2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« 現地語 | トップページ | 一本入れば »

2014年7月13日 (日)

大河ドラマ軍師官兵衛・(28)本能寺の変 〜歴史が動く! 官兵衛大勝負〜

いよいよクライマックス『本能寺の変』──。

このKassyブログでは、かつて
大河ドラマで描かれてきた『本能寺の変』を
台本チックに書き起こしておりまして、
もしよかったらコチラもお楽しみくだされ。


本能寺で休んでいる織田信長とお濃。

遠くから兵や馬の駆ける音が伝わって来たか
カッと目を見開いた信長がムクッと起きます。


京に入った明智光秀軍。
光秀は、桔梗の紋所が入った水色の幟旗がはためく中を
しずしずと進んでいきます。
「この国を守るための義挙なり! かかれ!!」


信長は寝所で、光秀謀反の報告を受けます。
「──是非に及ばず」

最初こそ善戦していた信長軍ですが
万単位の明智勢に対して、信長を守る兵は200にも足りず。
鉄砲を射抜かれ、刀で斬りつけられ、次々と倒されていきます。

寝所から出た信長とお濃は
弓矢で敵を一人ひとり射抜いていきますが、
途中で信長の弓の弦が切れてしまいます。

とっさに家臣が出した長槍に持ち替え、
兵を倒していきます。


光秀は、信長相手に手こずっていることを案じ
少々焦っております。


斬る。
斬る。
斬り倒す。

信長は、長槍一本で見事なまでに敵を斬り倒していきますが
少々疲れが見えたとき、敵に槍を切り捨てられ
取っ組み合いになっている間に腕を負傷してしまいます。

「ここは我らにお任せを!」
蘭丸ら小姓たちが信長の盾になっている時、
蘭丸が背後の信長に向かって叫びます。


寺の奥に向かって歩いていく信長とお濃。

しかし敵兵は寺の内部にまで潜んでおりまして
負傷しながらも、信長とお濃は戦わざるを得ません。

果敢に戦いつつも、
ついにはお濃が斬られて倒れてしまいます。
「とどめを……上様の手で」

お濃の手に握られた短刀を信長も握り、
ひと思いに胸を突きます。


寺に火がかけられます。

「生きるも死ぬも一度限り! 存分に生きたぞ」
燃え盛る寺の一室で、信長は頸動脈を切り
波乱に富んだその生涯を閉じました。


本能寺の変事については
京の吉田兼見にも安土の土田御前にも、
そして長浜城のおねの元にも届けられます。

「皆を集めなさい!」
日ごろはドーンと構えているおねでさえ
あまりのショッキングニュースに狼狽えています。

しかし、皆が集まったころには冷静なおねに戻っています。
城を枕に討ち死に! と口々に言う老兵や侍女たちですが
おねは「逃げるが勝ちです」と逃げるように諭します。


京から近江坂本城に戻った明智光秀。

変事を聞いたら、備中高松城の羽柴秀吉はもちろん
柴田勝家や滝川一益らも、自分の首を狙ってくるはず。
しかし、いずれも遠方ゆえに時間がかかる。
その間に、同心する者を集めるように命じます。


堺に滞在中の徳川家康も、急報を受けます。

光秀がいずれはここにも兵を差し向けるでしょう。
ただ、戦えるほどの兵士がいないのも事実です。
かといって、抜かりない光秀のことです。
逃げ道は完全に塞がれているでしょう。

こうなれば、潔く腹を斬るしかありません。

しかし重臣たちは諦めません。
道が塞がれているならば、道を通らなければよい。
それで山を越えるわけです。

重臣たちに説得され、家康は考えを改め
逃げる道を模索し始めます。


備中石井山・秀吉本陣──。

本能寺の変事の翌日、黒田官兵衛は
未だに変事を知らずにいました。
そこに、高松城下の農民に米を配っていた栗山善助が
“御着の殿”小寺政職を見つけたという知らせを受けます。

近くの名主らしい大きな屋敷に足を踏み入れます。

政職は病気で臥せっていました。
何度も何度も官兵衛に謝る政職は
氏職(斎)のことを託し、眠るように息を引き取ります。


長谷川宗仁から直接依頼を受け、
秀吉宛の書状を持って道無き道を進んで来た辰蔵が
ようやく黒田軍の陣に到着しました。

書状には“日向守謀反”、
“信長公御討死”の文字が並んでいます。
「……これは!!」

衝撃を受ける官兵衛ですが、それどころではありません。
辰蔵に充分な飯を与え、労わせ
自らはしばらく今後について考えることにします。

しかし、頭の回転が速い官兵衛でさえ
今後についてなかなか策が見つかりません。
さんざんもがき苦しんで出した結論は……。


信長や明智が来て総掛かり戦となることで
毛利を脅しておりますので、
その毛利には知られないよう
まずは網を張ることにします。

そして秀吉の陣に向かいます。

官兵衛は宗仁からの書状を秀吉に渡し
それに目を通した秀吉は……。

息が荒くなり、泣き叫びます。

あまりに狼狽える秀吉の肩を大きく揺さぶり
官兵衛は眼光鋭くつぶやきます。
「殿のご運が開けたのですぞ」

信長の死を毛利に悟られることなく
すぐに京に引き返し、
誰よりも早く謀反人・明智光秀を討つ!

秀吉は、泣きながらただ頷くしかありません。


真夜中だというのに、官兵衛は
毛利方代表・安国寺恵瓊を呼びつけ、
あれだけ渋った和議の条件を
「毛利8ヶ国の本領安堵」にまで譲歩します。

いぶかる恵瓊に、官兵衛はとんでもないことを口にします。
「織田信長公が亡くなられました」

官兵衛、一世一代の大勝負が始まります。


天正10(1582)年6月2日、
本能寺で明智光秀の謀反により、織田信長が自刃する。
享年49。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと16年2ヶ月──。


作:前川 洋一
脚本協力:穴吹 一朗
音楽:菅野 祐悟
題字:祥洲
語り:広瀬 修子
──────────
[出演]
岡田 准一 (黒田官兵衛)

中谷 美紀 (光)

寺尾 聰 (徳川家康)

松坂 桃季 (黒田長政)
内田 有紀 (お濃)
春風亭小朝 (明智光秀)

濱田 岳 (栗山善助)
高橋 一生 (井上九郎右衛門)
東 幹久 (井伊直政)
山路 和弘 (安国寺恵瓊)
大谷 直子 (土田御前)
堀内 正美 (吉田兼和)

江口 洋介 (織田信長)
──────────
片岡 鶴太郎 (小寺政職)
黒木 瞳 (おね)
竹中 直人 (羽柴秀吉)
柴田 恭兵 (黒田職隆)
──────────
制作統括:中村 高志
プロデューサー:勝田 夏子
演出:田中 健二


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
第29回「天下の秘策」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

« 現地語 | トップページ | 一本入れば »

NHK大河2014・軍師官兵衛」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 現地語 | トップページ | 一本入れば »