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2014年4月18日 (金)

プレイバック黄金の日日・(15)九死一生

武田信玄の快進撃が続いています。

徳川家康の一種無謀とも思える出撃で
あっけなく敗北した三方ヶ原の戦い以後、
信玄の前に立ちふさがる敵は織田信長ただひとり。

その信長でさえ、信玄の前ではほぼ無力で
信長滅亡は時間の問題とされていました。


さて、銀略奪の計画を知ってか知らずか
生野銀山まで足を踏み入れた美緒。
(“踏み入れた”と言っても馬上の人なので、
踏んではいませんが(笑))

その一行の最後尾には、番頭平次もおります。
そして更に付かず離れずで、
今井宗久の命を受けた石川五右衛門の姿も。

銀山で働く男たちは、
縄を切れば大量の岩が落ちてくる仕掛けを崖の上に作って、
美緒一行を出迎えます。

美緒がどうしてこの生野にまでやってきたのか
平次には全く解せませんが、
どうせ始末するだけのことだからと深くは考えません。

夜。
五右衛門は助左から銀略奪の計画があることを聞き
それを阻止すべくふたりで立ち向かうことにします。
もちろん、銀も守り美緒の身も守りです。

まずは美緒に避難してもらうことが大切、と
五右衛門は美緒の休む部屋に忍び込みますが
そこには美緒の姿はありません。

とそこへ、美緒を始末しにきた男が来ました。
とっさに寝床に隠れた五右衛門は、逆に男を刀で刺します。
男が持っていたろうそくの火は、
斬り倒された時に障子に燃え移って広がります。

一方、銀を守るべく蔵に近づいた助左は
蔵の鍵が外されているのに気づきます。
もしや、と蔵に入って箱の中身を確かめますが
銀はとりあえず無事のようです。

その助左を襲うくノ一風の女が。
素人の助左はその攻撃を何度もかわしますが、
素人にかわされたプロの忍者って……(^ ^;;)

馬乗りになって女の頭巾を取れば……なんと美緒です。
それじゃあ素人にかわされたって当然ですわな(笑)。

ともかく、お互いが相手に
「どうしてここに!?」と驚いていますが
火事で大騒ぎになっているこの時、
いきさつを聞いている暇はありません。

助左は美緒と一緒に馬に乗り、銀山から逃げ出します。

銀山の男たちは助左らを追いかけますが、
崖の上には五右衛門が仁王立ち。
はい、もう結末見えましたね(笑)。

逃げる助左と美緒を黙って見過ごした後、
追いかける男たちが近づいた時に
縄をスパン! と切ってしまいます。

一行を一発で仕留められるように
しっかりと、かつ大きな岩を大量に積み上げていたので、
その仕掛けにまさか自分たちが潰されようとは。


但馬と摂津の国境あたりまで逃げてきたでしょうか。
雪も相変わらず降り続け、夜も更けたので
たき火をして座るふたり。

美緒が、ごりょんさんとしてこの生野にまでやってきた理由は
銀を奪って、助左と一緒に瀬戸内から博多、
さらに長崎へ行きたいという願望があったからだそうです。

行きましょうと言われても、信長軍が危機的状況である今
共倒れで今井が滅びてしまう可能性がある今、
今井を捨てて美緒に同調することは出来ません。

数日後、今井屋敷に美緒の姿がありました。


五右衛門と再会したモニカは、事情を聞いて
見捨てられていたわけではなかったのだと安堵の表情です。
しかし、津田宗及との結婚話を受けてしまいました。

嫁ぎたくないという気持ちをおもんばかって
五右衛門は宗及を襲いますが、生け捕りにされます。


堺の会合衆の集まりでも
すでに信長が滅んだような話の進み方ですが、
宗及を襲撃した五右衛門が今井家の飛脚番だということで
それを命じたのが今井宗久だと勘違いされてしまいます。

そもそも会合衆の中でも、津田宗及や能登屋平久ら反信長派と
今井宗久の親信長派とは反目し合っておりましたが、
今回の五右衛門生け捕りの一件で、その対立がはっきりします。

対信玄で、信長には生き残ってもらわなければならない。
宗久は、今井の蔵にある金銀や食料など一切を織田の陣中に届け
全面的に支援することにします。


「信玄は……死んだかもしれぬ」
岐阜城にのぼった宗久を近づけて、
信長はボソリとつぶやきます。

武田軍は甲斐へ引揚げを始めている様子で
信玄ならば絶対にあり得ない進軍の方向です。

九死に一生を得た……我らは勝ったぞ。
その言葉に、宗久が、涙を見せました。

現に4月12日、信州駒場で
武田信玄は53歳の命を閉じていました。


その岐阜からの帰り道、助左は
堺に到着したらお暇をもらいたい、と宗久に願い出ます。

ルソンに再び渡る夢も、
父のような立派な船長になることも諦めておりませんが、
今井を飛び出して、自分の力で夢を掴みたいと願うものです。

宗久は何も言いませんが、
その横顔は微笑んでいるようにも見えました。

──────────

元亀4(1573)年4月12日、
武田信玄が三河街道上で死去、享年53。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと25年4ヶ月──。


原作:城山 三郎
脚本:市川 森一
音楽:池辺 晋一郎
語り手:梶原 四郎
──────────
[出演]
市川 染五郎 (助左)
栗原 小巻 (美緒)
林 隆三 (今井兼久)
根津 甚八 (石川五右衛門)
──────────
高橋 幸治 (織田信長)
津川 雅彦 (津田宗及)
──────────
志村 喬 (能登屋平久)
児玉 清 (徳川家康)
丹波 哲郎 (今井宗久)
──────────
制作:近藤 晋
演出:高橋 康夫

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