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2014年8月24日 (日)

大河ドラマ軍師官兵衛・(34)九州出陣 〜大いなる新天地、新たな敵!〜

「いまだ殿下に従わぬは、九州薩摩の島津──」

九州統一を狙う島津家は、
豊後のキリシタン大名・大友宗麟を圧迫していました。
耐えられなくなった宗麟は、関白豊臣秀吉にすがります。

ただ、九州という遠い地での戦いとなれば
準備もあれこれと時間がかかります。
秀吉は、自分が行くまでの間は黒田官兵衛を派遣し
彼を頼れと宗麟に命じます。


官兵衛は、中国の毛利勢と合流し
九州入りすることになりました。

黒田家からは、官兵衛のほか
栗山善助、母里太兵衛、井上九郎右衛門が参加。
長男坊の黒田長政は後藤又兵衛と一緒に大坂に残り
秀吉の側にいて、大坂の様子を知らせる役割に回ります。

そして、黒田・毛利連合軍が豊後の大友領に入ると
蜂須賀小六軍も彼らに追いつき、合流する手はずです。
しかしそんな時、小六が倒れるという知らせが入ります。

しかし、天正14(1586)年5月22日、
小六は、跳ねっ返りの娘・糸の身を案じながら
この世を去ります。


徳川家康の元から、家老の石川数正が豊臣方に寝返ります。
石田三成は、徳川家中はいま揺らいでいるはずと推測しますが
官兵衛はニヤリと笑います。
「どうかな」

裏切りによって家中が乱れるか、
裏切りによってかえって結束が強まるかは主君の器量次第であり、
秀吉を長久手の戦いで破った武将ですので、
官兵衛の見立ては無論後者であります。

四国を取りまとめて合流させる予定であった小六が没したことで
秀吉の九州攻めは、徳川の上洛後の方が都合がいいわけですが、
と言いつつも、直接決戦は絶対に避けるべきであり
戦わずに上洛させる方法を考えなければなりません。

そのためには、秀吉の度量の大きさを示して
“この男には逆らえぬ”と得心させるしかありません。

信長に裏切りの嫌疑をかけられて、正室を失って以降
家康には正室ポストが空白となっています。
その座に、秀吉の妹・朝日を送り込むわけです。

今さら、44の女を正室に、という策略に鼻で笑いながら
関白の妹を嫁がせたいという気持ちには答えなければなりません。
「くれると言うならもらっておく」と家康は話を受けます。

朝日が家康に嫁ぎ、それでも何も言ってこないということは
つまり、徳川には裏切りの兆しなしと見てよさそうです。


8月、官兵衛は毛利の本領・安芸国に到着します。

島津勢が筑前国まで攻め上って来ていて、
小倉城が攻められるのも時間の問題。
宗麟からも矢の催促なので、
4〜5日のうちに海を渡る必要がありますが、

毛利には毛利の事情がある、と小早川隆景は言い、
4〜5日のうちには無理だと安国寺恵瓊もうなだれます。

官兵衛の見たところ、吉川元春が参陣していないので
彼の存在がネックになっているようです。
もはや隠居の身、と隆景は弁明するのですが、
元春・隆景の両者揃っての出陣を秀吉は命じているのです。

実は、毛利勢と大友勢は長年にわたる宿敵で
その敵であった大友を救い出すなどできるはずもない、と
元春は考えていて、出陣を渋っているようです。
それどころか、毛利勢の兵の士気自体が非常に低い。

官兵衛は兵を下関に進め、毛利勢の出陣を待ちます。


官兵衛らしくもなく、元春の調略に手こずって
黒田勢はなかなか海を渡れません。

秀吉は、東国への備えもあって
すぐには出陣できないと島津側に思われているようで、
家康も、妹を送り込んだというのに未だに動きません。

もはや八方ふさがりの秀吉は、
母親を徳川に人質に送り込むことにします。
「誰が好き好んで……実の母を人質になど……」


官兵衛は、九州への出陣の日を迎えます。
「吉川様、ご到着にございます!」

隆景や恵瓊は、官兵衛がどんな手を使って
元春を説得したのだろうかと不思議がります。
ニヤリと笑う官兵衛。

かつて清水宗治が、備中高松城で自害して果てたからこそ
数万の兵の命を救ったのでありまして、
彼は命の使い道をよく心得ていたわけです。

官兵衛は、病気でこの先短い(と自覚している)元春に
そんな命の使い道を諭したのでした。

10月、九州に渡った黒田・毛利の両軍は
ついに島津勢と激突。
隠居の吉川が戦に出てくると予想していなかった島津勢は
じりじりと押され、兵を引き始めます。


実母までも人質に送り込まれた家康は
もはや黙っているわけにもいかず、
秀吉に忠誠を誓う挨拶に出向くことになりました。

「殿下に忠誠を誓いまする」
頭を下げる家康に、秀吉は家康を見つめます。


戦の無理がたたり、元春は死の床についていました。

元春は、自分のワガママを隆景に詫びますが、
良く言えば、彼のガンコ一徹さこそ
毛利がここまで持ちこたえられた理由なのかもしれません。

「わしの命、役に立ったか」
はい、大いに。

官兵衛のその答えを聞くと、少しだけ微笑んで
元春は波乱に満ちた生涯を閉じました。


天正14(1586)年5月22日、
豊臣秀吉の側近・蜂須賀小六が、大坂城外の邸宅にて死去。
享年61。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと12年2ヶ月──。


作:前川 洋一
脚本協力:穴吹 一朗
音楽:菅野 祐悟
題字:祥洲
語り:広瀬 修子
──────────
[出演]
岡田 准一 (黒田官兵衛)

中谷 美紀 (光)

寺尾 聰 (徳川家康)

松坂 桃季 (黒田長政)
二階堂 ふみ (茶々)

濱田 岳 (栗山善助)
速水 もこみち (母里太兵衛)
高橋 一生 (井上九郎右衛門)
塚本 高史 (後藤又兵衛)
田中 圭 (石田三成)
高畑 充希 (糸)
石野 真子 (マグダレナ)
東 幹久 (井伊直政)
山路 和弘 (安国寺恵瓊)
吉見 一豊 (吉川元春)
上条 恒彦 (大友宗麟)
──────────
鶴見 辰吾 (小早川隆景)
黒木 瞳 (おね)
竹中 直人 (豊臣秀吉)
──────────
制作統括:中村 高志
プロデューサー:勝田 夏子
演出:尾崎 裕和


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
第35回「秀吉のたくらみ」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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