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2014年2月 7日 (金)

プレイバック利家とまつ・(10)妻への小袖

永禄11(1568)年8月、北近江 小谷城──。

織田信長が訪問し、城主の浅井長政が出迎えに出てきます。
信長は上機嫌で、挨拶が遅れた非礼を詫び
対面を喜ぶ長政と固い握手を交わします。

長政の後ろには嫁いだ市が控え、
その後ろの家臣団たちの後方には佐脇良之の姿も。
弟の元気そうな姿を見て、
兄の前田利家はついニッコリと微笑みます。

ただ、大広間で長政が舞っている間
利家をジッと見つめる良之の表情は硬いままです。
最初こそ微笑み返していた利家は、
弟のただならぬ様子を感じ取ります。

良之は、利家の視線を得たまま
浅井家臣の遠藤直経の元に移動して酒を注ぎます。
利家は、控えの間にひとり座している村井長八郎に
その遠藤の身辺を探るように命じます。

夕方、信長の宿所に駆け込んだ利家は
信長に 夜陰に紛れて岐阜に戻るように進言。
信長はその理由を聞かず、
わかった、とだけ発して岐阜に戻ることにします。


「信長を討つには絶好の機会です!」
小谷城では、遠藤が長政にけしかけています。

わずか200の手勢で小谷を訪問している信長を討ち滅ぼし
その勢いで南近江の六角承禎を滅ぼして
浅井が上洛して天下に号令するチャンスなのです。

自分を弟だと言い、上洛の際には
一緒に政治を行っていこうと力強い言葉をもらった長政は
信長を奇襲することに乗り気ではありません。

遠藤は、信長は実の弟でさえも討ち滅ぼす人間で
仮にいま盟約を結んだとしても、いつそれを破棄して
裏切ることになるかは分からない、と更に強弁。

ただ、その遠藤は
広間での信長と長政の歓談から評定の場の今まで
長八郎に後をずっと付けられていたことは全く知らず、
評定の末席に座っていた良之は、つまりは織田家に
事が露見しているも同じこと、と言います。

結局、浅井の企てを持ち帰った長八郎は
利家にありのままを報告しますが、
浅井に裏切り行為は一切なかった、と言うことにして
信長にもそう報告してしまいます。

信長の危機から救い出したのに……と
長八郎は主に、もっと翌を出せと叱咤します。


明智光秀は、六角攻めを提案します。

そもそもは、足利義昭を連れていれば
六角は無条件降伏すると予測していた光秀でしたが、
その予測が甘過ぎたようです。

とはいえ、信長としては出兵するにしても金が足りません。
光秀は、本願寺に五千貫、堺に二万貫の
「矢銭」(軍費)を取り立てることを進言します。

もしそれが獲得できれば、戦の見通しは立ちます。
信長は、六覚攻めの総大将は柴田勝家に、
そして信長直属の赤母衣衆であった利家には
木下藤吉郎の軍に加わるように命じます。

先の浅井の一件で、
“裏切り行為は一切なかった”とウソの報告をしたことで
利家は手柄をほしくはないのかと信長は腹を立てているのが、
この仕打ちにつながったのかもしれません。

ただ──軍議が終わると、
その場には信長と利家の二人きりになります。

秀吉の与力だとすねる利家に、信長は
秀吉の命を待つ必要はない、思いきりかぶけと激励。
利家は歓喜します。


9月、秀吉軍に加わった利家は、単独で箕作城に攻め込みます。

矢の降る中を城に攻め込み、それを合図に秀吉軍と六角軍が衝突。
ただ、それを後で知った秀吉は、怒りで煮えたぎります。
「利家め、勝手に突っ込みおって──!!」

あと1時間も睨み合いが続いていれば
季節柄 早く日も落ちてしまうので、
戦が長期化してしまうことを危惧した利家は
単騎で攻め込んで来たと弁明。

ともかく、お味方は大勝利。
利家は一番槍の手柄を立てます。
それでまつへ、小袖と帯を買ってあげることができました。

が、秀吉とはその日以来、絶交状態が続いています。


永禄11(1568)年9月12日、
上洛途中の織田信長と近江守護・六角承禎との間で戦いが行なわれる。
観音寺城の戦い、別名「箕作城の戦い」。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと29年11ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
反町 隆史 (織田信長)
香川 照之 (木下秀吉)
酒井 法子 (おね)
天海 祐希 (はる)
山口 祐一郎 (佐々成政)

竹野内 豊 (佐脇良之)
田中 美里 (市)
葛山 信吾 (浅井長政)
松原 智恵子 (安)
的場 浩司 (村井長八郎)
梅沢 富美男 (丹羽長秀)
田中 健 (佐久間信盛)
──────────
萩原 健一 (明智光秀)
三浦 友和 (前田利久)
名取 裕子 (つね)
加賀 まりこ (たつ)
八千草 薫 (たえ)
赤木 春恵 (うめ)
松平 健 (柴田勝家)
丹波 哲郎 (井口太郎左衛門)
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制作統括:浅野 加寿子
演出:佐藤 峰世

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