バス停について本気出して考えてみた(29)
およそ5ヶ月ぶりのこのシリーズです。
ここ2年ほどは、バスに乗ることがほとんどなく
それゆえにバスネタを綴ろうにもネタがないわけで
このカテゴリー自体、終わった感がありますが、
幕コレ(方向幕コレクション)以外に、
何か細々と続けられるような企画がないかなぁと考えまして、
始めますのが今回からの企画です。
Kassyは、数あるバス停の中でも
いわゆる「終点停留所」となっているバス停が好きです。
それも都心側ではなく、郊外側ですね。
しかも廃れた感じがあればあるほど、情緒あふれます。
「終点停留所」と一口に言っても、
ヘビーコメンテーターのsoramameさん風に言えば
“狭義の終点”“広義の終点”と2種類ありますが、
(それぞれの意味はsoramameさんブログを参照くださいね)
圧倒的に、狭義の終点が好きです。
終点停留所といえば、同時に
好きな場所としてバス転回場があります。
やって来たバスが折り返しするための施設とでもいいましょうか。
そのバス転回場が転回場たらしめるための条件を考えてみますと、
まずは、バス停そばにある・ないは別問題として
「バスが転回、待機できるだけの充分なスペース」
「乗務員さんのための簡易トイレ」「転回場を示す看板」だと
Kassy自身は考えているのですが……いかがでしょう?
ま、転回場にしてはスペースが異常に狭すぎたり
あるいはトイレがなかったり、
逆に屋根つき車庫や待機小屋があったりと
場所によってはさまざまなのですが、
バスが発車時間までお休みするところ、と考えれば
Kassyが何となく好きになれる感じ、お分かりいただけるでしょうか。
で。
ちょっとした空き時間が出来たとき
ふらりと終点停留所やバス転回場を
訪問したくなる衝動に駆られるわけですが、
このシリーズでは、そんな終点停留所・バス転回場について
率直に見たままをリポートしていきたいと思います。
ちなみに、ここで紹介します終点停留所は
soramameさんの言う“狭義の終点”がほとんどだと思いますが、
完全にそうだと言いきれるものではなく、
もしかしたら“広義の終点”あるいは一般停留所だったものが
路線短縮や経路変更などの理由により
“狭義の終点”になった場所もあるかと思われます。
それを“広義”ととるか“狭義”ととるかは
調査段階やKassyの乏しい知識などによって
大きく判断が分かれるところですが、
こうだと細かく決めてしまうのではなく、
全てワタクシのフィーリングで扱いを決めていきます。
なので、「“広義”だから載せない」「“狭義”だから載る」と
あるいは「終点停留所・バス転回場をすべて紹介していく」というような
一連の法則にのっとるわけではないことを最初にお断りしておきます。
また、すでに路線廃止により(コミュニティバス含め)
路線バスが走っていない場所なども扱う予定ですが、
廃止停留所などでバス転回場が閉鎖され、現在では調査不可能な場合
掲載しない、もしくは話題に触れないこともありえるということです(笑)。
どうかあしからず。
データは、市販の道路地図やバス会社発行の路線図などさまざまですが、
特に廃止停留所の場合は、バス停の場所において地図から推測したものがあり、
停留所名なども正式な名称と異なる場合があります。
あらかじめご容赦くださいね。
もし誤りがありましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。
まずはご近所から訪問していくことにします。
S賀県M養基郡K山町にある「Kやき台三丁目」です。
団地の入口です。
この交差点の、写真向かって右手前にはコンビニがありますが、
以前、このすぐ近くで交通量調査のバイトをやった時は
まだコンビニは出来ておらず、田んぼでした。
信号から一歩入ると、すぐに左急カーブの坂道になります。
その脇には、こんな看板で注意喚起。
写真には写っていませんが、
進入禁止の標識の絵がうっすらと残っていました。
そこから「W基小学校前」
「Kやき台中央」といったバス停を超えて
終点の『Kやき台三丁目』に到着です。
まだ新しそうなバスカットが、ちと寂しげです。
バス停を過ぎた点滅信号つきの交差点では
右左折に加えて直進も出来るのですが、
団地入口にあったように、通り抜けは出来ない構造なので
直進はあってないがごとし。
最初の看板は手書きでしたが、
こんどはしっかりとした作りで、かつ目立ちます。
でも、恐いもの見たさで直進します(笑)。
先ほどの看板より太書きになりました。
「行くのか?」「行くのか?」「行くんだな?」と
前進あるのみとの決意を迫られているようにも思えます。
ハイ、まだ進みます(^ ^;;)
坂を下ると、駐車場が見えてきました。
月極駐車場を左手に見ながらさらに坂道を下りますと、
ついに行き止まりです。
フェンスの先は、入口が向こう側にある駐車場です。
左手にある月極駐車場の出口付近に
おそらくバス待機場と思われる遺構(?)を発見。
ここまでバスがやってきて、ここで待機していたのでしょうか。
「Kやき台三丁目」までバスが来なくなって久しく経つのに
こうもくっきりと文字が残っているので、もしかしたら、
「Kやき台三丁目」までやってきたバス用の待機場ではなく
別系統のものかもしれませんね。
すぐそこには、K州自動車道のK山パーキングエリアがあります。
考えてみれば、ここからK州各地に高速バスで行けるわけですから
団地内にあるジェイR駅も含めれば、
かなり便利に思えるのはKassyだけでしょうか。
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コメント
こんにちは。
登場させていただきありがとうございます。
そして、6周年もおめでとうございます(なかなかコメントできずにすみませんでした)。
ここって一回路線が廃止になって、そのあと一時復活したんでしたっけ?
…なんか最近急に記憶の消失が著しい感じです。
その防止のために自分も更新をもっとがんばらないといけませんね
──────────
soramameさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
>登場させていただきありがとうございます。
お世話になってます(笑)。
soramameさんのバス関連ワード(?)が
あまりに的確すぎて
他の言葉だとしっくりこないので、
宣伝も兼ねて引用しちゃいました(笑)。
>そして、6周年もおめでとうございます
あ、ありがとうございます!
丸6年……ここまで来ちゃいました。
おしごとだってそんなに長く続けたことないのに(笑)。
>一回路線が廃止になって、そのあと一時復活した
実はこのエリアって、
家からそんなに遠いことはないはずなのに
ノーマークだったので、全然分からないんです。
特に、働いて自由に使えるお金を手に出来た時は
バスへの興味が薄らいでいた時でして、
廃止されてしまった今、惜しいことをしたなぁと
非常に後悔しております。。。
もし今なら、実際に乗らないまでも
バス路線ぐらいはチェックしていたかもしれません。
>急に記憶の消失が著しい感じ
ひとつひとつを記録に残すというのは
大変な作業には間違いないのですが、
後世のためにも(?)、応援しています!
また、カレー食べに行きましょう(笑)。
投稿: ★soramame | 2013年1月27日 (日) 00:08