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2013年4月13日 (土)

プレイバック新選組!・(28)そして池田屋へ

松平容保の首をあげて御所に押し入り
火を放って帝を長州に連れ去ろう──。
捕らえた喜右衛門の口を割らせ、
宮部鼎蔵ら過激攘夷派による陰謀を知る新選組です。

山南敬助は、万が一討ち損じた場合のことを考えて
会津藩に加勢を頼むように近藤 勇に進言しますが、
新選組が仮にも討ち損じることはないと考えている土方歳三は
戦の前に負けることを考えてどうするんだ、と口をとがらせます。

「あらゆることを考えて策を練っておくのが軍議ではないか!」
山南にしては珍しく声を荒げますが、
山南サンも怒鳴ることあるンだ……と
沖田総司が目を丸くしてビックリしています(^ ^;;)

しかし、押収した武器その他を奪還されてしまったということは
計画通りに実行するために、次は捕らえている喜右衛門を奪い返しに
新選組屯所に押し寄せる可能性は否定できません。

軍師気取りの武田観柳斎は、先手を打って
彼らが集まりそうな宿屋を片っ端から探り
襲撃する作戦を提案します。


会津本陣・金戒光明寺──。

加勢の依頼を受けた会津藩の広沢富次郎や秋月悌次郎は
いかにもカタブツそうな上役に思い切って掛け合ってみますが、
御所が襲撃されてもかまわぬ、と全く取り合ってもらえません。

それこそ、主君・松平容保が京都守護職を解かれて
会津に帰れる絶好のチャンスです。

長州藩相手に戦をするということが
動きを鈍らせてしまっているのかもしれません。
新選組には、戦支度に手間取っていることにして
時をなるだけ伸ばそうとします。


元治元(1864)年6月5日・京──。

小川邸、島村屋、近江屋、池田屋、四国屋など
長州寄り浪士が会合に使う宿屋と言えば、
こういった名が挙がります。

絞ってもこれだけの数でありまして、
シラミつぶしに調べて行くしかなさそうです。


桂 小五郎は、恩師の佐久間象山に
長州に来て久坂玄瑞らを説得してほしいと願い出ますが、
説得なら奴らが出向け、と象山は笑ってそれを断ります。

実は今日、会合があるらしく
桂が去った後、象山は小間使の滝本捨助に
思い出したように酒を届けさせます。

場所は三条小橋の池田屋です。

酒を届けた捨助ですが、象山の小間使には飽きたらしく
長州で雇ってほしいととんでもないことを言い出します。
なんでもやりますよ、といきなり躍り出した捨助ですが、
桂の膳を蹴飛ばしてしまい、着物が汚れてしまいました。

「一旦藩邸に戻る」
こぼれた飯を手で払いながら、桂は言います。


祭り囃子が聞こえる夜、結集した新選組の面々は
勇の班と歳三の班に分かれて探索します。

やがて、敵が池田屋に潜んでいることを見つけ
勇ら猛者たちと斬り合いに。

藩邸で着替えて池田屋に向かう途中の桂は
宮部らが新選組の襲撃を受けていることを知り、
そのまま黙って引き返して行きます。


斬っても斬っても、敵は減りません。
(という印象を受けます)

それはそうかもしれません。
勇班は10人しかいないわけです。

鍛錬を積んで来た者たちとはいえ
無数の敵を倒していけば、疲れはピークに達します。
藤堂平助は、ふと息をついたところで額を斬られ
倒れてしまいます。

総司はそれでも
剣の術を生かして次々と斬り倒していきますが、
無傷のはずの総司の口から、赤いものが吹き出ます。

膝から崩れ落ち、自ら吐いた血の固まりを見つめる総司です。


勇に伝令を言いつかった谷 昌武のおかげで
歳三班も池田屋へ加勢に走ります。
「待たせたな」

原田左之助と永倉新八は
呻いている血まみれの総司を見つけます。
総司は、このことを仲間には黙っていてほしいと懇願。
ふたりは、黙って頷くしかありません。


藩邸に戻った桂ですが、池田屋で襲撃を受けて
長州藩に助けを求めてきた土佐脱藩・望月亀弥太を見捨てます。
いや、助けを求めたのが土佐脱藩だからではなく、
たとえ長州藩士であっても同様の扱いです。

いま、長州藩と新選組が事を構えるのは不利です。
誰一人として藩邸内に入れてはならない。
桂の命が下ります。
「坂本くん、申し訳ない」

総司から背中に深手の傷を受けつつも
必死の思いで長州藩邸に駆け込んだ望月の願いは空しく
藩邸前で自害して果てました。


望月の死を聞いた同郷の友・坂本龍馬は、
悔しさに身体を震わせます。

「どいつもこいつも! みんな馬鹿じゃきぃ!」

世直しだ、などと言って過激攘夷派の仲間入りをした望月に、
命を懸けて助けを求めてきた望月を見殺しにした桂に。
それだけではありません。
日本人同士、考えが異なれば斬り合ってしまう世の中に。

おりょうは、龍馬にかける言葉が見つかりません。

──────────

元治元(1864)年6月5日、
京都三条木屋町の旅館・池田屋で、
尊王攘夷派志士を新選組が襲撃する「池田屋騒動」が発生。


慶応3(1867)年11月18日、
新選組から分裂した御陵衛士を粛清する『油小路事件』まで

あと3年5ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田総司)
山本 耕史 (土方歳三)

オダギリ ジョー (斎藤 一)
中村 勘太郎 (藤堂平助)
山本 太郎 (原田左之助)
堺 雅人 (山南敬助)
山口 智充 (永倉新八)
小林 隆 (井上源三郎)
八嶋 智人 (武田観柳斎)
照英 (島田 魁)

中村 獅童 (滝本捨助)

松金 よね子 (八木 雅)
──────────
筒井 道隆 (松平容保)
麻生 久美子 (おりょう)
石黒 賢 (桂 小五郎)
──────────
江口 洋介 (坂本龍馬)
伊東 四朗 (八木源之丞)
石坂 浩二 (佐久間象山)
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制作統括:吉川 幸司
演出:清水 一彦

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