2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« はぴはぴ | トップページ | 方向幕考(80)改 »

2014年3月11日 (火)

プレイバック黄金の日日・(06)信長狙撃

織田の幟旗がはためき、
かがり火が赤々と焚かれている金ヶ崎城。
敵兵は夜、そこに夜襲をかけます。

しかしそこはもぬけの殻。
しんがりを務める木下藤吉郎軍は
いつの間にか逃げていった模様です。

金ヶ崎に鉄砲弾薬を運んできた
助左、石川五右衛門、斎藤十郎の3人は
しんがり軍と運命を共にして逃げてきました。

夜、途中の山間で小休止をとろうとしますが、
まだ彼らを追って来ているようです。
追い立てられるように逃げますが、
「織田の命運は尽きた」と思った五右衛門は
単身でしんがり軍から抜け、行方知れずに。

朝日があがり、もう走れないと座り込む助左を
逃げようと何とか励ます十郎ですが、
そこにも敵兵が躍り出て、十郎に矢が刺さります。
助左は十郎を背負って、逃げることになりました。

夕方、瀕死の十郎は
懐から荷駄隊の報酬に関する証文を取り出し
助左に渡します。

報酬10貫のうち、前金で支給済みの5貫を除いた
残り5貫をその証文と引き換えに受け取り、
婚約者のお仙という女に渡してほしい──。
それを託すと、十郎はついに力尽きます。

夜、助左は十郎のために小さな墓を作り
手を合わせます。
桜の花びらが舞い散るころでした。


五右衛門はいなくなり、十郎は亡くなって
一人ぼっちになってしまった助左は
途中、無惨に斬り殺された死体と何度も遭遇しながら
力なくとぼとぼと歩いて逃げています。

途中で小川を見つけ
むさぼるようにその水を口に含みますが、気づくと
その小川を立派な赤びょうたんが流れていきます。

上流から、よろめきながら歩く藤吉郎の姿が。
よく生きていたな! と感動の再会です。

こうも山間ばかりを進んでいると
どっちの方角に進んでいるか分からなくなってしまいますが、
助左が持っていた羅針盤で、おおよその方角を確認。

方角が分かって、助左と一緒にいれば安心の藤吉郎と
仲間(と言っては失礼ですが)が増えて安心の助左。
二人で助け合いながら逃げていきます。


京も間近というところで
比叡山の僧兵たちに囲まれたふたりですが、
藤吉郎は信長の安否を知ると
最後の力を振り絞って走って逃げていきます。

助左も同様に逃げていきますが、
矢が無数に降り注ぎ、自分の身体を何本も矢が貫いて……
というところで目覚めます。

どうやら、蜂須賀小六に助けられたようです。

この勝機に乗じて浅井長政や六角承禎らの軍が
織田家の本拠・岐阜に侵攻してくれば織田家は滅亡します。
無事に京にたどり着いた信長は、
彼らが侵攻する前に岐阜に帰らなければなりません。

そして助左は、藤吉郎との逃亡旅を思い出しながら
京から堺へ戻ります。


無事に今井屋敷に戻った助左は今井宗久に十郎の死を伝えます。

脱退した五右衛門、そして途中で別れた今井兼久も
ナゾの女・梢とともに六角承禎の屋敷にいることが判明。
杉谷善住坊に金を持たせて迎えに来いと使いが来たのだそうです。

その六角屋敷で鉄砲の腕前を披露した善住坊。
承禎は、その腕前を使って
“ある人物”を狙撃するつもりのようです。

その企みに、兼久は乗ってしまいます。


十郎の遺言通り、助左は美緒にお仙の元に案内してもらい
褒美の銭を渡します。
ただ、お仙は十郎のことを覚えていません。

死ぬ間際に自分のような女のことしか思い出さないとは……。
お仙は自分を卑下しながら、「あたしは大もうけだけどね」と
とりあえず金を受け取ることにします。

助左は、宣教師から聞いた
南海の島・ルソン島のことをお仙に教えてもらいます。
ルソン島への夢がますます膨らむ助左。

お仙と会わせた美緒は、
宗久から将軍のお世話係として京に上がれと
しつこく言われていますが、美緒は乗り気ではありません。

私が是が非でも海を渡りたいと言ったら、
手助けをしてくれますか?
そう聞く美緒に、返事に困る助左は
十郎の形見を渡し忘れた、とお仙の元に戻ります。


5月19日、信長は密かに岐阜へ。
京から草津・永源寺を経由して千草峠まで2日の道のりです。

その千草峠では、誰が通るか知らずに
彼を狙撃するように兼久に命じられた善住坊がいました。


再び船の上の生活に戻った助左は
善住坊が誰を狙撃するか五右衛門を問いつめます。

「織田信長」
彼の口から出た名前は、
助左の予想をはるかに超える人物の名でした。

何としても引き止めようとする助左ですが、
「もう遅い」と五右衛門に言われてしまいます。
その千草峠へは、1日ではたどり着かないほどの距離なのです。

ならば、と助左は馬を借りて急行します。

夜は肉を食らい、朝になって
善住坊は狙撃の準備をいそいそと始めます。
誰を狙撃するのかは知らないまま……。

銃筒をフッと吹き、たった1発の弾を込め
火のついた縄を銃にセット。

二股に分かれた木の枝を土に刺し、
その二股部分に銃口を安定させて狙撃する
シミュレーションをします。

あとはその人物が通るのを待つばかりです。

目をこすり、あくびする善住坊。
呑気なものです。


ついに向こうから、その少数の軍勢が
こちらに向かってやってきました。

──────────

元亀元(1570)年4月30日、
織田信長が越前敦賀から朽木を越えて京へ逃げ延びる。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと28年3ヶ月──。


原作:城山 三郎
脚本:市川 森一
音楽:池辺 晋一郎
語り手:梶原 四郎
──────────
[出演]
市川 染五郎 (助左)
栗原 小巻 (美緒)
林 隆三 (今井兼久)
川谷 拓三 (杉谷善住坊)
根津 甚八 (石川五右衛門)
名取 裕子 (梢)
──────────
高橋 幸治 (織田信長)
李 礼仙 (お仙)
──────────
緒形 拳 (木下藤吉郎)
丹波 哲郎 (今井宗久)
──────────
制作:近藤 晋
演出:高橋 康夫

« はぴはぴ | トップページ | 方向幕考(80)改 »

NHK大河1978・黄金の日日」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« はぴはぴ | トップページ | 方向幕考(80)改 »