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2014年9月12日 (金)

プレイバック利家とまつ・(37)真実の男とは

天正13(1585)年・冬、
佐々成政の旧領・越中3郡を
嫡男の前田利勝が拝領した御礼言上に
前田利家とまつは大坂城に参内します。


天正14(1586)年・金沢城──。

「従四位下」に任ぜられた利家は、秀吉に筑前守の位を譲られ
『前田筑前守利家』となりました。

秀吉の再三にわたる要請にようやく思い腰を上げた
越後の上杉景勝は金沢城に入ることになるわけですが、

その接待の準備の最中、接待役の中川光重が
「お暇を賜りとう存じまする!」と怒ってしまうほど
景勝を気分良く大坂へ連れて行くという使命を負った石田三成には
ズケズケと物言いを繰り返す無礼な振舞いが目立ちます。

あまりの無礼さに思わず殴ってしまった前田慶次郎。
上杉景勝接待の前に、
この石田三成接待がどうやら必要なようですね。

慶次郎が殴ったその詫びに、養父の前田利久が
三成が好きらしいという話を聞いてウナギを捕ってきて
くじら屋でご馳走しています。

漬け物も美味く、水も美味い。
酒と女はない食事ですが、
凍り付いた心を癒すような接待に胸を打たれる三成。

翌朝、三成指名で、利久が景勝の接待役を命じられます。


いよいよ景勝が金沢にやってきました。
まつが挨拶に手をつきますが、一言も話しません。
又若丸が舞を披露しても、話しません。

男はめったに話してはならないというのが
上杉家の家風だそうで、景勝もそれに従ったまでなのですが
何事も開けっ広げに話をする前田家とはそりが合わなさそうです。

まぁ、それにしても
放送当時39歳の唐沢寿明さん(前田利家(49)役)が
66歳の里見浩太朗さん(上杉景勝(31)役)に向かって
「景勝……貴公、少しは気を遣え」なんて言った時には、

年齢設定上は年下に当たるので当然ではありながら
演者では芸歴22年の唐沢さんが芸歴46年の里美さんに
命令口調というのは、別の意味でハラハラしました(笑)。

「前田筑前守利家を愚弄する気か!」
場の雰囲気がかなり険悪になったとき、
利久が助け舟として、
能登から取り寄せた名物の岩牡蠣を差し出します。

うまい! と景勝の喜ぶ声。
三成に続いて景勝までも、利久は心を溶かしたようです。


6月14日、景勝は大坂城で秀吉に謁見。
しかし相変わらず、景勝は無口です。
引きつった笑いの秀吉の表情といったらw

当然、その怒りは引き合わせ役の
石田三成と前田利勝に向かいます。

景勝を呼んで来る、と慶次郎はすっくと立ち上がり
場の者が唖然と見る中でスタスタと出て行きます。
そしてその後、景勝と戻ってくるわけですが、
今度は景勝は、秀吉に忠節を誓うセリフをつらつらと。

父・利久の顔を立ててくれと頼み込まれたのだそうです。
景勝も三成も、利久に惚れ込んだそうで
それが、事態を好転させたことにつながります。

秀吉の馬回り役に、と大抜擢を受け
利勝とともに大坂城についてきた慶次郎でしたが、
猿の真似をして飛び跳ね飛び回り、
関白の前でありながら大の字になって寝っ転がる慶次郎。

生涯、利家のそばでいい! と考えているようです。

金沢を出る際、利家と槍合わせをしてみると
寄る年並にも勝てぬのか、
利家が慶次郎にあっけなく負けてしまいました。
それを見て、利家は自分が守らねばと思ったのかもしれません。


無事に大坂から戻ってきた慶次郎は
大坂での秀吉への振舞いに利家から怒られます。

祭壇に向かって深々と頭を下げる利久に
そこまで頭を下げなくても、と言う慶次郎は
ギロリと利久に睨まれて、口をつぐんでしまいます。
「何を言う……何事にも、感謝だよ」

大役を無事に果たし切った利久はそのまま意識を失い
翌年、息を引き取りました。


天正14(1586)年6月、
上杉景勝が上洛して羽柴秀吉に謁見する。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと12年2ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
香川 照之 (羽柴秀吉)
酒井 法子 (おね(北政所))
加藤 雅也 (浅野長吉)
伊藤 英明 (前田利勝)

的場 浩司 (村井又兵衛)
及川 光博 (前田慶次郎)
佐藤 藍子 (麻阿)
須藤 理彩 (豪)
原田 龍二 (石田三成)
関口 知宏 (中川光重)
辰巳 琢郎 (前田長種)
──────────
三浦 友和 (前田利久)
名取 裕子 (つね)
里見 浩太朗 (上杉景勝)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:佐藤 峰世

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