細かすぎて伝わらないバスネタ選手権(37)
<<前回のつづき>>
◎ バス車内や停留所に掲載の系統図
(“停留所の場所が分からない”という前提のとき)
取るんじゃありません、見るんです(^ ^;;)
これは過去、soramameさんが記事にしておられたので
系統図はそちらをご覧いただくとして、
系統を知る上での停留所の場所を
停留所名と、周辺の施設名や地域名から推測することになりますが、
ここまで地域名が多ければ、ほぼ不可能ですね(^ ^;;)
特に「○○第一」などという命名であれば
どの区間にあるかを推測するのは難しいです。
そして、残された路線図から実走してみるというのも手ですが、
特に「Nみヶ丘第二」「M鈴の杜埋蔵文化財調査センター前」のように
1本の道路で停留所があった場合、
よっぽど疑い深い正確でない限り、人間の心理として
その間に“停留所があった”とみなしたくなるのは当然でして(^ ^;;)
この場合、正しいバス路線では右左折しているのに
そのポイントに気づかず直進してしまったとき
このように、停留所があったと断定してしまいがちなので
非常に危険極まりないわけです。
現に、Kassyが小学生の時に家にあった道路地図にも
現在と同じようにバス路線が赤線で引いてありましたが、
K日地区の(8)系統が走る
「I尻(六ツ角)」〜「H町三丁目」の区間と
F日市地区の[2-1](現[2-2])系統が走る
「3本松」〜「Mさしヶ丘団地東口」の区間の中間の
「H町三丁目」〜「3本松」というバス路線空白区間にも
勝手に(?)赤線が引かれてバスが走っているようになっていました。
ま、このニュータウンの場合は
コミュニティバスに引き継がれたバス停もかなり多く
“バスが走るルートを実走できれば”停留所の位置を
間違えるなんてことはあまり起きることではありません。
でも、路線バスがコミュニティバスに
そのまま引き継がれた路線があるというのが
当たり前というわけでもないので、
あまり自分のカンを信じないことです(笑)。
というわけで、バス路線図、古い道路地図、バス系統図、
そして実走図のいずれかを単独で入手していたとしても
そこから正確なバス路線を引けるとは限りませんで、
いずれか2つ以上の資料があって、
初めて実体に近づけると言えるのかもしれません。
この地区の場合、soramameさんご紹介のバス系統図と
古い道路地図の2つから、
平成14年時点での詳細な系統図を作成することができました。
もうちょっと話題を進めます(笑)。
<<次回へ続く>>
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