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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2013年1月22日 (火)

プレイバック新選組!・(05)婚礼の日に

江戸の街中を、多くの役人たちに追われるひとりの男。
左腕を負傷しているらしく、少し足元もおぼつきません。

安政7(1860)年3月29日・江戸──。

近藤家では、つねとの祝言の準備が着々と進んでいました。

「動かないで!」
勇は、沖田みつに裃を着せてもらっています。
でも、つねが到着したと知ると
勇の着付けはほっぽり出して、ヤジ馬根性でつねの見物。

残された勇は、
着たことがない裃を着るのに悪戦苦闘です。

道場の方では、勇の故郷・多摩の人たちも
お祝いに駆けつけてくれました。

土方歳三の姉婿・佐藤彦五郎は、
まだ祝言前だというのに
置いてあった酒に手を出しています。
もうすでに酔っぱらっている感も(^ ^;;)

そして、勇の実の兄・宮川音五郎は
勇に、宮川家に伝わる由緒ある「ふんどし」をプレゼント。
しかも家紋入りです。

裸になって、そのふんどしを締め終わったとき
みつが戻ってきました。
「なに元に戻ってンのよッ!」


無事に三三九度が終わり、花嫁はお色直しです。

その間に勇は、父・近藤周助から
この縁談を快く引き受けてくれてありがとう、と
御礼を言われます。

後は、勇が近藤家の四代宗家を継いでくれて
楽隠居させてくれれば万々歳!
ちょっと照れくさい、勇です。

ただ、内心は心底から喜んでいるわけではありません。
自分が歩むべき道が、自分の与(あずか)り知らないところで
どんどん決められていっているような気がしてなりません。

今のご時世がどうなっているか。
黒船が来航して世の中が騒がしくなっている。
大老という 時の権力者が暗殺される。

そんな時代が動いている中で、宗家を継ぎ
貧乏道場の道場主として生涯を終えるのは
少し抵抗もあるわけです。

「だったら聞くけど、あなたは何をすればいいの」
……分かりません(汗)。

そのみつの夫・沖田林太郎が酒を運んでやってきました。

近藤道場に入り浸っているみつを見ると
夫婦不和なのか? とも思っていましたが、
夫婦の会話を探ると、
特段そういったわけでもなさそうです。

今までのやり取りを黙って聞いていた井上源三郎も
勇を励まします。

──所帯を持つってことは、
守りに入るってこと……ですかねぇ?
守りを固めて攻めに転じるってこともありますし。

カミさんがいれば、一人で悩んでいたことを
二人で悩めるようになる。
子どもができれば三人で悩める。

そういうことだと思います──。


屋敷内に怪しい人影が。
勇が月謝取り立てに訪れた男の家で出会った
山口 一です。

昨夜、役人たちに追われていたのが彼であります。

しつこく催促しても10両を返済しようとしない男に
山口は突然斬られますが、
頭にきて男を斬り殺してしまった、というのです。

しばらく匿ってほしい、申し出た山口ですが、
祝言の最中にそういうことばできなさそうです。

勇は、つねが黙って差し出した5両を山口に貸します。

しかし、その5両で江戸を離れるつもりが
役人に見つかってしまい、慌てて出戻ってきたわけです。
そして役人もざわざわと近藤家に集まってきました。
罪人の引き渡しを執拗に要求します。

ふでや歳三は、お咎めが及ぶのを恐れてか
すぐにも引き渡した方がいい、という主張ですが、
勇はそれでも山口を匿おうとします。

一度匿い、役人を追い返すからには、
勇も命がけで山口を守らなければなりません。

命がけの男が、勇を頼った。
その勇は命がけで山口を匿った。
そしてつねは「このお方は夫の友人です」と言い、
祝言に集まった面々はみな命がけで山口を守った。

北辰一刀流から鞍替えした山南敬助は、冷静に分析します。

ま、すでにヘベレケの彦五郎は
「何だとこのヤロー」などと口走って
役人たちの反感を買っていましたけど(^ ^;;)


勇は、宴のあとをつねに全て任せ、
つねが貸してくれた5両を持って
桜田門外の変の前日に出会った「ひょうたん」という店の
芹沢 鴨を頼ることにします。

日が落ちて。

勇と山口が居酒屋「ひょうたん」を訪れますと
鴨は勇の期待通り、山口を逃がす段取りをつけてくれました。

もし、鴨が引き受けてくれなかったら?

この居酒屋が水戸浪士たちの逃亡に一役買っていることは
勇はうすうす気づいていたので、
それを奉行所に言いつける! と脅すつもりだったようです。

鴨は、苦笑していました。


無事に山口を逃がし、
家に戻った勇は、改めて夫婦対面します。
酒を注ぐのも、杯を持つのも
どことなくぎこちない二人です。

でも、こんな大騒動があった直後なのに
つねが少し笑いを堪えているようで、
勇はその笑みに救われた気がしました。

──────────

万延元(1860)年3月29日、
近藤 勇と松井つねがお見合い結婚する。

慶応3(1867)年11月18日、
新選組から分裂した御陵衛士を粛清する『油小路事件』まで

あと7年7ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田惣次郎)
山本 耕史 (土方歳三)

オダギリ ジョー (山口 一)
中村 勘太郎 (藤堂平助)
堺 雅人 (山南敬助)
小林 隆 (井上源三郎)

中村 獅童 (滝本捨助)

田畑 智子 (近藤つね)
浅田 美代子 (佐藤のぶ)
小日向 文世 (佐藤彦五郎)
阿南 健治 (宮川音五郎)
小野 武彦 (小島鹿之助)
──────────
石黒 賢 (桂 小五郎)

佐藤 浩市 (芹沢 鴨)
──────────
沢口 靖子 (沖田みつ)
野際 陽子 (近藤ふで)
田中 邦衛 (近藤周助)
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制作統括:吉川 幸司
演出:清水 一彦

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