2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« (14)新しい日々へ | トップページ | バス停について本気出して考えてみた(32) »

2013年4月 9日 (火)

プレイバック新選組!・(27)直前、池田屋事件

会津本陣・金戒光明寺──。

京都見廻組に属する佐々木只三郎は
今や新選組局長となった近藤 勇と久々に対面します。

考えてみれば、新選組の前身『壬生浪士組』は
清河八郎が提唱した『浪士組』の流れを汲んでおりまして、
佐々木はその浪士取扱(取締)として参加していたわけです。

浪士組の解体によって、佐々木も一旦は江戸に引き揚げておりました。
京に戻ってきたのは、それ以来です。

佐々木は、ここで新たに京都市中の警護を目的とした
全員直参による『見廻組』を結成しております。

新選組の名に張り合ったつもりはありませんし
武士でもないものたちの寄せ集めに
お前らは用なしだと言っているわけでもありません(笑)。


永倉新八は、飲み屋で小常に相手をしてもらっています。

住吉大社の近くにとある茶店があり、
店主夫婦におそのという可愛らしい女の子がいたそうです。

「あんさん……どちらさん?」と小常は一瞬身構えますが、
おそのといつか結婚の約束をした、市川宇八郎の友人です。
おそのと会ったら渡してほしい、と渡されたかんざしを手に
京に入って1年半、ずっと探しまわったそうです。

宇八郎は、自分の死期を悟っていたところがあり、
新八は、浪士組として入京するにあたって
松前藩に後のことを託しておいたそうです。

もう亡くなってしまったでしょうか。
小常は涙をポロポロ流し、新八はそんな小常を強く抱きしめます。


京・壬生村──。

新八は勇と対面し、“あくまでウワサ”としながらも
大坂町奉行所与力の内山彦次郎暗殺、
そして誠忠浪士組筆頭局長・芹沢 鴨暗殺について
実は新選組が手を下したのではないかという話が消えず、
それを直接、かつストレートに聞いてみます。

かつてヒュースケン暗殺に加担しようとしていた新八は
武士は卑怯な真似をしてはならないという、
勇の言葉があったればこそ、今までついてきたわけであります。

あなたはかかわってはないですね、と念を押す新八に
勇は表情を一切崩さず、ちと冷たく「はい」と返します。


元治元(1864)年6月5日・京──。

肥後脱藩・宮部鼎蔵について
新選組の会議が行われております。

その会議の場に、沖田総司や斎藤 一の姿はありません。
仕事のない副長助勤は全員参加という会議ですが、
総司は八木ひでとデートであります。

二人は恋仲だとおおよそ見方が一致する中で、
ひでに片思い中の藤堂平助のみは
「そんなんじゃないと思います」とけなげに反論(笑)。

ちなみに宮部は肥後勤王党のボスでして、
尊王攘夷運動の中心的人物であります。


ひでと総司が入っていったのは、町医者です。
少し風邪をこじらせただけだという総司を
いっぺん見てもらった方がいい、と
ひでが手を引いて連れてきたわけです。

何ともなかったなら何ともなかったで、それはそれで安心だし
何かあったらその薬をもらって治していけばいいわけで、
総司を説得して、受診の気持ちにようやくなってくれたのですが、

奥から男の叫び声が聞こえてきて、
その意欲もたちまちなくなってしまいます。
「……やっぱりいいや」


御用改めで踏み込んだ枡屋の蔵には
驚くべきものが隠されていました。

武田観柳斎は、土方歳三や山南敬助、
そしてひどく咳き込む総司に その検分をしてもらいます。
隠されていたものとは、無数の鉄砲などの武器や火薬です。

踏み込んだ際には宮部はすでに行方をくらませておりましたが、
主の喜右衛門は捕らえています。
事情聴取しますが、喜右衛門はなかなか口を割りません。

無数の武器、それに
尊王攘夷派の志士たちとの書状のやり取りから
彼らは京都守護職の会津藩になりすまし
風の強い日を選んで京の町に火を放つつもりなのかもしれません。


斎藤から、もっとも痛い拷問の方法を聞き出した歳三は
それでついに喜右衛門を吐かせます。
それによると、彼らは挙兵するつもりで動いていました。

かけつけた松平容保の首をあげ、御所に押し入り
火を放って帝を長州に連れ去る。

「これは戦だ……」
勇は愕然とします。

──────────

元治元(1864)年6月5日、
新選組に踏み込まれ枡屋喜右衛門(古高俊太郎)が捕縛。

慶応3(1867)年11月18日、
新選組から分裂した御陵衛士を粛清する『油小路事件』まで

あと3年5ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田総司)
山本 耕史 (土方歳三)

オダギリ ジョー (斎藤 一)
中村 勘太郎 (藤堂平助)
山本 太郎 (原田左之助)
堺 雅人 (山南敬助)
山口 智充 (永倉新八)
小林 隆 (井上源三郎)
八嶋 智人 (武田観柳斎)
照英 (島田 魁)

吹石 一恵 (八木ひで)
小西 美帆 (小常)
──────────
相島 一之 (新見 錦(回想))
ささき いさお (内山彦次郎(回想))
──────────
伊原 剛志 (佐々木只三郎)
佐藤 浩市 (芹沢 鴨(回想))
──────────
制作統括:吉川 幸司
演出:伊勢田 雅也

« (14)新しい日々へ | トップページ | バス停について本気出して考えてみた(32) »

NHK大河2004・新選組!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« (14)新しい日々へ | トップページ | バス停について本気出して考えてみた(32) »