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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2013年1月13日 (日)

(02)やむにやまれぬ心 〜綾瀬の八重・華麗に登場!〜

まず始めに、A新聞ラテ欄にて“綾瀬の八重・華麗に登場!”と
あたかもサブタイトルが如く掲げられておりましたが、
これは本来のサブタイトルにはあらず。
本当は上記にもあるように「やむにやまれぬ心」なのであります。

大河ドラマはドラマであってバラエティではないのだから、
本来のサブタイトルを記載せず
視聴者が興味をそそるような別の言葉だけを持ってくるというのは
ちと違うような気がしますが……いかがでしょうか。

このブログ記事のタイトルは、新聞ラテ欄に記載されたサブタイトルを
そのまま引用するようにしておりますが、
本当のサブタイトルがない……という異常事態ですので、
上記のようにいたしました次第です。

──────────

鉄砲に対して大きな大きな憧れを持つ山本八重は
木の枝を鉄砲に見立て、的に向かって撃つ真似をします。
ダーン……命中!

「そこで何すてる」
後ろから不気味な声(←失礼(笑))が聞こえます。
振り返ると、鬼の形相の父・山本権八が立っていました。

八重は、鉄砲に対する熱い思いを権八にぶつけますが、
一向に聞き入れてくれません。
「ダメだ。ならぬものはならぬ。ぐだぐだ言うな!」

嘉永7(1854)年3月、横浜村応接所にて
幕府は日米和親条約を締結。
下田・箱館の開港が決まりました。

ペリー艦隊と対面した佐久間象山は
横浜から戻ってきても対面客が列をなすほどで
象山塾は休講続きです。
塾生は暇を持て余し、
勝 麟太郎塾でも覗いてみるかと出かける始末。

敵と戦うには、敵と同等の元を揃えなければならぬ。
山本覚馬は黒船に乗り込む計画を練りますが、
何もできないうちに黒船は下田に引っ込んでしまいました。
このままアメリカに戻れば、もう何もできません。

覚馬は何としても黒船に乗りたいと実行に移すことにします。

そんな時、塾の階下で豚が逃げ回るという騒ぎが起きました。
塾の門下生総出で逃げ惑う豚を追いかけますが、
結局捕まえたのは、薩摩の男・西郷吉之助でした。
藩主・島津斉彬のお庭役に抜擢された若き吉之助も
象山に対面しに来た一人だったわけです。

そして、檻のかんぬきを掛け忘れるという粗相をしでかしたのは
新島七五三太(しめた)、後の新島 襄です。


権八は八重を連れて、山奥深くまでやってきました。

権八は手慣れた感じで鉄砲を撃ち、
飛び立つキジに弾を命中させます。

「お父っつぁま、とうとう鉄砲さ教えてくれんべかな♪」
とルンルン気分の八重ですが、
権八が射止めたキジがばたつき、八重は恐がります。

権八はさらにとどめの一発を放つわけですが、
鉄砲が命を殺す道具であることを
八重に知らしめたかったわけです。
「二度と鉄砲の真似事はすんな。いいな」


ある日、象山に北町奉行所からの出頭命令が届きました。

半月前、吉田寅次郎が下田で黒船に乗り込み
アメリカへの密航を企てたのですが、
その計画は失敗に終わったのです。
覚馬が実行する前に、寅次郎がやっていたわけです。

一見は百聞を超ゆ 知者は機に投ずるを貴ぶ──。

象山のこの送別の詩を贈ったことこそが
密航をそそのかした罪につながると北町奉行所は主張。
しかし象山もこのまま引き下がりません。
大バカか! と北町奉行を一喝します。

結局、半年後に国元蟄居の命が下り
象山は信濃松代に、寅次郎は長州萩に護送されました。

人がいなくなった象山塾で、覚馬と尚之助が残っています。
そこに現れた勝 麟太郎は、
野戦砲の鋳造を手伝ってくれないかと二人を誘います。

安政2(1855)年、海舟 勝 麟太郎は
長崎海軍伝習所に入り、日本の舵取り役として頭角を現します。


会津藩江戸上屋敷。
松平容保の義姉・照姫が戻ってきました。
嫁ぎ先である豊前中津藩主・奥平昌服に離縁されたのです。

照姫は、先代藩主・松平容敬の養女として
保科家から会津松平家に入り
後に容保も、容敬に男子がなかったために
美濃高須藩の松平家から養子に入りました。

よってこの二人は義姉弟。

ついでながら、その後に生まれた妹の敏姫は
容保の正室になります。


安政3(1856)年・秋。
江戸留学をしていた覚馬が会津へ戻ってきました。

少しだけ成長した八重ですが、
木の枝に上って腰掛けるのは相変わらずです。
ただ、今まではそこから降りるのは恐る恐るだったのですが、
今では華麗にシュッと宙返りして降ります。

そりゃ母さまの佐久も目をまん丸くして驚きますわね。

ただ、鉄砲に対する思いも相変わらずです。
厳しい顔の権八と、きょとんとしている覚馬に手をつきます。
「わたす(私)に、砲術を教えてくなんしょ!」


権八は、八重から取り上げてきた砲術の教科書の
写しの紙束を、実はすべて残していました。
叱って取り上げても、
親の目を盗んで書き写し続けていることぐらい
権八はとうに気づいておりました。

何も教えなくても、勘を掴んでいる。
仕込んだら、物になる。

しかし、女だからこそ
女子が鉄砲の腕を振るう場所がないことは
砲術師範である権八にはよく分かります。

「八重も同じだ……やむにやまれずに描いでる」
蘭語の本を必死に勉強している自分自身に
八重が重なったのかもしれません。

翌朝、八重を山本家の射撃場に連れて行った覚馬は
八重に銃を渡します。
「始めっと決めだら、極めるまで引ぐごどは許さねえ」

ハイッ!
凛とした声が響き渡ります。

──────────

嘉永7(1854)年3月3日、
江戸幕府とアメリカ合衆国が日米和親条約を締結する。

明治39(1906)年4月1日、
篤志看護婦としての功績により
皇室以外の女性として初めて『勲六等宝冠章』を受章するまで


あと52年──。


作:山本 むつみ
テーマ音楽:坂本 龍一
音楽:中島 ノブユキ
題字:赤松 陽構造
語り:草笛 光子
──────────
[出演]
綾瀬 はるか (山本八重)
西島 秀俊 (山本覚馬)
長谷川 博己 (川崎尚之助)
風吹 ジュン (山本佐久)
松重 豊 (山本権八)
綾野 剛 (松平容保)
──────────
小栗 旬 (吉田寅次郎)
山本 圭 (山川兵衛)
国広 富之 (横山主税)
──────────
生瀬 勝久 (勝 麟太郎)
吉川 晃司 (西郷吉之助)
稲森 いずみ (照姫)
奥田 瑛二 (佐久間象山)
──────────
制作統括:内藤 愼介
プロデューサー:樋口 俊一
演出:加藤 拓


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『八重の桜』
第3回「蹴散らして前へ」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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