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2013年1月11日 (金)

プレイバック新選組!・(02)多摩の誇りとは

武蔵国多摩郡に、近藤 勇が帰ってきました。

ココ、今の調布市付近には勇の実家があり、
土方歳三の実家がある、現在の日野市付近に
出稽古へ向かう途中に立ち寄ったものです。

勇は、生まれた時から近藤 勇だったわけではなく
「宮川勝五郎」、三男坊です。
それから、後に養父となる近藤周助の実家の
島崎家に養子に入って「島崎勝太」。

そして、改めて周助の養子になって
「近藤 勇」と名乗ることになります。

だから、野菜をたくさん収穫して篭を背負った
宮川音五郎は、勇の長兄ということになります。

安政4(1857)年10月13日・多摩──。

口がデカイのは我が家の血筋だ、と
勇と音五郎のふたりで拳を口に入れていますけど
規制して早々、何やってんだか(笑)。


家にいてはつまらないので勇についてきた沖田みつと
歳三の姉・のぶと義兄・佐藤彦五郎にご挨拶。

今日は、3ヶ月に一度の出稽古の日なのです。

最近、薬の行商を始めた歳三も
日野に戻ってきているようです。

何もせずにぷらぷらしている歳三を見かねて
のぶが行商を勧めてみたわけですが、
所詮は農民だとくさりかけている歳三が
姉としては少し心配でもあります。

出稽古が終わり、勇はひとつ相談事を受けます。

最近この付近では盗賊荒らしが続いていて
勇が幼い頃に遊んでもらった滝本繁蔵の屋敷も
3日前に狙われたのだとか。

この時は鉄砲で賊を追い返すことに成功したわけですが、
今までのパターンから、近いうちに大人数を従えて
賊が再び襲いにくることは間違いありません。

そうなる前に、滝本家の蔵のものを
佐藤家に移そうとなったのですが、
その警護を勇にお願いしているのです。

甲府から川崎に行先を変更し
一緒に行商に向かうはずだったひも爺に断って、
歳三は“介抱役として”勇の警護に付き合うことにします。
みつは……無論です(笑)。


滝本家に到着した3人。
繁蔵は賊を追い払った後で寝込んでしまっています。

息子の捨助は、小さい頃から金持ちを鼻にかけて
けっこう嫌われるタイプの男でしたが、
それは今でも変わっておらず
文字をそのまま表したような男です。

その捨助が加勢を頼む男が別におりまして、
勇らは対面してみます。

──永倉新八です。

養父・周助のことも知っていたし
そんなに悪い人ではなさそうなので、
とりあえず加勢を頼むことにしました。

大喜びする捨助ですが、
勇も歳三も捨助の存在は煙たがっています。

人を斬ったことがない勇は、正直にそれを新八に打ち明けます。
人を斬らずに済むのなら、それに越したことはないと
真剣ではなく木刀を持参した勇です。

しかし、表情では落ち着いていながらも
新八からの厳しい言葉が勇の胸を貫きます。
「目の前で仲間が斬られても、同じことが言えますか」

そんな新八、勇や歳三より実は年下です(笑)。


その日の夜、さっそく賊は現れました。

蔵を見下ろす高台で
勇ら3人と新八は敵の情勢を探ります。

しかし捨助がもたもたしていて、
せっかく用意した銃も、すぐには使えません。
勇は木刀で突っ込んでいきますが、
敵が持つ鉄砲の弾でかすり傷を負います。

代わって歳三が賊を襲いますが、
誤って木刀をおとしてしまい、丸腰に。
ニヤリ! と笑った賊が刀を振り上げようとした瞬間、
後ろから勇が刀を振り下ろします。

賊側として参加していた原田左之助は
最初から襲撃に参加しようとは思っておらず。
滝本家の母屋で飯を堂々と食っています。

新八は左之助と切り合いをしようと刀を構えますが、
左之助はホントにお茶目すぎて
賊の仲間ではなさそうです。


「侍にならなければ刀を持つこともなく、
人を斬ることもなかった」

賊を倒したことよりも、
人を斬ってしまったことへの激しい後悔の念が
勇を襲います。

オレが死んでもアイツが生きてりゃ
お前苦しまねえのか?

侍になれた男が侍になったことを後悔して、
侍になれないオレにしてみれば、
こんなに腹の立つことはない──。

歳三の言葉も、勇の心を貫きます。


帰り道、勇と歳三は
篭に乗って江戸へ向かうハリスの姿を目にします。
「鼻、でか──」

分かれ道で、二人は違う道を歩き出しました。

しかし、戦利品のコルクを身に付けていれば、
いつかはまた巡り会うこともできそうな気がします。

──────────

作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
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[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

山本 耕史 (土方歳三)

山本 太郎 (原田左之助)
山口 智充 (永倉新八)

中村 獅童 (滝本捨助)

浅田 美代子 (佐藤のぶ)

小日向 文世 (佐藤彦五郎)

阿南 健治 (宮川音五郎)
沼田 曜一 (滝本繁蔵)
小野 武彦 (小島鹿之助)
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栗塚 旭 (土方為次郎)
沢口 靖子 (沖田みつ)
田中 邦衛 (近藤周助)
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制作統括:吉川 幸司
演出:清水 一彦

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