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2013年6月 3日 (月)

プレイバック新選組!・(43)決戦、油小路

人間のドラマ。
それを人は歴史と呼びます。

決断の時、
決行の時、

人は何を考え、
どのようにして動いたか。

その歴史の決定的瞬間を取り上げます。


そしてみなさん、いよいよ「その時」がやってまいります。


政権を返したということは、
これまでの失政を認めたということであるので
徳川慶喜はこの際、一切の官職を辞し領地を返上すべき。
それに従わなければ、逆賊として討つべきである。

大久保一蔵がそう主張すると
伊東甲子太郎は、己が考える『大開国策』を唱えますが、
岩倉友山(のちの具視)は、伊東が今でこそ御陵衛士ですが
元は新選組隊士だと知って、発言権すら奪ってしまいます。

失意の伊東です。

つまり、寺田屋事件で坂本龍馬が暗殺されたとき、
わずかに生き延びた中岡慎太郎が
「こなくそ!」(こんちきしょ!)という
四国なまりの言葉を聞いたと言い残したことから、

龍馬暗殺の下手人は、
伊予松山出身の原田左之助ではないかということで
新選組が疑われてしまっております。

龍馬を失ったことを大きな損失とする薩長、
龍馬の出身地・土佐も含めて
新選組を目の敵にしているのです。

『大開国策』の内容はとても素晴らしいものではあるのですが、
新選組隊士であったというのが唯一の難点であります。
大久保は、近藤 勇を斬って名を挙げるべきだと
伊東をけしかけます。


慶応3(1867)年11月18日・京──。

伊東に声を掛けられて、とは表向きのことで
実は土方歳三に間者としてつけられて
御陵衛士に加わった斎藤 一ですが、

伊東から、勇暗殺の策をもちかけられて
御陵衛士から離れることを決意。
斎藤に本当のことを聞いた藤堂平助も加わって
新選組と御陵衛士の対立に発展します。

これ以上は事を荒立てたくないという
伊東と勇の願いから、
勇の別宅でサシで対面することになりました。

最初こそ、暗殺しようなどとは思ったことはないと
シラを切る伊東でしたが、
伊東がウソを言っていると、勇はとっくに見抜いています。

前に新選組にいたという事実が重くのしかかってきたこと、
薩摩の大久保に勇の暗殺を持ちかけられたこと、
伊東が薩長と歩調を合わせていくには
伊東自身の手で新選組を葬るより他にないこと、

伊東は、ようやく全てを白状します。

あなたの意見が通らないのは、新選組にいたからではない。
勇は静かに、しかし力強く伊東に語りかけます。
「あなたは薩長の出身ではなかったから弾かれたのです」

薩摩と長州は、
あくまでも薩長中心の世の中にしようとしている。
当然、伊東が勇を斬ったところで
伊東の出自が変わるわけでもありません。

出自がその人の人生を決めてしまう。
だからこそ勇は薩長が許せないわけです。
勇が新選組で目指したのが、
身分を問わない集団であったことも
ココに関係しているのです。


納得できた伊東は、満月を眺めながら
満面の笑みでひとり帰路に着きますが、
ある新選組隊士に長槍で刺され、落命してしまいます。

これが発端となり、新選組と御陵衛士が真っ向から衝突します。

歳三は、藤堂を何とかして生かしておくようにと厳命し
永倉新八や原田左之助らを向かわせます。

しかし、病床にいたはずの沖田総司は
浅葱色の隊服に身を包み、無理を押して出て行こうとします。
「平助は、あなたたちが思っているほど子どもじゃないンだ!」

しかし、屯所を出る前で大量吐血し
意識を失って倒れてしまいます。


新選組と応戦している御陵衛士ですが、
多勢に無勢、次々と斬られて倒されていきます。
一度は原田に逃がされる藤堂でしたが、
倒れていく仲間を見て、新選組に斬り掛かってきます。

対峙した永倉は一切手を出しませんでしたが、
それでも立ち向かっていく藤堂を見て
他の隊士がめった刺しにします。

「お前は誠の武士だ」
勇からの言葉に安堵したか、
藤堂はそのまま命を落とします。

──────────

作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
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[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇)

藤原 竜也 (沖田総司)
山本 耕史 (土方歳三)

優香 (お孝)

オダギリ ジョー (斎藤 一)
中村 勘太郎 (藤堂平助)
山本 太郎 (原田左之助)
山口 智充 (永倉新八)
小林 隆 (井上源三郎)
照英 (島田 魁)

中村 獅童 (滝本捨助)
──────────
谷原 章介 (伊東甲子太郎)
中村 有志 (岩倉友山(具視))
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伊原 剛志 (佐々木只三郎(回想))
江口 洋介 (坂本龍馬(回想))
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制作統括:吉川 幸司
演出:伊勢田 雅也

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