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2013年8月 3日 (土)

ローカル路線バス乗り継ぎの旅

……という、テレビ東京系列の不定期番組があります。
多分バス好きな方は一度はご覧になったことがあるのではないかと
推察仕りますが(^ ^;;)

俳優の太川陽介さんと漫画家の蛭子能収さん、
そして“マドンナ”の女性ゲストの3人で
路線バス“だけ”を使って4日間でゴールを目指す旅です。
(詳しくは某辞書サイトをご覧あれ)

有名な観光地をめぐる旅というより、
時間に追われてただ移動を続ける3人組という
印象が強い番組なので、ジャンルとしては
「旅番組」よりも「ドキュメンタリー」の要素が
強いんじゃないかしら? と思えるほど。

そんな特異な番組も、今日現在で14弾放送されました。

そのルールとしては、

  1. 「3泊4日でゴールを目指す」
  2. 「タクシー使用禁止、バスが繋がらなければ歩く」
  3. 「携帯電話・スマートフォンで情報を調べてはいけない」
というものらしいです。

ちなみに我がF岡県が関連したバス旅は2011年夏に放送された
第9弾の『出雲〜枕崎・ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅』
(マドンナゲスト:芳本美代子さん)で、

【M司港駅前】─(N鉄バス)→【S津】─(N鉄バス)→【G藤寺バスセンター】─(N鉄バス)→【N鉄T神バスセンター】【T神(D丸前)】─(N鉄バス)→【H多駅】/【H多バスターミナル】─(N鉄バス)→【A木営業所】【裁判所前】─(N鉄バス)→【H木】─(N鉄バス)→【U羽発着所】─(N鉄バス)→【JR K留米駅】─(N鉄バス)→【N鉄K留米】─(N鉄バス)→【F島】─(H川バス)→【Y中】

という区間です。


で。

『この旅ももうすぐゴール……!』という時に限って
ゴールの代表駅(あるいはバスターミナル)から
そのゴールとなる観光地へ向かうのは電車(路面電車含む)しかなく、

直通のバスは無い! と判明し、えらい遠回りして
苦労してゴールするという大ドンデンなシーンがあります。

例えば第4弾の『人情ふれあい珍道中!
春の山陽道・ローカル路線バス乗り継ぎの旅』
(マドンナゲスト:根本りつ子さん)での
広島バスセンターから宮島への区間だったり、

例えば第5弾の『みちのく奥州街道・日光〜松島
ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅』
(マドンナゲスト:藤田朋子さん)での
仙台駅前から松島への区間だったり。

代表駅に鉄道があり、有名な観光地に同じ会社の鉄道があれば
渋滞などで運行に影響を受けやすいバスよりは
時間が正確で一度にたくさんの旅客を運べる電車の方が
どうしたって重宝しますし、
そちらを勧められるのは当然と言えば当然です。

でも、代表駅から直通のバス路線はなぜないの?
あったっていいんじゃないの? と
いち視聴者として批判をせずにはいられないわけですが、

我がF岡に当てはめてみれば、
代表駅たるT神から観光地・D宰府を目指すようなもので
ココも例に漏れず、N鉄電車というものが走っていて
直通1本で行けるものだから、直通のバス路線はないんですね。


で、このブログの読者のみなさんは
T神からD宰府を目指したいという太川さんや蛭子さんの疑問を
どういうルートで返答しますか?

Kassyなら、次のように答えますかねぇ。

【T神(D丸前)】─(N鉄バス)→【N鉄O橋駅】─(N鉄バス)→【Tの浦県営住宅前】─(N鉄バス)→【Mヶ丘四角】─(N鉄バス)→【N鉄F日市】─(N鉄バス)→【D宰府】

あるいは、人によっては【イオンO野城】を通る
ルートを教える方もいらっしゃるでしょうし。
ま、いろいろなルートが出てきてしかるべきなのですが、

【T神(D丸前)】─(N鉄バス)→【H多駅】【H多バスターミナル】─(N鉄バス)→【T府楼前駅】【N鉄T府楼前駅】─(D宰府市コミュニティバス)→【N鉄D宰府駅】

というような
「[400]系統・A木営業所ゆきを使う」ルートを選んだ方は
やっぱり“バス通”なのかな、という気がします。

多分ですよ、D宰府に向かいたいと言われて
一般の人の頭の中では
「とりあえず、T神から南に下ればいい」という認識になり
どちらかというとN鉄電車沿いを走るバス路線が
頭の中に浮かぶと思うのです。

それを、しょっぱなからN鉄電車沿いから離れていく
(でも最終的には電車沿いになるのですけど(^ ^;;))
という路線をひらめけるというのは、やっぱりスゴイです。

実際に路線バスだけを乗り継いで旅行している
このお3人さんもある意味“戦い”ですが、
バス路線を聞かれた方も
ひらめけるかひらめけないかという意味で“戦い”ではないか、と

最後はよく分からないところで着地した所で
今回のブログは締めたいと思います(笑)。

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コメント

こんにちは。

わたくしは、「390」「370」→「4-1」をオススメしたいと思います。乗換は1回で済みますし、電車とはまったく別の筋、太宰府の裏側からアクセスする感じがよいです。

──────────

ちょんびんさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>「390」「370」→「4-1」をオススメしたい
ほら、上には上がいた(笑)。

このルートこそ、まさに本文最後の方に書いた
N鉄電車沿いから大きく外れるものでありまして、
コメントいただくまで、このルートのことは
全く、これっぽっちも考えませんでした。

乗り換えも1回というのは、
時間的制約がかなりあるこの番組では
とても喜ばしいことでありまして、
そういったルートをヒョイと考えられるというのは
やはり通の方ではないか、と(^ ^)

素晴らしいw


>太宰府の裏側からアクセスする感じ
戦国時代であれば
正面向いて敵を迎え討とうと待ち続けるKassyに
意表を突いて裏側から攻め込もうとする
ちょんびんさんという感じ?(違う?(^ ^;;))

それぐらい、考えもしない戦法でした。
……って、単にKassyの知恵がないだけですか?(笑)

投稿: ★ちょんびん | 2013年8月 4日 (日) 12:20

 どうもこんばんは。
 このシリーズ見てますよ~面白いですし。
 こんなのはどうです?
 T神から【44】でM本町、徒歩移動でN鉄Z餉K駅入口から【11】でU美営業所、営業所から【4-1】でD宰F等々・・・♪
 では、この辺で。

──────────

M:Iさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>このシリーズ見てますよ~面白いですし
放送では見たことがないのですけど
ネット動画で後から見ました。
なかなか面白いですよね〜。


>T神から【44】でM本町……(後略)
そのルートもありますね。
それもN鉄電車から離れて行きますものね。
(最後の最後に重なりますが)(^ ^)

これまでの番組のパターンを見てみると
それ以降の情報を収集するために
いったんバス営業所や案内所へ行くことが多いので、

リアルにこのルートが選択された場合、
Z餉隈営業所まで乗って
そこからZ餉隈駅入口へ徒歩移動……
という感じにもなりそうですね。

投稿: ★M:I | 2013年8月 5日 (月) 23:55

九州編、リアルタイムで見ていました。

A木→(A木観光) →T主丸→(N鉄)→K留米 が、近いのにと、勝手に突っ込みましたが…。

T神→D宰府は

T神→【32か34】→H田橋→【4ー1】→D宰府ですかねぇ…。

──────────

Sさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>九州編、リアルタイムで見ていました。
あら(^ ^)
そうなんですね〜。

Kassyは、この番組をわりあい最近知ったので
オンタイムでは見ておりません(^ ^;;)


>A木→(A木観光) →T主丸→(N鉄)→K留米 が、近い
あ、それワタシもそう思いました(笑)。

他社というルートが思いつかないと
H木経由の遠回りしか行けませんからねえ。

ちなみにワタクシ、どうせH多駅から
[400]番でA木方面へ行くのなら
A木かH摺東あたりでH田バスに乗り換えてH田→T立、
S交バスに乗り換えて

Yうステーション→A蘇駅前→K本駅前
というルートを辿ったらどうだろう? と
考えながら見ていました。

でも、あの番組の流れだと
H多駅に到着したのが22時15分で
ゆっくりしたい蛭子さんが提案したのが
翌朝8時50分発だったので、

すでにH田ゆき急行はA倉街道を出ている時間ですから
昼の便を待つためにどこかで
待ちぼうけということにもなりますかね(笑)。

それはそれで面白いのかな(^ ^)


>T神→【32か34】→H田橋→【4ー1】→D宰府
Sさんも裏手ルートですか(^ ^)
[32][34]も思いつきませんでしたなぁ。

それにしても
いろいろなルートをよく思いつきますね(笑)。
すごーい♪

投稿: ★S | 2013年8月 8日 (木) 21:36

今年最初のの路線バスの旅見ました。
詳細はネタばらしになるのでここでは言いませんが、毎度毎度、与党の先生方や国土交通省の官僚たちはこの地方の交通網の現状を把握しているのかと考えながら見ております。

──────────

atushikun2さーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>今年最初のの路線バスの旅見ました。
お、今年の放映あったんですね!
Kassy、完全に見落としておりました(^ ^;;)


>地方の交通網の現状
悲惨なものですよね。
でも、私たちは何もお手伝いできない
(できても、焼け石に水状態な)ので、
とってももどかしい気持ちになりますが(^ ^;;)

そういう意味では、この番組も
けっこうな問題提起をしているようにも見えますね。

投稿: ★atushikun2 | 2014年1月 8日 (水) 17:34

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