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2013年3月 4日 (月)

(09)八月の動乱

土砂降りの中ではありましたが、先日の馬揃えについて
孝明天皇は「見事なものやった」と松平容保を労います。

すっかり容保を気に入った天皇は、
大和へ攘夷祈願で行幸する際に
容保に供をさせたいと願いますが、
それは長州派公家の三条実美が認めません。


これからは、オランダよりもアメリカやイギリスから学ぶ時代だと
山本覚馬は京に“洋学所”を作ることを志願します。
会津藩に限らず、洋学を志す者は誰でも受け入れるつもりですが
藩の上役が何と言うか……と、聞き役の秋月悌次郎は不安気です。

そんな会話をしていると、
薩摩藩士・高崎佐太郎という強面の人物が秋月に対面を迫ります。

一瞬身構える秋月と覚馬ですが、
「それがし、密命を帯びて参りました」という言葉に
ひとまず話を聞いてみることにします。


夜。

秋月は、その高崎が持ち込んだ密命について
さっそく容保に報告に上がります。
その内容とは、近く行われる天皇の大和行幸が
長州派による謀である──というものです。

天皇が希望しての行幸ではなく
三条らが叡慮を歪めて決定したこととのことで、
更には、天皇は
行幸後には関東に向かう計画というから驚きです。

長州から京を守るよう、京を戦の海にせぬように
会津と薩摩が手を組んで
“君側の奸”を一掃しなければなりません。

とはいえ、秋月が高崎とあったのは今日が初めてであり
横山主税らは、高崎の話は
京を追われた薩摩の巻き返しの策略の可能性があると言って
信用できないわけですが、

容保の脳裏を横切った、
大和行幸に容保を連れて行きたいと言って
三条に断られた時のことを思い出します。
「大和への攘夷祈願、会津にも供をさせたい」「なりません」

高崎は中川宮に尽力を賜りたいと言っていたのを聞いて
秋月に、高崎とともに中川宮の元へ出向き
長州を除く勅使を賜れと命じます。

そして、京に到着したばかりの会津兵1,000と
それと入れ替わりに
2日前に会津に向けて出発した会津兵1,000を呼び戻し
合計2,000で京を守るように指示します。

秋月らは、その日の夜のうちに中川宮に拝謁、
勅使が下り次第、全軍を率いて参内するように指図を受けます。

ところが──。

天皇がようやく長州を除く決断をし、
8月18日午前零時、
全軍で粛々と御所に向かう会津全軍。

会津軍が御所に集結すると
御所の全ての門の守りが固められ、
直ちに諸侯や公家たちが御所内に集められて
天皇の勅命が下ります。

長州を御所の警備から外し、三条らの参内を禁止。
追って取り調べる、というものであります。

異変に気づいた長州藩は堺町御門に押し寄せますが
守りを固める会津は一歩も動きません。

未だ引き揚げない長州藩に脅える公家たちですが、
天皇は会津に任せよと絶対的な信頼を置いています。
「頼むぞ、中将!」

長州藩士に守られて堺町御門横にある鷹司邸に入った三条らは
身の潔白を訴えようにも勅命に歯向かえば朝敵となるため
ようやく謀られたと気づくわけです。

会津と長州のにらみ合いは、朝から夕方にかけて続きます。
しかし、その先頭にいる久坂玄瑞の元に
伝令がやってきて何事か耳打ちすると、
久坂は長州軍に、引けの命を下します。

その夜、三条らは長州藩士とともに都を落ちていきます。

容保は、今回の働きを天皇に認められ
御宸翰(ごしんかん:天皇の直筆による書)と
御製(ぎょせい:天皇が詠んだ歌)を賜ります。
いわゆる、感謝状であります。

たやすからざる世に、武士の忠誠の心をよろこびてよめる──

和(やわ)らくも
 たけき心も 相生の
  まつの落葉の あらず栄えん

(我らとそなたたち武士が手を携えて、
葉を落とさない松のようにいつまでも共に栄えていこう)

その場に居並ぶ容保を始めとする会津武士たちは
あまりの感激で涙があふれています。

一方、同じく御所を守った壬生浪士組は
「新選組」という名を授かります。


国元に戻ってきた照姫は、
義弟・容保のために役に立ちたいと
時間を作っては各地に赴きます。

黒河内伝五郎道場では、蟄居中の身である西郷頼母の
妻・千恵が道場に現れて、薙刀の稽古を始めるのですが、
この道場にも照姫がやって来るとあって
夫の蟄居を理由に稽古には出ないように
言い置いてあったはずなのですが、

千恵は、夫は何一つ間違ったことはしていないと
誰に咎められても稽古を始めてしまいます。

そんな時に現れた照姫は、稽古の一部始終を見物します。
たとえ諍いがあったとしても、それは一時のうちだとし
今は会津の、容保の、そしてそれぞれの家のために
がんばってくれと言葉をかけます。
「優しく、勇ましくありましょうぞ」

みんなに語りかける照姫と目が合った八重は
天にも昇る気持ちで舞い上がってしまいます。
それは、別に八重だけでなく
千恵も照姫の言葉に感涙し、他の女たちも感動するほどです。


元治元(1864)年3月。
容保は秋月に、摂津海岸の砲台築造工事の指揮役を命じ
覚馬には、洋学所を開き改革を担う人材育成を命じます。

照姫の祐筆(秘書?)が選ばれることになりました。
心映えが良く機転が効き、武芸の心得があるもの……。
道場主の黒河内は、八重を強く推薦しているらしく
祐筆は八重で決まりだというウワサが流れています。

父の山本権八も母の山本佐久も、
その決定の知らせを今か今かとソワソワしながら待ちわびていますが、
食客の川崎尚之助は、八重が奉公に上がったら寂しくなるらしく
急に言葉数が少なくなります。

しかし、ワクワクする山本家とは裏腹に
結局は祐筆に高木時尾が選ばれ
何だかビミョーな空気に……(^ ^;;)


自惚れていた、私はふさわしくなかった、と
がっかりする八重に、
新しい銃を作るには、八重の力が必要だと説く尚之助。
「これは、あなたにしかできぬ仕事です」

八重は、うっかり忘れるところでした。
覚馬が留守の間、家と角場を守るのが
自分の役割だということに。

ただ、代わりはいないという言葉に涙する八重は
尚之助に感謝します。

──────────

文久3(1863)年8月18日、
会津藩・薩摩藩を中心とした公武合体派が、
長州藩を主とする尊皇攘夷派を京都から追放したクーデター事件が発生する。

明治39(1906)年4月1日、
篤志看護婦としての功績により
皇室以外の女性として初めて『勲六等宝冠章』を受章するまで


あと42年8ヶ月──。


作:山本 むつみ
テーマ音楽:坂本 龍一
音楽:中島 ノブユキ
題字:赤松 陽構造
語り:草笛 光子
──────────
[出演]
綾瀬 はるか (山本八重)
西島 秀俊 (山本覚馬)
長谷川 博己 (川崎尚之助)
風吹 ジュン (山本佐久)
松重 豊 (山本権八)
長谷川 京子 (山本うら)
玉山 鉄二 (山川大蔵)
貫地谷 しほり (高木時尾)
剛力 彩芽 (日向ユキ)
綾野 剛 (松平容保)
──────────
中村 獅童 (佐川官兵衛)
降谷 建志 (斎藤 一)
池内 博之 (梶原平馬)
斎藤 工 (神保修理)
北村 有起哉 (秋月悌次郎)
岡田 義徳 (広沢富次郎)
篠井 英介 (三条実美)
──────────
六平 直政 (黒河内伝五郎)
国広 富之 (横山主税)
佐藤 B作 (田中土佐)
──────────
市川 染五郎 (孝明天皇)
稲森 いずみ (松平 照)
宮崎 美子 (西郷千恵)
秋吉 久美子 (山川 艶)
西田 敏行 (西郷頼母)
──────────
制作統括:内藤 愼介
プロデューサー:樋口 俊一
演出:一木 正恵


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『八重の桜』
第10回「池田屋事件」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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