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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2013年1月20日 (日)

(03)蹴散らして前へ

江戸の佐久間象山塾に入門した山本覚馬。

開国か否か、国を二分する論争により
日本は大きく揺れていました。

密航を企てた松陰吉田寅次郎が牢に入り
松陰をそそのかしたとして師匠の象山も捕まります。
象山塾から人が消え、覚馬と川崎尚之助は
海舟 勝 麟太郎に誘われるまま勝塾へ移ります。

そして、覚馬は会津に戻ってきました。
「おかえりなんしょ!」(by 山本八重)


安政4(1857)年・春。

日新館西洋砲術指南所で、覚馬は
ゲベール銃の弾込め仕方を教授してい……いや、
誰もいない教室で、教授する練習をしているようです。

八重の幼なじみ・山川与七郎は、練習する覚馬を見ながら
武士の本分は弓・槍・刀だ、と砲術をバカにしている様子。
でも、鉄砲のことは少しは興味があるようにも見えます。


命のやり取りをする武器──鉄砲をもっと深く学びたい。
幼い頃からのその気持ちが通じて
覚馬に学ぶ覚悟を求められ、認められた八重は、
砲術の教科書を熱心に読みふけっています。

「八重! 八重!」と母・佐久が呼んでも気づかないほど(笑)。


そんな八重も、とりあえずは女の子なので
裁縫の教室に通わされているわけですが、
足袋を縫わせても左右で大きさがまるで違ったりと、
てんでダメです。

裁縫のお稽古が終わると、
目にも止まらぬ早さで飛び出していきます。
幼なじみの高木時尾は「鉄砲玉みてぇ」とクスクス。

女のくせに鉄砲を撃っている、というウワサは
城下では有名なようで、与七郎の姉・山川二葉は
八重を「ほんに風変わりな子」と呆れています。


桜の木の枝に腰掛けて
これまた熱心に砲術書を熟読する八重ですが、
本の上にケムシが乗っかり、驚いた八重は
本を放り投げてしまいます。

偶然通りかかり、その本を拾ったのは川崎尚之助でした。

尚之助は、覚馬からの文で
“会津で蘭学所を開く、いずれ教授になってほしい”とあるのを
すでに蘭学所は開かれていて
教授としてオファーを受けていると早とちりし、
はるばる会津へやってきた模様。

それを意外な形で出迎えたのが
覚馬の妹・八重だったというわけです。


尚之助が来ているおかげで
覚馬からの直々の砲術講義はお休みとなり、
少々ご機嫌斜めな八重ですが、

裁縫の師匠から、お稽古に身が入っていないと
小言を言われた佐久は、
裁縫教室を疎かにするようでは
砲術はやめさせますよと冗談めかして言います。


松代藩で蟄居の身である象山は、
蘭学所を開く予定の覚馬をとても喜び
手紙にて、教育の大切さを説きます。

松代からは、遠くの景色がよく見えます。
天下の形勢もよく見えるわけで、
象山にとっては蟄居も悪くないと思わせる場所です。

象山はこの場所で腐っていくつもりはありません。

いずれは自分は天下に呼び戻される、その時はきっとくる。
何かを始める時には、それを邪魔立てする者は必ず現れる。
「蹴散らして、前へ進め」

翌朝、尚之助が目覚めると
覚馬による八重への砲術教室が始まっていました。

「目ェ瞑んな! 臆病者!!」
「そったらことじゃ、まだまだ実弾は撃でねえぞ!」
兄から妹へ、とはいえ、思ったよりスパルタです。


蘭学所開設の許可が下りました。
しかし、何度願い出ても
尚之助の教授方就任は認められませんでした。

尚之助は出石藩を飛び出して会津に来ていますので
それだけの覚悟があると言ってしまえばそこまでですが、
何かあった時に戻る場所はないし
もしかしたらそれが影響しているのかもしれません。

鉄砲奉行の林 権助は、覚馬が事を急いで暴走すると
天狗になったと覚馬を叩き、藩の上役がへそを曲げると
やんわり釘を刺しておきます。


急に雨が降ってきました。

藩役人から、財政難のために
他藩の者(尚之助のこと)を召し抱えるわけにはいかず、
蘭学所開設も早計であったと言われた覚馬は、
帰り道で藩士とぶつかってしまいます。

「西洋かぶれの足軽が! 飛び道具なんぞ、腰抜け武士の使うもんだべ」
その藩士は、鉄砲使いの覚馬をさんざんにけなすわけですが、
それに怒った覚馬は、武芸師範の黒河内伝五郎の道場に赴き
許可を得て槍の稽古をさせてもらいます。

試合は……覚馬の圧勝(笑)。

ただ、稽古で同席していた西郷頼母は
鉄砲について感情的にカーッとなる覚馬をたしなめます。
「聞ぐ耳を持て。敵が増えるばっかりだぞ」


江戸幕府は、下田に滞在中の
アメリカ総領事・ハリスの対応に追われていました。
ハリスの狙い……それは、
日本と交易するための通商条約を結ぶことでした。

覚馬が藩庁に呼び出されたのは、
藩主・松平容保がお国入りしてまもなく。

会津藩が敬語を担当する品川砲台の修復に
莫大な費用がかかるため、
覚馬が意見書で提出していた鉄砲入れ替えは
できないという回答です。

肥前藩や薩摩藩などの西国の諸藩が
軍政改革を始めているというのに、
会津が大きく遅れをとっては……という
焦りもあったのかもしれません。

家老の梁瀬三左衛門・萱野権兵衛に向かって
ついカーッとなって叫んでしまいます。
「あなた方は世界を知らぬ。井の中の蛙だ!」

翌日、覚馬に禁足の処分が下されました。
無期限の外出禁止令です。


八重は、尚之助の手ほどきの下、
パトロンという弾薬包を作ってみました。
覚馬はそれを「よぐ出来てる」と評価しますが、
試し討ちをお願いしても、あまり乗り気ではありません。

では私が、と射撃場に向かう八重ですが、
八重は実弾を撃ったことがありません。
そのことを思い出した覚馬が慌てて後を追いかけると、
目をつむることなく、実弾を撃てた八重の姿がありました。

「私は諦めね。鉄砲を極めるまで、一人でも続けやす」
弾は的の中央を見事に射抜いています。

そんな妹の姿に感化され、
兄もようやく立ち直れる兆しを見せ始めます。
「蹴散らして前に進むか!」


秋、江戸に入ったハリスは将軍・徳川家定に謁見。

家定は病弱の上に世継ぎもおらず「暗愚の君」とウワサされ
将軍後継に一橋慶喜を据え、
政務を代行させようという建議が持ち上がっていました。

その一橋慶喜は、水戸藩徳川斉昭の子で
英才ぶりは世に広く知られていました。

開国を巡る攻防、将軍家後継争い、
幕末の動乱が、いよいよ幕を開けようとしていました。

──────────

安政4(1857)年10月21日、
江戸城に入ったハリスとヒュースケンら一行は
第13代将軍・徳川家定に謁見して親書を読み上げる。

明治39(1906)年4月1日、
篤志看護婦としての功績により
皇室以外の女性として初めて『勲六等宝冠章』を受章するまで


あと48年6ヶ月──。


作:山本 むつみ
テーマ音楽:坂本 龍一
音楽:中島 ノブユキ
題字:赤松 陽構造
語り:草笛 光子
──────────
[出演]
綾瀬 はるか (山本八重)
西島 秀俊 (山本覚馬)
長谷川 博己 (川崎尚之助)
風吹 ジュン (山本佐久)
松重 豊 (山本権八)
玉山 鉄二 (山川与七郎)
貫地谷 しほり (高木時尾)
市川 実日子 (山川二葉)
綾野 剛 (松平容保)
──────────
小泉 孝太郎 (一橋慶喜)
山本 圭 (山川兵衛)
柳沢 慎吾 (萱野権兵衛)
六平 直政 (黒河内伝五郎)
津嘉山 正種 (神保内蔵助)
風間 杜夫 (林 権助)
──────────
稲森 いずみ (照姫)
奥田 瑛二 (佐久間象山)
西田 敏行 (西郷頼母)
──────────
制作統括:内藤 愼介
プロデューサー:樋口 俊一
演出:加藤 拓


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『八重の桜』
第4回「妖霊星」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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