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2014年5月27日 (火)

プレイバック黄金の日日・(22)摂津動乱

築城工事開始から1年10ヶ月後の天正5(1577)年11月。
安土城天守閣に、唐人・一観の青瓦が乗りました。

その瓦と同じものを
摂津高槻城主・高山右近が発注します。
新たに建設するセミナリオに使用するのだそうです。

その瓦の代金として、右近は船を進呈しようとします。
ま、この手のお話はかつて羽柴秀吉もしておりましたので
「船と言いましても手前が夢見る船というのは……」と
助左は前もって、右近に断りを入れておきます。

しかし、右近は500石船という
大きなものを用意してくれるのだそうです。
これは助左にとっても夢のような話です。


右近にうながされて、その船が造られている
(いや正確には修理されている)尼崎にやってきました。

そこで、右目に眼帯をしている彦助と再会します。
彦助はここで、船の修理工として働いていました。

かつて但馬銀山で知り合った人足でして、
今井家の銀を強奪する計画を立てて助左に話し、
実直な助左にこれを阻止されたという、あの男です。

今は右近が所有するこの船を、助左が買いにきたと知って
鼻で笑う彦助ですが、助左はいたって真面目です。

ところが、高槻に戻った助左は
陸揚げした青瓦が船の中に戻されていくのを見て
何があったのか、と右近の元へ走ります。

どうやら、セミナリオの屋根に青瓦が使われるのが不服らしく
セミナリオ建設を認めなかった、というのです。

日本一を自負する安土城の瓦に用いたものと全く同じ瓦を
セミナリオなどに使われては、安土城の価値は下がります。
助左が強引にでもこの取引を進めれば、
焼き師・一観は日本で活動できなくなってしまうかもしれません。


天正6(1578)年10月21日、
摂津の荒木村重が信長に突如反逆を企て
有岡城に立てこもるという事件が起こります。

村重謀反の知らせは、
毛利や石山本願寺を相手に苦戦を強いられている
織田方の諸将に衝撃を与えます。

信長はしばし村重に使者を遣わして翻意を促しますが
ひとたび毛利に寝返った村重の気持ちは、もはや動じません。

その使者に立ったひとりの黒田官兵衛は
村重の謀略に遭って、有岡城内で囚われの身となってしまいます。

そうとは知らず、信長は官兵衛が村重に寝返ったと早合点し
竹中半兵衛が預かっていた官兵衛の息子を殺すように命じ、
半兵衛もこれを形ばかり承諾しますが、
信長の命令に背きます。

官兵衛の子・松寿丸は
有岡城が陥落して官兵衛が救出され、信長の誤解が解ける時まで
半兵衛の生まれ故郷で匿われ続けました。
しかし、その官兵衛親子の再会には半兵衛は立ち会えず
それから7ヶ月後にこの世を去ってしまいます。

ともかく、村重討伐のために信長は安土から京へ向かいます。
当面の敵は、主君の裏切りによって
自動的に敵になってしまった高槻の高山右近です。

「キリシタンたる者、なんびともその主君に背くべからず」と
キリスト教で教えていたこともあり、
右近は迷わず主君・村重に味方するわけです。
信長は、右近に明智光秀を差し向け寝返りを誘いますが、
右近は首を縦に振りません。

それで諦める信長ではありませんで、
もし寝返りが無ければ、堺や高槻にいるパードレたちを
皆殺しにすると言い出します。

右近は、苦渋の選択を迫られます。


右近と再会した助左は、
尼崎で修理していた船の受け取りを頼みます。
なるだけ今日中に尼崎に着いてほしい、という言葉を聞き入れ
助左は尼崎へ急ぎます。

右近はそのまま単身高槻から脱出し、投降を宣言。
パードレとともに信長の陣へ向かいます。

右近に言われたように尼崎で船を受け取り
播磨灘を堺へ向かっていた助左ですが、
羅針盤を元に堺へ向かっていたはずが
船の進む方角が変わってしまっているようです。

その異変に気づいた時、
船内の男たちが助左たちを襲ってきました。

11月6日、大阪湾を封鎖し
石山本願寺への補給路を絶っている織田方の船7雙に対し
毛利水軍600雙の船団が夜陰に紛れて襲いかかったのです。
助左の預かる船は、この争いに巻き込まれてしまったわけです。


堺では、小西弥九郎とともに
助左が預かる船の到着を待つ美緒と宗久ですが、
夜が明けようというのに、まだ到着しません。

海戦に巻き込まれたか、という弥九郎の言葉に
目を閉じ、黙って手を合わせる美緒です。

──────────

天正6(1578)年11月16日、
剃髪し着物を脱いだ高山右近が
オルガンティノとともに織田信長の陣へ下る。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと19年9ヶ月──。


原作:城山 三郎
脚本:市川 森一
音楽:池辺 晋一郎
語り手:梶原 四郎
──────────
[出演]
市川 染五郎 (助左)
鹿賀 丈史 (高山右近)
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高橋 幸治 (織田信長)
内藤 武敏 (明智光秀)
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小野寺 昭 (小西弥九郎)
栗原 小巻 (美緒)
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制作:近藤 晋
演出:高橋 康夫

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