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2014年5月23日 (金)

プレイバック利家とまつ・(19)秘密同盟

天正5(1577)年1月・北近江 安土──。
安土城天守閣は建築中であります。
その安土に設けられた家臣たちの役宅で
前田利家邸は羽柴秀吉邸の真向かいです。

その秀吉が、前田邸に逃げ込んできました。
臆病風に吹かれて上杉謙信に当たれず
北ノ庄城で茶会ばかり、と
柴田勝家の悪口を言っているとか。

利家が戻った越前府中城では、その勝家と佐々成政、
不破光治が昼間から酒を楽しんでいます。

利家、成政、光治の“府中三人衆”は、
勝家を親とも思い慕って働いているわけで、
勝家は少し気を良くします。

近い将来、勝家と秀吉は衝突する……。
まつは直感します。
しかし気になるのは、利家はどうなるのか?
“親”の勝家につくのか、“真友”の秀吉につくのか。


安土城大書院──。
信長を前に、利家・まつ、なか、たえがひれ伏し
傍らには浄春尼(土田御前)と信長嫡男の織田信忠がいます。

信長は、娘と利家嫡男の利勝のいつかの結婚を約束します。
それを聞いたなかは、秀吉にも殿様のお子を、と要求しますが
信長は顔色一つ変えず、そのまま出て行きます。

大書院から下がっていたら、
秀吉が血相を変えて走ってきました。
上杉謙信が攻め込んで来るらしいのです。

秀吉の話どおり、上杉軍は能登に侵攻し
勝家軍は手取川を渡って上杉軍に対峙。
しかし問題は、それだけにとどまりませんでした。

上杉には勝家軍では勝てないと読む秀吉は
勝家の指揮に公然と反論。
けんかの挙げ句、
勝家は「戦意なき者は去れ」と言ってしまうのです。

激怒した秀吉は、利家が止めるのも聞かずに
撤退! と勝手に陣を離れてしまいます。
結果、手取川の戦いで勝家軍は上杉に惨敗。


戦線離脱の弁明をすべく安土に戻った秀吉ですが、
信長の仕打ちは過酷なものでした。
──長浜に蟄居せよ。いずれ切腹を申し付ける。

手取川の戦いから、利家が府中に戻ってきました。
そこには浅野長吉がいて、おねのためにも
秀吉をなんとかしてくれとわめき散らします。

信長の名代として府中を訪れた池田恒興が
今回の秀吉のことで利家と勝家が不仲になっては困る、と
信長が心配していたことを利家に伝えます。

秀吉のことで利家と勝家が不仲になっては困る……。
利家はうつむいてフッと笑います。
「お屋形さまはワシに、安土に来てくれと仰せになられておる」

切腹を命じたものの、秀吉ほどの賢い武将はそうそうおらず
失うのは実に惜しいわけですが、
許すとなったら勝家の立場がなくなってしまいます。

そこで、人の良い利家が秀吉の命乞いに安土へ行き
それによって秀吉の切腹を取り消せば丸く収まる。
信長はそう考えているに違いありません。

安土城大書院で信長と対面した利家ですが
利家の推測は全くの大ハズレであったわけです。

ただ利家は、秀吉は切腹だと信長が意地を張るのも想定内で
“またまた〜”という感じでニヤリとするのですけど
信長はこれまた顔色一つ変えません。

利家はもとどりを切り、切腹しようとさえしますが
同じく秀吉の助命嘆願に安土を訪れた勝家に止められます。
勝家の説得で、ようやく信長は秀吉の切腹を取り消すのですが
利家は改めて、勝家への尊敬の念を大きくします。


昨年秋に側室南殿が産んだ秀吉の子・秀勝を亡くし
おねが毒を盛ったのでは? というウワサが絶え間なく流れ
おね自身は気を塞ぎ、少々ささくれています。

やりたい放題言いたい放題、
でも最後は「又左衛門助けて」じゃ通用しない、と怒り、
今回の秀吉の切腹の件も、もう知らない! と言い出します。

おねはまつを呼び出し、すくすく育つ豪姫と対面させます。
まつにとっては実子ですから、その感情で涙が流れてきますが
事情を知らない豪姫は、じつにあっけらかんとしています。

「まつ? “松”の木のまつ?」
「幸せを“待つ”のまつ」
「ふう〜ん」
それがまた、かわいいのでしょうね。

秀吉の切腹が解かれると、おねはまつを連れ出して、
有馬温泉に出かけていってしまいました。


有馬温泉──。

温泉をゆっくり楽しみ、上がって酒を楽しむ二人です。
秀吉のことで助けてもらったとまつに向かって頭を下げるおねは
「(お互いの)夫に天下を取らせましょうね」と
妻同士の同盟を組もうと言い出します。

天下人は信長ですが、
おねにとってはそんなの問題なーい問題ない!
信長の身がどうなるのかを言っているのではありません。
お互いの夫が天下を取れればいいのです。

秘密同盟……。

まつは、夢の中での同盟ですね、と笑ってごまかしますが
そもそもの発案であるおねは、あながち夢とも思っていません。
暴走気味のおねにまつは、お酒が過ぎますよと笑っています。


天正5(1577)年9月23日、
加賀国手取川において、織田軍が上杉謙信軍に惨敗。
勝家と不仲だった羽柴秀吉が、意見の対立から勝手に離陣している。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと20年10ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
反町 隆史 (織田信長)
香川 照之 (羽柴秀吉)
酒井 法子 (おね)
天海 祐希 (はる)
山口 祐一郎 (佐々成政)

加藤 雅也 (浅野長吉)
中条 きよし (奥村家福)
的場 浩司 (村井又兵衛)
及川 光博 (前田慶次郎)
──────────
草笛 光子 (なか)
八千草 薫 (たえ)
五木 ひろし (不破光治)
松平 健 (柴田勝家)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:佐藤 峰世

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