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2013年6月21日 (金)

プレイバック新選組!・(48)流山

慶応4(1868)年3月6日、
近藤 勇率いる120余の甲陽鎮撫隊は
10倍以上の勢力の新政府軍と激突。

頼みにしていた菜葉隊には
新選組からの援助要請も黙殺されてしまっていて、
ついに現れることがなかったわけです。
なすすべもない甲陽鎮撫隊。

勇と対立した永倉新八は、原田左之助とともに新選組を離脱。
病状が悪化して戦列を離れた沖田総司は、
東京千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅の離れにて療養中。

勇と土方歳三は、江戸の中心部を避け
五兵衛新田で再起のチャンスを狙っていました。
「オレには振り返っているヒマはねえ」
歳三は、関東で新しい新選組を作ろう、と言います。


一方、破竹の勢いで江戸に迫る新政府軍は
3月15日を江戸城総攻撃の日と定めますが、
旧幕府軍の実質的責任者・勝 海舟は大きな賭けに出ます。
薩摩藩邸の西郷吉之助を訪ねたわけです。

江戸城を明け渡す代わりに、江戸城総攻撃はやめてほしい──。

その条件を西郷に呑んでもらったので、
江戸周辺に旧幕府軍関連の軍勢にいてもらっては困るらしいです。
五兵衛新田にいる甲陽鎮撫隊も例に漏れず
立ち去るようにとのお達しが出ました。

まさか解散? と不安気な島田 魁は斎藤 一を見つめ、
再度新選組を旗揚げする、と歳三も斎藤を見つめます。

「どうしてそういちいちオレを見るンだ」
斎藤は不思議そうですが、
そりゃ甲州勝沼で聞いた斎藤の熱い熱い思いを聞けば
そうなりますわね(^ ^;;)

勇は、会津を目指すことに決めます。
その前に、呼びかけに応じて隊士も集まり出したところなので、
新・新選組のステージとも言うべき場所を探さなければなりません。

──流山。

利根川を上って下総国に入ったあたりです。
島田が提案し、勇の胸にこの地名が強く刻まれます。


慶応4(1868)年4月3日──。

新選組を飛び出し、
新しい集団をつくろうとしている永倉と原田の前に
一人の武士が現れます。
市川宇八郎です。

市川はおそのの婚約者であった人で
瀕死のときにおそのへの言づてを永倉が引き受け
永倉とおそのが出会って二人は愛人関係になったのでした。

「死んだのではなかったのか!?」
永倉は思わず足を見ます(笑)。

永倉は曲がったことがキライ……というのは
もはや周知の事実ですが、
宇八郎にも、おそのとのことを全て告白します。

死んだと思っていたから仕方ないよな、と
永倉に一応の理解を示し、咎めることはしませんが、
最期に呼んだのが宇八郎の名だった、と聞いて
とても悲しむ宇八郎です。

ともかく、今は道場主として剣術を教えているそうで、
隊を結成したので永倉にも参加してほしいと言います。

永倉は原田を誘いますが、
原田には今さら他の隊に入るつもりはありません。
おまさにそろそろ子どもが産まれるころであり、
危ないのは承知ながらも京に戻ることにします。


新政府軍には、流山に武士たちがふらりとやってきて
鍛錬を行っているという情報が舞い込みます。
その代表者は大久保大和と名乗りましたが、
聞かない名前です。

しかし、甲州勝沼で敗北した勇が
このあたりに潜んでいるというウワサもあるのは事実で、
念のため、薩摩藩士の有馬藤太に探らせることにします。

400ほどの兵士が取り囲む中、有馬が訪ねてきました。

内藤隼人を名乗る歳三は、兵を集めて鍛えている理由を
江戸城明け渡し以来、江戸から落ちてきた武士たちが
村を襲って乱暴狼藉を働くという事件がたびたび発生し、
それを取り締まるためだと主張。

鍛錬する兵の様子を見たいという有馬を
案内することになりました。
ただ、その現場にいて鍛錬指導中の島田や尾関雅次郎には
薩摩兵士の視察話が行っていないので、
ここは一か八かの大ばくちです。

隊士たちがそれぞれもっている銃は
「江戸を逃げ出した兵の銃が残っている」、
大砲は「運んできたものの使い方が分からないので、
脅しに使うための見せかけ」と、

ようもポンポンと
歳三の口からウソが出るもので(^ ^;;)

そこへ、あろうことか滝本捨助が現れます。
勇とともに多摩に帰ったものの、
ジッとしているのは性分に合わないと加勢に来たんだとか。

歳三は捨助をつまみ出そうとしますが、
「あの野郎どもをギョフンと言わせてやる!」と
鼻息荒いです。

“あの野郎ども”?
有馬は、それは誰のことかと問いつめます。

しまった……!!
勇の表情には緊張が走り、
歳三は、谷 周平の肩越しに有馬に銃を向けます。

「この辺りを荒らし回っている奴らのことですよ!」
よろしく頼みますよ、大久保先生! とニンマリの捨助。
どうやら、話は予めすべて聞いていたようです。

しかし、ピンチはまたすぐにやってきます。
奥に『誠』の旗を寝かせているのを見つけられたわけです。
今度こそ、動かぬ証拠を掴まれてしまい、緊張が走る一同です。

「即刻、解散をお勧めしもんそ」
確固たる証拠を掴みながら、
目の前にいる人物が近藤 勇であると悟りながら、
有馬はわざと見逃します。

しかし、取り囲む400の新政府軍の中で
京で近藤を見たという者がいて、
こういう話になってしまった以上は、念のため
本陣で詮議が行われることになりました。

バレたら正々堂々と近藤 勇を名乗る、と言う勇に
歳三は死ぬ気でウソを突き通すようにアドバイスします。
「近藤 勇には生きててもらわねぇと困るんだよ!」

隊士たちも同じ気持ちです。
勇に死なれてしまっては、
これから先どうすればいいか分かりません。

ただ、歳三も勇も
帰って来れないだろうな、と悟ります。

勇は周平に改めて「近藤周平」として養子と認め
養父としての言葉を残します。
歳三とは、黒船を見た際に拾ったコルクを出し合い
友であることを再確認。

「近藤 勇、一世一代の大芝居だ」
笑って出て行きます。

今生の別です。


本陣に入った勇は、帰って来れないと分かっていながら
全力でウソをつき通します。

あまりに強情なので、追及する側としても
そろそろ気持ちが折れそうになります。

引率した有馬は、そろそろ帰してあげては? と提案しますが、
新政府軍の中に、元新選組隊士がいるというので、
有馬の提言に耳を傾けず
その隊士が勇の前に連れ出されました。

加納鷲雄──。

伊東甲子太郎一派の人物で、新選組を離れて御陵衛士となり
伊東亡き後も油小路の変でも御陵衛士を率いて新選組と対峙。
伊東への復讐心で、伏見街道を進む勇を狙撃しようとしながらも
闇討ちのような方法に躊躇していた人物であります。

近藤 勇に間違いないか、と問われて目が泳ぐ加納ですが、
自分(勇)がウソをつき続けば、加納が罪を問われることになります。
勇としては、もはやウソは突き通せなくなりました。

「加納くん、お久しぶりです」
「ご無沙汰しております、局長」

勇は、微笑んでいました。

──────────

作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:荻野 丹雪
版画:木田 安彦
──────────
[出演]

香取 慎吾 (近藤 勇(大久保大和))

藤原 竜也 (沖田総司)
山本 耕史 (土方歳三(内藤隼人))

優香 (お孝)

オダギリ ジョー (斎藤 一)
山本 太郎 (原田左之助)
山口 智充 (永倉新八)
照英 (島田 魁)

中村 獅童 (滝本捨助)
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古田 新太 (有馬藤太)
宇梶 剛士 (西郷吉之助)
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島田 順司 (植木屋平五郎)
野田 秀樹 (勝 海舟)
野際 陽子 (近藤ふで)
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制作統括:吉川 幸司
演出:吉川 邦夫

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