大河ドラマ軍師官兵衛・(35)秀吉のたくらみ 〜権力者の暴走始まる〜
天正14(1586)年10月、豊臣秀吉は
徳川家康をようやく上洛させます。
これにより東の脅威はなくなり、
秀吉は自ら九州へ出陣することになりました。
大坂から九州豊前の黒田の陣に戻った黒田長政は
大坂で秀吉と家康の対面について、
少し興奮気味に黒田官兵衛に報告します。
秀吉が着用している白の陣羽織を所望した家康。
最初こそ「戦の時に着る大事な陣羽織」と断った秀吉でしたが
家康がいる限り殿下に戦はさせませぬ、と言われて
秀吉は大笑いし、家康に陣羽織を譲ります。
「やはりひと芝居打たれたか」と官兵衛は苦笑いです。
恐らく、対面前にこっそり家康に会って
対面の儀ではどうにか臣下の礼をとって頭を下げてくれ、と
秀吉は頼んだに違いありません。
長政は、裏でそんな謀があったとは、と感心(笑)。
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