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2014年7月29日 (火)

プレイバック利家とまつ・(30)男泣き! 柴田勝家

天正10(1582)年 冬・北ノ庄城──。

一旦は和睦を結んだ羽柴秀吉と柴田勝家でしたが、
時を経るにつれて次第に両者の間の溝が深まり
対立激化の兆しが見えていました。

そんな中、勝家はまつを北ノ庄城に呼び出し
鎧姿の自分の絵を描かせようとしています。
まつは絵が非常に上手で、
自分の雄姿を残しておきたいわけですが
市にはまるで、それが形見のように思えて少々不服です。

それどころか、秀吉は柴田側の人間を調略するなど
戦に向けて着々と準備を進めているというのに
勝家は雪に阻まれて戦を仕掛けてこまいと
茶を点て歌を詠み、のうのうと暮らしているわけです。

人質として北ノ庄城にやって来た前田利家の娘・麻阿は
父(=利家)がいる以上、
秀吉に勝てないわけはないと信じて疑いません。
又兵衛も何度も頷き、勝家や市を勇気づけます。

しかしまつは、勝家の様子を見て
もしかしたら……と不安になっています。


佐々成政・はる夫婦は、織田信長の墓参りをし
ついでに有馬まで足を伸ばして温泉を楽しんで来ました。
久々に顔を合わせ、酒を酌み交わす利家と成政です。

成政は、少しばかり徳川に気持ちが行っているようですが
勝家から気持ちを離すまいと、利家は成政を説得します。
ただ、成政の元には、家康の使者が訪問して
着実に織田家から離そうとする動きになってきています。


小丸山城に戻ったまつは、早速勝家の肖像画を書き始めます。
利家には、カッコ良く書きすぎだと非難されますけど(笑)。

そこにおねからまつに宛てた書状が届けられます。
今、秀吉に戦で勝てる人物はいない。
よって秀吉の味方になり天下を平定しよう、という
少し不快な書状です。

まつの描く絵をのぞき込んだ前田慶次郎は
「権六さまで勝てるかな」とつぶやきます。
このような絵を描かせて、美しい生涯を全うできれば
この世に未練はないと言わんばかりです。


12月9日、秀吉は5万の軍勢を近江に集結させます。

勝家の養子である長浜城の柴田勝豊は
秀吉の懐柔に従って城を明け渡し、降伏。

この降伏を予見できなかったのは勝家の不徳でしたが、
雪をかき分けて出兵したところで、兵が疲弊してしまい
そうなれば秀吉の思うつぼ、と
勝家は、雪解けを待って出陣することにします。

一方、織田方のほとんどの武将を味方に付けた秀吉は
三法師の後継者で、今もなお抵抗し続けている織田信孝が
実母を人質に降伏して来たことをきっかけに
岐阜に向かいます。


大透圭徐和尚が、吉兆の夢を見たと言って
座禅を組む利家の元に駆け寄ります。
なんでも、北の空に向かって
白鳥が飛んで行く夢だったのだとか。

実は、全く同じ夢を利家も見たのでした。
ただ利家は、それを吉兆とは思わず
秀吉と手を組んで北国を手に入れたいという
悪い心を表した夢だと思っていました。

そんな利家の背中をポンと推してくれたのは
兄・前田利久です。
「もしかするとご先祖の御霊が、迷うお前に
 秀吉につけと告げているのかもしれない」

その日、勝家に呼び出された利家は北ノ庄城へ。
実は丹羽長秀と池田恒興から、
利家が秀吉と手を組んだことを知らせる密書が届けられ
その真偽を確かめたかったわけです。

それが秀吉の策略であることぐらい
勝家であれば容易に判断がつくはずなのに
なぜ私の心を試す? と利家は笑いますが、
若い頃に命を救ってくれたなどという恩義は忘れて
生きたいように生きよ、と勝家は言葉をかけます。

「わしは親父(=勝家)と天下を取る!」
利家の必死の説得に、勝家は
このワシに賭けてみるか、と男泣きです。


天正11(1583)年正月・姫路城──。

秀吉は金蔵におねを呼びつけて
「文を書いておるのかと聞いておるのだ!」と怒鳴ります。
前田家から借りた金を10倍にして返したはずなのですが、
それをまつは、そっくりそのまま返却したからです。

それはつまり、前田家は
秀吉に味方しないということを表しておりまして、
秀吉の顔は明らかに青ざめています。


七尾の方円寺。
利家が両親の菩提を供養するために
大透圭徐に立てさせた寺です。

そこに、おねがやって来ていました。

命を捨てて名を買う……それが男の戦商売だ、と言って
柴田軍に加わる決意を固めたことをまつがおねにすると、
おねは「女の戦商売をなされませ」と不敵に笑います。

女の戦商売。
夫のため、子のため、一族のため
女は汚れた役回りをするものだ、というのです。

何と言うことを……とまつはおねを軽蔑しますが
そのおねの言葉は、まつが小丸山城に戻ってからも
頭の中をグルグルと何往復もしています。


天正10(1582)年12月20日、
岐阜城の織田信孝が羽柴秀吉に降伏する。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと15年8ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
香川 照之 (羽柴秀吉)
酒井 法子 (おね)
天海 祐希 (はる)
山口 祐一郎 (佐々成政)
加藤 雅也 (浅野長吉)

田中 美里 (市)
中条 きよし (奥村家福)
的場 浩司 (村井又兵衛)
伊藤 英明 (前田利勝)
及川 光博 (前田慶次郎)
羽田 美智子 (ゆう)
原田 龍二 (石田佐吉)
──────────
三浦 友和 (前田利久)
草笛 光子 (なか)
林 隆三 (今井宗久)
五木 ひろし (不破光治)
松平 健 (柴田勝家)
丹波 哲郎 (井口太郎左衛門)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:本木 一博

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