2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« vol.106・タネも仕掛けもありません | トップページ | させていただきます »

2013年1月18日 (金)

プレイバック新選組!・(04)天地ひっくり返る

井上源三郎が道場前に水を撒き、
稽古場は沖田みつがぞうきんがけ。

ご飯が炊きあがる直前に、
沖田惣次郎と土方歳三、そして近藤 勇が
源三郎とみつに叩き起こされます。
いつもながらの試衛館の風景です。

安政7(1860)年3月2日・江戸──。

近藤道場に仲間が増えていくことは結構なことなのですが、
タダ飯食らいの居候がいたのでは、
近藤家の経済状況は火の車であります。

メザシの数が2匹に減ってしまいました。

しかしこのまま行けば、来月にはメザシ1匹。
再来月には2人で1匹となっていくようです。

周助は、メザシの権利を奪還すべく
道場弟子の募集をかけて収入を増やすことにします。
しかし、チラシを作るにも配るにも金がいるので、
まずは道場への月謝滞納者を洗い出し、督促をかけます。
,
そんなこんなを考えている間に、
勇の許嫁・つねが両親とともに
祝言の日取りの打ち合わせにやってきました。

勇は、あとは源三郎に任せて家を飛び出していきます。

どんな娘御だろうと、みつと惣次郎、歳三は
障子戸を少しだけ開けて座敷を覗きますが、
ふでに見つかってしまいます。
うーん、なんと楽しい仲間たちなの(^ ^;;)


勇が向かった先は、月謝滞納者の広岡子之次郎宅です。
勇が訪問した時は広岡は不在で、
勇はしばらく待たせてもらうことにします。

薄汚い部屋の中には、単身なのか荷物はほとんどなく。

部屋を見渡していると、勇は
男に突然、胸ぐらを掴まれて押し倒されました。

結局は人違いだったのですが、
その男は取り立て屋なので金を借りた本人とは面識がなく
間違えたのも仕方ないことなのかもしれません。

この男は山口 一。
飲み屋で踏み倒した飲食代3両を取り立てにきたわけです。

……とそこへ、本人が帰ってきます。


勇のいない近藤道場には、ひとりの訪問者がいます。

道場破りだ、と源三郎は周助に取り次ぎますが、
周助は意気消沈して厠に引きこもってしまいます。

山南敬助。
北辰一刀流・免許皆伝だそうです。

ただ、勇に会いに来ただけというので
留守だと知って帰っていこうとします。
そこを歳三が引き止め、試合の申し込みです。

山南は、あまり乗り気ではありませんが
歳三のけしかけに相手してあげることにします。

歳三は、ここで勝負に勝てば
北辰一刀流の免許皆伝に勝てたと
世間に対して大きな宣伝力になる、と思ったわけです。

相手には、無敵の惣次郎が当てられます。


近所の目があるから、と広岡がふたりを連れてきたのは
男が黙って魚をさばいている、ちょっと不気味な店です。

広岡は、返済は明日まで待ってほしいと山口に懇願します。
ただ、明日何があるかは言えないそうです。

しかし、そんなものをいちいち信用していては
返ってくるものも一向に返ってきません。
山口は「だめだ」とはねつけると、
広岡は諦めて、まず厠へ。

でも、なかなか帰ってきません。
実は広岡は裏口から逃げ出していたわけです。

鯉を調理したその男は、
広岡の代わりに借金を肩代わりし、山口にわたします。
2分ほど足りずに勇から借りてますけどね(笑)。

男は水戸脱藩・芹沢 鴨です。
一度聴いたら、忘れられそうにない名前です。


意外にも山南との対戦に敗れた惣次郎は
がっくりと落ち込んでいます。
無敵を誇った惣次郎の、まさかの敗退でしたので
落ち込みようも相当なものでしょう。

ちょうど帰って来た勇は
すぐに山南と対戦させられますが、
山南はあえてスキを作り、勇に勝たせます。

それは勇も感づいていて、その理由を聞きますが
「やはりあなたはおもしろいお方だ」と笑います。

なんでも、土佐の坂本龍馬と北辰一刀流の同門らしく
龍馬の話で、近くにおもしろい男がいると聞いて
会いに来たわけです。

勇は、先ほどあった鴨の話を取り上げます。

金もないのに女と遊び、道場に通う広岡を
「今に分かる」とボカし、
「明日の朝、楽しみにしていな。天地がひっくり返る」
鴨は確かにそう言いました。

山南は、広岡が返すあてのない借金をくり返し
女と遊んでこの道場にも通ったことから分析します。
死ぬ気の男がなぜ道場に通うかといったら、答えは簡単。
ここが天然理心流という実践向きの道場であるからです。

そして、いま水戸藩士が斬りたい人物といえば
それはただひとり──井伊直弼です。


「若先生! 一大事にございます!」
慌てて駆け込んだ源三郎にそういわれて
飛び起きた勇は、急いで江戸城へ。

桜田門前に残された駕篭と、
その周囲に横たわる無数の死骸。
聞きつけたか、すでに人だかりができていて
役人たちが死骸を改めています。

「これで日本は変わります」
山南も現場に来ていました。

大老という、将軍に次ぐ最高権力者が
名もなき侍たちに滅ぼされてしまう。
私たちはいま、そういう歴史が動き出す瞬間に
立ち会っているわけです。

広岡は、酒井雅楽頭屋敷前で
首を掻き切って死んでいました。

こんなことが起きていいのか──。
勇は、出ることのない答えを求めています。

──────────

この大河ドラマプレイバック版でも
遅ればせながらカウントダウンをしていきます。

このドラマでは、池田屋事件の後
考え方の違いから離脱していった御陵衛士との抗争が激しくなり
伊東甲子太郎らを粛清したという、
新選組と御陵衛士の最後の内部抗争『油小路事件』を
“その時”に設定します。


安政7(1860)年3月3日
江戸城桜田門外において、大老・井伊直弼が
水戸浪士らに襲撃、暗殺される。

慶応3(1867)年11月18日、
新選組から分裂した御陵衛士を粛清する『油小路事件』まで

あと7年8ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田惣次郎)

山本 耕史 (土方歳三)

オダギリ ジョー (山口 一)
堺 雅人 (山南敬助)
小林 隆 (井上源三郎)

田畑 智子 (松井つね)
──────────
佐藤 浩市 (芹沢 鴨)
──────────
沢口 靖子 (沖田みつ)
野際 陽子 (近藤ふで)
田中 邦衛 (近藤周助)
──────────
制作統括:吉川 幸司
演出:清水 一彦

« vol.106・タネも仕掛けもありません | トップページ | させていただきます »

NHK大河2004・新選組!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« vol.106・タネも仕掛けもありません | トップページ | させていただきます »