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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2013年2月 5日 (火)

プレイバック新選組!・(09)すべてはこの手紙

長女・たまが産まれました。

「では、父は行って参る」
すやすやと眠るたまに、近藤 勇は
起こさないように小さな声で挨拶します。


文久3(1863)年正月17日・江戸──。

講武所見習いとして初出勤の日です。
しかし、勇を取り立てた教授方・松平主税助は
勇を追い返すように命じます。

後から調べて分かったことながら、
勇は元は多摩の百姓で養子に入った男であり、
父・近藤周斎も百姓で養子に入っています。

今はどうあれ、旗本が百姓に武術を習うなど
冗談が過ぎるわけです。

一度は噛みついた佐々木只三郎も、
そういうことならばと引き下がります。


明日また講武所に来てみることとして、
夕方までどうやって時間を潰すか。
それを考えていたとき、懐かしい声が聞こえてきました。
「おー、近藤サンじゃいかァ!」

坂本龍馬とは、四代目宗家を継いだ時に
お祝いの訪問を受けて以来です。

あの時、土佐勤王党の血判状を
破り捨てるなどということがありましたが、
あの後は……?

実は龍馬、武市半平太らと考えが合わずに
土佐勤王党を辞めてしまったんだとか。
ついでに土佐藩も辞めました。
これはつまり脱藩で、大罪であります。

そして今は江戸に出てきて、
幕府軍艦奉行並・勝 海舟の元で勉強中なんだそうです。

ぜひ会わせたい人がいる、と
龍馬の案内で、勝邸に上がらせてもらいます。

地球儀を見せられて、いま我々が住んでいる地球が
こんな球体であることに理解ができないし、
その球体の中の、ほんのわずかな部分が
日本全体だと説明されても、意味が分からないわけです。

途中で海舟が戻ってきますが、
何だか楽しそうなおじさん(←失礼。笑)です。
生粋の江戸っ子なので、当然天然理心流のことはご存知です。

あ、ちなみに龍馬が会わせたかったのは
海舟ではなく、佐久間象山でした。
黒船を一緒に視察しにいってから9年ぶりの再会です。
象山は、海舟よりも年上ながら
海舟の妹婿であり、言わば義弟にあたります。

勝が先日まで講武所で砲術を教えていたと知って、
勇は、今自分が置かれた事情を打ち明けます。

お心当たりは? と勇に聞かれて
たぶんアレじゃねぇか? と海舟が答えたのは、
勇が百姓の出であることでした。


幕府が志士たちを募って「浪士組」を結成するらしい、
という情報を、山南敬助は山岡鉄太郎という男に聞きます。
報国の志があり、健康な身体を持った者であれば
身分や年齢は問わない、と。

その詳細な話を聞くために勇に置き手紙を書きます。
山南は珍しく少し鼻息が荒いですが、
夫を政治的な活動に参加させないでほしいと
その手紙を託されたつねは、内心では思っています。


ふでは、幼なじみのなつの家に転がり込んでいます。
次々に増えていく食客、自分に楯突く嫁……。
道場でのあの暮らしには我慢ならないわけです。

お世話になっているなつは、別に私はいいんだけどねぇ〜? と
ふでが転がり込むのを楽しんでいるようにもみえますが、
幼なじみ故に、ピリリと辛い言葉を浴びせることもあります。
「息子夫婦と折り合いが悪くて昔なじみの家に逃げ込むなんざ、
言わしてもらうけど『みっともない』の極みだねぇ〜」


つねは、講武所の話は流れたという夫に
山南敬助からの手紙を渡そうか迷っています。

早かれ遅かれ、いずれは勇の耳に届くことでありましょうが、
このまま貧乏道場で暮らしてゆくことになると
勇に言われたつねは、逆にそうありたいと願い、
手紙は渡さないことに決めました。

しかし、勇はその手紙を読んでしまいました。

こたび、公儀において忠義を尽くし
国に報いる志しある浪士を広く募ることに相成り候。
我らが思い遂ぐるまたとない機会にてござ候。
この件につき清河八郎殿よりお話を承る義に相成り申し候。
お待ち申し上げ奉りソーロ──!

目の前の展望が開けてきました!

──────────

作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
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[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田総司)

山本 耕史 (土方歳三)

中村 勘太郎 (藤堂平助)
山本 太郎 (原田左之助)
堺 雅人 (山南敬助)
山口 智充 (永倉新八)
小林 隆 (井上源三郎)

田畑 智子 (近藤つね)
岩崎 加根子 (なつ)
羽場 裕一 (山岡鉄太郎)
藤木 孝 (松平主税助)
──────────
江口 洋介 (坂本龍馬)

伊原 剛志 (佐々木只三郎)
野田 秀樹 (勝 海舟)
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沢口 靖子 (沖田みつ)
野際 陽子 (近藤ふで)
田中 邦衛 (近藤周斎)
石坂 浩二 (佐久間象山)
──────────
制作統括:吉川 幸司
演出:伊勢田 雅也

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コメント

近藤勇はそういえば多摩地区で一時期取り上げられたことがあります。
幕末の歴史をより勉強したくなりました。

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starfieldさーん。初めまして!
Kassyです。どうぞ宜しくお願いします!


>幕末の歴史をより勉強したくなりました。
そう思っていただけて光栄です。

歴史は大まかな部分は知っているKassyですが
幕末でいえば新選組の歴史だったり、
戦国でいえば例えばキリシタン大名だったり
有名どころでもあまりつかんでいない部分があって
私も日日勉強しているところでもあります。

いろいろなきっかけで、知識を深めていく作業って
なかなか楽しくもあり、大事なことでもあるんだなと
痛感しているところです。

これからも、いろいろな部分に関して
少しずつ知識を増やしていきたいと思います。

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