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2013年1月 8日 (火)

プレイバック新選組!・[新] (01)黒船が来た

大河ドラマ・プレイバックシリーズ。

2006年『功名が辻』、2005年『義経』と続けてきましたが、
今年は、その前年(2004年)に放送された『新選組!』と

東北地方が舞台の『八重の桜』関連ということで
同じ時代、同じ舞台地である『獅子の時代』(1980年)を
お届けしていきたいと思います。

およそ1週間に2回のペースで
上半期(〜6月)は『新選組!』を、
そして下半期(〜7月)は『獅子の時代』をお届け。

『新選組!』は以前から見たかったし、
『獅子の時代』は時代背景からは関連性が最も高いので、
そのどちらかを書きたいなぁ! と迷ったとき、
「ええい、両方書いちゃえ」という結論に達しました(笑)。

量としては今までの2倍のペースに匹敵しますが、
遅れないようにがんばります!


江戸時代末期、
世界に対して門を閉ざしていた日本は
開国を要求する黒船の来航によって
大きく揺れ動いていた。

開国か、攘夷か。
国は二つに分かれた。

これは幕末にあって
大きな時代のうねりの中に
自ら身を投じていった
若者たちの物語である──。


作:三谷 幸喜

音楽:服部 隆之

テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:広上 淳一
テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ
演奏:フェイス・ミュージック

時代考証:大石 学
    :山村 竜也
建築考証:平井 聖
衣裳考証:小泉 清子

殺陣武術指導:林 邦史朗
所作指導:西川 箕乃助
邦楽指導:本條 秀太郎
資料提供:三野 行徳
    :開陽丸

題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
 ─────
京ことば指導:井上 裕季子
土佐ことば指導:岡林 桂子

撮影協力:京都府
    :京都市
    :茨城県
    :茨城県伊奈町
    :千葉県フィルムコミッション
    :千葉県立房総のむら
    :会津若松市フィルムコミッション

    :粟生総本山光明寺
    :大本山金戒光明寺
    :大本山妙心寺
    :高台寺
    :伏見稲荷大社
    :大覚寺
    :長崎ハウステンボス

──────────

[出演]


香取 慎吾 (近藤 勇(島崎勝太))


藤原 竜也 (沖田総司)

山本 耕史 (土方歳三)


オダギリ ジョー (斎藤 一)

中村 勘太郎 (藤堂平助)

山本 太郎 (原田左之助)

堺 雅人 (山南敬助)

山口 智充 (永倉新八)

小林 隆 (井上源三郎)


優香 (深雪太夫)


麻生 久美子 (おりょう)

菊川 怜 (幾松)

八嶋 智人 (武田観柳斎)
照英 (島田 魁)

大倉 孝二 (河合耆三郎)
桂 吉弥 (山崎 烝)

中村 俊太 (浅野 薫)
熊面 鯉 (尾関雅次郎)

矢島 健一 (広沢富次郎)
乙葉 (おしず)

──────────

江口 洋介 (坂本龍馬)


筒井 道隆 (松平容保)

戸田 恵子 (お登勢)

石黒 賢 (桂 小五郎)

平岩 紙 (初菊)
羽柴 誠 (浪士)
城山 未帆 (町娘)
田辺 季正 (沖田惣次郎(子役))

西川 小扇姿 (芸者)
西川 真弥 (芸者)
篠田 薫 (居酒屋の夫婦)
戸村 美智子 (居酒屋の夫婦)

若駒プロ
キャンパスシネマ
劇団ひまわり
エンゼルプロ
劇団東俳
放映新社
松竹芸能

肥前浪漫屋
舞夢プロ
グレース
NAC
 ─────
伊那町のみなさん
横須賀市のみなさん
会津若松市のみなさん

──────────

沢口 靖子 (沖田みつ)

野際 陽子 (近藤ふで)

田中 邦衛 (近藤周助)

石坂 浩二 (佐久間象山)

──────────

制作統括:吉川 幸司

美術:山下 恒彦
技術:大沼 雄次
音響効果:米本 満
記録:野田 茂子
編集:岩崎 幹子

撮影:小笠原 洋一
照明:大西 純夫
音声:山賀 勉
映像技術:竹内 利夫
美術進行:松谷 尚文

演出:清水 一彦


夜。
暗闇の中を、急ぎ足で歩を進める一団。

元治元(1864)年4月19日・京都──。

その一団は、京の宿屋街に入りますが
歩調や隊列は一糸乱れず。
実に整然と、かつ不気味に続いています。

とても賑わう居酒屋の戸が乱暴に開き、
ひとりの男が大声で怒鳴ります。
「主人はいるか? ──新選組だ」

その男は、新選組副長・土方歳三です。

せっかく気分よく飲んでいたのに、
たちまち追い出される客たち。
不満タラタラです。

新選組隊士たちによってこの居酒屋を借り切り、
その準備におおわらわ。
居酒屋の主人とおかみは、どう抵抗もできず
ただ成り行きを見ているばかりです。

あらかた準備が整ったとき、
白い着物に身を包んだ端麗な男が登場します。
新選組局長・近藤 勇です。

勘定方・河合耆三郎の手によって
浅葱色の羽織が配られます。

そして、新選組の軍議が始まるわけですが──。

見張っていた山崎 烝が、居酒屋に飛び込んできます。
「桂が……入りましたッ!」

桂とは無論、桂 小五郎のことですが
新選組乱入を知らせた幾松の機転によって
桂は何とか裏口からの逃げ出しに成功します。

武田観柳斎は、桂を逃がしてしまったことに舌打ちしますが、
味方の死傷者はゼロであるし、まずは大勝利といったところ。

人通りの多い三条を経由して戻っていく隊士たち。
新選組の活躍を世間に知らしめるために
人通りが多い歓楽街を進軍するのは、歳三の提案です。

とはいえ、土佐を脱藩した坂本龍馬の
定宿のおかみ・お登勢は
新選組に対してあまりいい印象は持っていません。

勘定方の河合は、借り切っていた居酒屋の夫婦に
お世話になりました、と心ばかしの包みを渡しますが、
主人は、さも言いにくそうにポツリと。
「お仲間のおひとりが、握り飯を──」


この時は局長として前頭指揮をとっていた勇ですが
10年遡った嘉永7(1854)年1月24日は21歳。
よくいる普通の若者でした。

勇は、おしずという女性をお茶屋に呼び出し
しきりに頭を下げています。

なんでも、友人で1歳下の土方が おしずに
思わせぶりな態度をとってしまったことが原因で
結婚するしないのトラブルになっているようですが、

「叩かせてください、一発」という無茶な要求にも
歳三のためだと、自らの顔をおしずに突き出す勇です。


歳三とともに入ったそば屋で、勇は桂 小五郎と再会します。

勇が任されている道場のすぐ近くで別の道場を開いていて
道場破りに手を焼いていた勇が桂に助けを求め、
若い衆を数名派遣した、ということがあったそうです。

関東の蕎麦は合わない、という長州出身の桂の発言は
うまそうに蕎麦を食べる歳三をムッとさせまして
歳三にとっては、桂との出会いは最悪だったかもしれません。

そして、中座する桂が勇らの飲食代も負担してくれたわけですが
それは困る、と意地でも返そうとする勇と争いになります。
まぁ、どちらかが引っ込めれば済むだけの話なのですが、
引っ込ませてしまうと、龍馬サンが出て来なくなりますので(笑)。

桂に“物乞い”と勘違いされた龍馬は、桂とは
佐久間象山に弟子入りして勉強する仲間であります。

結局、勇が桂に挑んだ相撲対決は
桂の代わりに龍馬が受けることになり、
その対決の最中で桂はちゃっかり立ち去っています。

浦賀沖に停泊中のペリー艦隊を視察にいくという名目で
龍馬は桂とともに象山先生に同行して見物しにいくのですが、
それに誘われたふたり。

龍馬は昨年、浦賀付近で警護の際に黒船を一度見ていますが、
「見方が変わるぜよォ〜、物の見方が」と言われれば
自分の何か変わるかもしれないと
とまどいながらも、誘いを受けることにします。

やはり、見た者の言葉は重いです。


家に帰った勇は、
養母のふでにさんざんイヤミを言われます。

これは今に始まったことではなく、
勇が近藤家の養子に入ってからずっとそうなのですが、
それは自分が農民出身で身分が低いからだと勇は分析。

沖田惣次郎(のちの総司)の姉・みつとも話していたのですが、
この母子対決は、しばらく収まりそうもありません。

黒船を見に行くため、出稽古のことを養父の近藤周助に任せて
(結局は惣次郎に行ってもらうのですが)
勇は歳三と、約束の時間に約束の場所へ向かいます。

象山は、見たことのないものは見てみたいという
勇の好奇心を買って同行を許します。

生まれて最初の十年は、己のことだけを考えればよい。
そして次の十年は、家族のことを考えればよい。
二十歳になってからの十年は、生まれた国のことを考え、
そして三十になったら日本のことを考える。
四十になったら、世界のことを考える。

現在21歳の勇は、武蔵国多摩郡出身なので
今は多摩のことだけを考えておけばいいわけですが、
十年後、日本のことを考えなければならなくなった時に
正しい判断ができるように
今のうちから勉学に励んでおくように──。

すっかり感化された勇です。


初めて見る黒船です。

黒船に乗っている彼らにとって最も大切なものは何かと聞かれて、
象山は“stars and stripes”、アメリカ国旗と答えます。

「奪うぞ」
勇は国旗を奪うべく、歳三と黒船に乗り込もうと
停まっていた小舟に乗ろうとしますが、
ふと足元にあったコルクを拾います。

ふたりは、そのコルクが何なのか分からず
とりあえず戦利品として貰っておくことにし、
小舟で沖に進みます。

調子良く進んでいた小舟ですが、
気がつけばどんどん水が入ってきます。
底に穴があいているわけです。

あたふたしているとき、黒船から祝砲が──。

あまりの轟音に、勇は言葉も出ません。

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