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2013年4月 6日 (土)

プレイバック新選組!・(26)局長 近藤 勇

江戸。

『一筆啓上、おつつがなく候』
この書き出しで始まる近藤 勇からの文に目を通し
つねはついついほっこりと微笑んでしまいます。

元治元(1864)年5月21日──。

八木家では、当主源之丞が妻の雅と茶を飲むそばで
原田左之助が寝っ転がって胸をポリポリ掻いているし、
庭では松原忠司が新人たちに鍛錬をつけています。
実にのどかな日日です。

新選組は勇が局長を務め
山南敬助が総長、土方歳三が副長とします。
庶務は山南が、勘定方は河合耆三郎が担当。

新選組の役割と言えば、もっぱら市中警護の見廻りですが
島田 魁は、あまり武士らしく見えないので
監察方としては実に適任であります(笑)。

監察方といえば、
それ志望でやってきた山崎 烝という男でしょうか。

人に顔をなかなか覚えてもらえない
というのが人より秀でたワザらしく、
あなたのような男がくるところではないという歳三に
「この間もそう言われました。土方先生」

面接を行っている歳三をはじめ、山南も井上源三郎も
山崎のことは全く記憶にありません。
3回目の応募だというのに(^ ^)

……採用、ということで。


新選組としては大所帯になりつつあります。
今は京の壬生村に屯所を1ヶ所持つのみですが、
いずれは大阪にも屯所を置くことになるでしょう。

ただ、新選組の活動を快く思わない者がいるのは事実です。
大坂町奉行所の内山彦次郎はその筆頭と言えましょう。

町奉行所も幕府から命じられた役割ではありますが、
新選組も、幕府から命じられた京都守護職・
松平容保に命じられてできた団体であって、
いずれもお互いを“目の上のたんこぶ”と見ているわけです。

そこで歳三は、採用したばかりの山崎を大阪に遣わし
内山を叩いて出るホコリを探らせます。

すると意外なことが判明しました。
内山は油屋と手を組んで、油を買い占めて
値段をつり上げているらしいのです。
油商人から賄賂を受け取っているようです。

さらに、その油の相場を巡っての大坂百姓たちの訴えも
商人たちから多額の賄賂を受け取って
百姓たちに不利な裁きをしたということもあったそうです。

歳三は斎藤 一を連れて内山本人と面会しますが、
どれもこれもシラを切り通します。
京都守護職に報告することになる、と歳三が言っても
やれるもンならやってみろと言わんばかりです。

しかしその夜、飯屋でひとりで酒を呑んでいた斎藤が
奉行所捕り方に捕まってしまいます。
昔つるんでいた盗賊の頭が
新選組の斎藤が仲間だったと漏らしたらしく、
それで捕らえられ、斎藤は拷問にかけられます。

内山自身を脅そうものなら、どんな手を使ってでもやり返す。
新選組は自分がつぶす、と内山は豪語します。
そんな内山に、勇は怒り心頭です。


5月20日・夜、
奉行所から駕篭に乗って屋敷に戻る内山の姿がありました。

同じとき、勇は源三郎を連れて
深雪太夫のいる店に遊びにきていました。
しかし、二人ともいつもとは違う空気を醸し出し
会話一つ、笑顔一つありません。

深雪太夫は、黙って舞い始めます。
狂ったように、ただ無心に舞います。


歳三や沖田総司、斎藤、左之助、島田が
内山を待ち伏せしています。

そこへ現れる内山の乗った駕篭。
斎藤や左之助、島田はその従者たちを相手にし
少しずつ引き、従者と駕篭を引き離します。

一人きりになった内山ですが、
その場から立ち去ろうとした内山に総司が対峙。

動じない総司に自分を見失った内山は
総司に斬り掛かりますが、容易くはね除けられます。
懐からピストルを出して最後の応戦に挑みますが、
背後から斎藤に刺され、ついに絶命。


舞い続けた深雪太夫は、ふとめまいを感じて
その場に座り込んでしまいます。

勇は急いで深雪太夫を抱き起こしますが、
少し熱を感じるようです。
店主に言って、深雪太夫を休ませるようにします。

後日、深雪太夫の見舞いに現れた勇ですが、
その頃にはすっかり体調も良くなったようです。

深雪太夫の準備が整うまでの待ち時間に
つねへの手紙をしたためていたわけですが、
それもちょうど書き終えたところでしたので、
飛脚に渡すように深雪太夫に頼みます。


『──皆々様によろしく申し上げ下さるべく候』
手紙を読み終えたつねは心の底から笑顔ですが、
途端に顔色が変わります。

その手紙から何やら女の気配を感じ取ったのです。

──────────

この第26回『局長 近藤 勇』から
タイトルバックに歌詞が登場しましたね。

♪いとしき友はいずこに この身は露と消えても
 忘れはせぬ熱き思い 誠の名に集いし遠い日を
 あの旗に託した夢を

恐らく、歌詞自体にも評判性はあったのでしょうが、
ちょうど新選組が誕生したこの時を狙ったというのも
あったのかもしれませんね。


元治元(1864)年5月20日、
内山彦次郎が暗殺され、斬奸状(生前の罪状)とともに晒される。

慶応3(1867)年11月18日、
新選組から分裂した御陵衛士を粛清する『油小路事件』まで

あと3年5ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田総司)
山本 耕史 (土方歳三)

優香 (深雪太夫)

オダギリ ジョー (斎藤 一)
中村 勘太郎 (藤堂平助)
山本 太郎 (原田左之助)
堺 雅人 (山南敬助)
山口 智充 (永倉新八)
小林 隆 (井上源三郎)
八嶋 智人 (武田観柳斎)
照英 (島田 魁)

中村 獅童 (滝本捨助)

田畑 智子 (近藤つね)
吹石 一恵 (八木ひで)
松金 よね子 (八木 雅)
──────────
筒井 道隆 (松平容保)
池内 博之 (久坂玄瑞)
麻生 久美子 (おりょう)
ささき いさお (内山彦次郎)
石黒 賢 (桂 小五郎)
──────────
江口 洋介 (坂本龍馬)
伊東 四朗 (八木源之丞)
石坂 浩二 (佐久間象山)
──────────
制作統括:吉川 幸司
演出:伊勢田 雅也

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