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2014年9月 9日 (火)

プレイバック黄金の日日・(35)陰謀

天正13(1585)年9月。

長雨により大坂の淀川があふれそうになりますが、
納屋助左衛門と石田三成の機転で米俵を土嚢代わりに高く積み上げ
川の氾濫を防ぐことが出来ました。

助左衛門の活躍を三成から聞いた秀吉は大喜び。
望むなら大名に取り立ててやってもよいぞ、と大盤振る舞いですが
根っからの無頼者ゆえ、とそれを断ります。
秀吉は、変わらぬヤツよ、と機嫌を損ねてしまいますが(^ ^;;)

さて、さらわれた格好の美緒ですが
対面の日時を何とか延期してもらうので
その間にも見つけ出して連れて来いと
三成は和泉屋徳兵衛に命じます。


大坂から戻った助左衛門。
関白秀吉からもらった土産をたくさん積んでいます。
店に入ると、そこには五右衛門がいました。
「オレも関白秀吉から……かっさらってきた土産があるンだ」

それは、実は美緒でした。
何のことだか分からない助左衛門に、五右衛門は
美緒が秀吉の妾として大坂に呼び出されていたことを教えます。

美緒は、全く関わりのない助左衛門の店にいては
秀吉にひいきにしてもらっている助左衛門に迷惑がかかると
店を飛び出していこうとしますが、助左衛門は必死で止めます。
「戻るも逃げるも、同じことでございます」

助左衛門は、美緒をルソンへ連れて行くしかないと決めますが、
船もなければ南向きの風もありません。
1年待つ、と言っても、それまでの間
秀吉から隠し通せるかはナゾです。

助左衛門は、千 利休に相談してみます。
利休は秀吉の茶道を務める人物でもあり、
今井宗薫が探索を命じた堺の会合衆の一人でもあります。

そんな人物に相談するのは危険でもありますが、
以前、納屋の姓をもらった時に「堺を守れ」と言われたことが
今回の行動のきっかけになったようです。
美緒を渡すことは堺を渡すこと、
美緒を守ることは堺を守ること──。

利休は、夜に助左衛門の店の裏手の水門に小舟を遣わし
助左衛門はその小舟に美緒を乗せ、利休の屋敷へ匿います。


天正14(1576)年正月16日・禁中小御所。
秀吉は黄金の茶室を禁中で組立て、茶会を催します。

大坂から京へ運搬したその黄金の茶室ですが、
京へ向かったということは、
いずれ大坂へ戻って来るということです。

五右衛門は、その黄金の茶室を秀吉から奪おうと計画しますが
思ったより強固な警備で手も足も出ません。


大名としての城は断っても、
船長としての城、つまり船は断るまいと
秀吉からの命で千石船を小西行長に作らせます。

まさか自分の船になるとは思っていない助左衛門は
それを聞いてビックリ!
ルソン行きがまた現実味を帯びてきました。


6月、三成が堺奉行として乗り込みました。

そして、妹の朝日姫、そして母の大政所を派遣して
秀吉が上洛を促していた徳川家康が、
重い腰を上げてようやく大坂へ入ります。
10月27日のことでした。

上洛大儀。──ははっ。

この一言で徳川家康は秀吉の軍門に下り
ようやく秀吉の天下時代が幕を開けます。


「確かに今井家の御寮人、美緒さまでございました」
利休の屋敷に匿われていた美緒が、
助左衛門に手を引かれて小舟を使って助左衛門の店を経由し、
建造されたばかりの助左衛門の船に入っていった詳細の様子が
忍びの者によって三成の耳に入ります。

宗薫の妻を召し出す秀吉に反対を唱えていた三成ではありましたが、
とはいえ三成は秀吉の家臣であります。
三成は少し考えた後、忍びの者をそのまま大坂へ遣ります。

その翌日、助左衛門は
ルソンへ出航する挨拶に堺奉行所へ出向きます。

三成は、その船に美緒が乗っていることを確信し、
積み荷のことを遠回しに追及ししますが、
助左衛門は積み荷の説明をし、あとはけむに巻きます。
「積み荷はそれだけ、あとは人ばかりにございます」


忍びの者の報告で、秀吉も助左衛門の経略を知ることになりますが
利休が、堺の町が秀吉に従う気がないことを言葉を尽くして諭しても
何としてでも堺の人の心まで掌握してみせると言うのです。

秀吉が用意した船で、秀吉が求めた美緒をルソンに逃がす。
そんな図々しいこと、いや許されざることを認めることは出来ません。
助左衛門はルソンに行かせてはならないと船ごと捕らえ、
大坂まで連れ戻すように秀吉はすでに命じています。

大坂の湾をまさに出ようとした時、
向こう側から戦船が何隻もこちらに向かってきます。

──────────

天正14(1586)年10月27日、
徳川家康は大坂に到着、大坂城において秀吉に謁見し
諸大名の前で豊臣氏に臣従することを表明する。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと11年9ヶ月──。


原作:城山 三郎
脚本:市川 森一
音楽:池辺 晋一郎
語り手:梶原 四郎
──────────
[出演]
市川 染五郎 (助左衛門)
栗原 小巻 (美緒)
林 隆三 (今井宗薫)
竹下 景子 (桔梗)
根津 甚八 (石川五右衛門)
──────────
近藤 正臣 (石田三成)
小野寺 昭 (小西行長)
夏目 雅子 (笛(モニカ))
──────────
児玉 清 (徳川家康) ※ クレジットなし
緒形 拳 (豊臣秀吉)

鶴田 浩二 (千 利休)
──────────
制作:近藤 晋
演出:岡本 憙侑

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