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2013年4月 2日 (火)

プレイバック新選組!・(25)新選組誕生

翌朝、近藤 勇は
新見 錦が“法度に背いた”ことでその責めを負い
切腹して果てたと報告を受けます。

「オレがこういうことが一番嫌いなことぐらい分かっているだろ!」
すべては浪士組のためだと動じぬ顔でいる土方歳三に
これはどうせ歳三が仕向けて切腹させたのだろう、と
勇は何となく見当がつきます。

であれば、仲間をはめて切腹に追い込んだことは
武士道に背くことにはならないのか?
切腹しなくてもいいのか?
「あンたがそうしろと言うなら、オレは腹を斬るぜ」

勇は言葉を失います。

壬生浪士組を京で一番にする、と鼻息高い歳三は
邪魔になるヤツには消えてもらう、とハッキリと言いました。
新見の次は……ボス・芹沢 鴨です。

芹沢も消えれば、勇が晴れて
局長として浪士組を動かせるようになるわけですが、
勇は、そんなダマしあいの浪士組にいたいとは思いません。
多摩に帰る! と言い出す勇を、歳三は胸ぐらを掴んで離しません。


文久3(1863)年9月18日・京──。

歳三は、井上源三郎と原田左之助を呼び出して
鴨を斬るための段取り打ち合わせです。

沖田総司や藤堂平助は若すぎるので、
将来を考えれば仲間に加えない方がいいでしょう。

腕の立つ永倉新八は、敢えて呼びませんでした。
彼は勇と同じで、どこか融通が利かない所があります。
斎藤 一も、芹沢に命を助けてもらった恩を感じているはずで
義理堅い性格の彼も外しておいた方がよさそうです。

局長の勇も、この件からは手を引いてもらいます。
仲間割れではない以上、局長自ら手を汚す必要はありません。
というわけで、歳三と山南敬助、
源三郎、原田の4人で事を成さねばなりません。

先日の“八月十八日(の政変)”での浪士組の働きに
朝廷から褒美が下されるそうで、夜に宴が催されます。
鴨にたくさん酒を呑ませておき、その帰り道に
鴨よりも後に店を出て、先に待ち伏せしておくわけです。

そして改めて、芹沢に手を下さない面々へ
歳三は指示を与えます。

藤堂には、宴の準備を。
永倉には、伏見和泉屋からの警護依頼を受けて
新人2人(島田 魁・松原忠司)を連れて
2〜3日様子を見てくるように、と。

先日の鴨からの折檻で、総司は
顔にひどく殴られた痕がくっきりついています。
歳三は、明日の宴で鴨が早く店を出て行っても
ついて行くな、とだけ言い置きます。

それで全てを察知した総司。
「あの人は私が斬らなくちゃいけないんです」


鴨は、お梅と一緒に嵐山に紅葉見物に出かけます。

鴨も、新見の次は自分だと脅えているところがあり
いつ襲われてもいいように、
その警護役として斎藤を連れてきています。

見上げれば見事なばかりの紅葉です。
石段の至るところにも紅葉が散っていて、
きれいでっしゃろ? とお梅は斎藤に声をかけます。
「ああ。まるで血の色だ」

(^ ^;;)


さて、その紅葉見物から戻った鴨は
藤堂が準備した宴に加わります。

途中、厠にと座を立った鴨を勇が追いかけてきます。
松平容保に褒美に対する御礼言上を述べた時に
浪士組の新しい名前を与えてくれたのですが、

鴨は鴨で『誠忠浪士組』に深い思い入れがあるでしょうし、
それは勇の『壬生浪士組』も同じであります。
そこに新たに参入した新しい名があれば、
勇とすればどうすればいいのか迷っています。

……というのは単なるダシで、
勇は鴨に、今夜の決行事案について告白しようとします。
しかし鴨はそれを聞きたくないと遮ります。
「鬼になれよ、近藤」

鴨は、近藤が見せた新しい名が書かれた紙を手に取り
明日からこの名前でいくように許可を出します。
明日から、ということは、もしかしたら鴨は
今日までの命とどこかで分かっていたのかもしれません。


酒に酔った鴨が「帰る」と座を立ち、
鴨に従ってきた平山五郎と平間重助に脇を抱えられ
千鳥足で屯所へ帰っていきます。

鴨が店を出て、歳三、山南が後から出ていき
それに原田と総司が加わって出て行けば、
何も話を知らない斎藤も何事か察知。

その斎藤に行く手を阻まれる4人ですが、
鬼の形相の勇に説得されて、斎藤は刀を収めます。

ただ、帰路で討ち取る手はずが
ここで時間を食ってしまったがために
鴨は屯所にたどり着いてしまいます。


ひどく雷鳴轟く中、
勇は店でただ黙って座しています。

鴨の寝込みを襲った4人ですが、
刀を突き刺したところには鴨はおらず。
鴨は、たすき掛けをして座って待っていました。
「たった4人か。オレもナメられたもンだ」

お梅の助けを求める声で
途中から平山と平間も加わり3対4になります。

平間は山南に逃がされて難を逃れますが、
平山は同じく山南に
逃がされそうになったところ斬り掛かったため、
左之助がとっさに投げた槍で命を落とします。

一方、鴨には歳三と総司が対しています。
勇が忠告しておいた通り、そして鴨が言っていた通り
鴨は酒が入れば入るほど強者と化しています。

しかし、討ち入りの際に鴨が床に放り投げた
酒入りの瓢箪に足元をすくわれ、
そのスキに総司に刺されます。

「あンた……何してんの……」
お梅は、鴨がこと切れているのを見ると
総司が手に持つ刀を自らの腹に突き刺し
鴨と運命を共にします。


翌朝。
容保につけてもらった新しい名がお披露目です。

新選組──。

──────────

文久3(1863)年9月18日、
壬生浪士組(誠忠浪士組)筆頭局長・芹沢 鴨が暗殺される。

慶応3(1867)年11月18日、
新選組から分裂した御陵衛士を粛清する『油小路事件』まで

あと4年2ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田総司)
山本 耕史 (土方歳三)

オダギリ ジョー (斎藤 一)
中村 勘太郎 (藤堂平助)
山本 太郎 (原田左之助)
堺 雅人 (山南敬助)
山口 智充 (永倉新八)
小林 隆 (井上源三郎)
照英 (島田 魁)

吹石 一恵 (八木ひで)
松金 よね子 (八木 雅)
──────────
筒井 道隆 (松平容保)
──────────
鈴木 京香 (お梅)

佐藤 浩市 (芹沢 鴨)
──────────
制作統括:吉川 幸司
演出:清水 一彦

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