〜窪田:ピンクレジットなし)
──────────
岡田 将生 (源 頼朝)
杏 (政子)
塚本 高史 (藤九郎)
神木 隆之介 (源 義経)
青木 崇高 (弁慶)
相島 一之 (藤原兼実)
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遠藤 憲一 (北条時政)
上川 隆也 (平 盛国)
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制作統括:磯 智明
    :落合 将
プロデューサー:櫻井 壮一
演出:中野 亮平


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『平 清盛』
第49回「双六が終わるとき」

デジタル総合:午後7時10分〜 ←変更になっています!
BSプレミアム:午後6時〜

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