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2014年9月21日 (日)

大河ドラマ軍師官兵衛・(38)追い込まれる軍師 〜官兵衛、涙の決断!〜

黒田家の家臣となった
宇都宮鎮房・朝房親子ら宇都宮一族を成敗するように、
豊臣秀吉は黒田官兵衛に命じます。

一方 中津城では、留守を任された黒田長政が
独断で鎮房を暗殺してしまいます。

長政付きの後藤又兵衛は、長政によるだまし討ちは
黒田の信用を失墜させたと猛非難ですが、
やるしかなかったのだ、と長政は開き直ります。

さらに長政は、宇都宮の本拠地・城井谷に
出兵することにしますが、母の光は長政を引き止め
人を生かして使うのが黒田家の信条ではなかったのか、と
秀吉の命を盾に独断を進める長政を責め立てます。

朝房は、肥後に出陣中の官兵衛の陣におりまして
官兵衛はいろいろ悩んだ挙げ句、
朝房に切腹を命じることにしました。

「はなから我らを滅ぼすつもりでおったのだ!」
わめく朝房に、官兵衛は直接手を下します。
しかし、栗山善助、母里太兵衛、井上九郎右衛門ともに
目を伏せ、涙を流します。

茶々にご執心中の秀吉は、
長政が宇都宮一族を成敗したという知らせを受け
長政はワシに逆らったりはせぬ! とたいそうご満悦。

ただ、官兵衛は納得がいっていません。


宇都宮一族成敗の際、鎮房の娘・お鶴は
中津城の牢に入れられていましたが、
光が長政に掛け合って、牢から出してもらうことにしました。

ただし、黒田が“助けた”のではなく
お鶴が勝手に“逃げた”ということにして、であります。

情けは受けぬ、と身動き一つしないお鶴に、又兵衛は
恥を忍んで生きるように説得します。
生きてさえいれば、光も見えて来るでしょうし
生きていなければ、仇も討てません。

お鶴は、光が用意した着物を持って城から飛び出して行きます。


天正16(1588)年5月、
肥後の一揆を鎮圧した官兵衛は中津城に戻ります。

長政はさっそく、今回のことについて
自分が主導して独断でやったことを官兵衛に詫びますが
官兵衛はそれには返答せず、そのまま奥に籠ってしまいます。

ただ官兵衛は、もし自分が中津城にいたら
長政と同じことをしただろう、と言っていたそうです。
それを聞くと、少しは気が晴れそうな長政ですが
辛い戦だった、と涙が溢れてきます。


7月、肥後一揆の責任を取って謹慎していた佐々成政に
秀吉から沙汰が下され、尼崎法圓寺で切腹して果てました。

翌日、大坂に出仕した官兵衛は
秀吉に「命拾いしたな」と言われます。
長政が独断で成敗しなければ、もしかしたら
成政のようになっていたかもしれません。

そして、秀吉の次なる目標は「明」。

それを聞いた官兵衛は、
天下統一に向けて戦を続けて来たために
民百姓たちがひどく疲弊しているからと
考え直しを進言しますが、

悲願であった夢にケチを付けられた格好の秀吉が
官兵衛の進言を聞き入れるはずもありません。

「耳の痛いことを言ってくれるお方がおられるうちが華」
茶を点てていた千 利休は、そっと茶を差し出します。
しかし、黒茶碗はキライだと言って、
秀吉は三成と出て行ってしまいます。


徳川家康は、いまだ秀吉に従おうとしない関東の北条家に
上洛を促し続けていました。

その報告も兼ね、
正室の朝日姫が母の大政所の病気見舞いに行きたいというので
夫婦で上洛することにしました。

お忙しいことで、と榊原康政は皮肉を言いますが
家康は、是非とも会ってみたい男がいるわけです。


後日、上洛した家康は、利休の仲介により
官兵衛と対面することが出来ました。

お主のような軍師がほしいものじゃ、と漏らす家康に
近い将来、天下統一が成れば軍師は無用の長物、と
官兵衛は自嘲気味に笑います。

そのような日が来ると思うか? という家康の問いに
「豊臣の天下を奪い取ろうとする者が現れぬ限りは」と
官兵衛はニヤリと笑います。

そこで家康は、ある噂を耳にした、と言います。

秀吉はお伽衆に、もし自分が死んだら
次の天下人は誰と思うか、と聞いたのだそうです。

「徳川様でございましょう」「前田利家様です」
「毛利もおります」「上杉も侮れませぬ」
しかし秀吉は、そのいずれも違うと言う。

その男は、ワシが
何日も何日も考えて考え抜いた策を瞬時に思いつく。
100万の大軍を率いて英知と器量を持つ男──。

「官兵衛じゃ。次に天下を取るのは官兵衛に違いない」
家康はあっさりと言ってのけます。

一瞬、官兵衛の目が泳ぎます。


天正16(1588)年閏5月14日、
肥後一揆の失政の責めを受け、安国寺恵瓊の助命嘆願も効なく
佐々成政が摂津尼崎の法園寺で切腹。享年53。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと10年3ヶ月──。


作:前川 洋一
脚本協力:穴吹 一朗
音楽:菅野 祐悟
題字:祥洲
語り:広瀬 修子
──────────
[出演]
岡田 准一 (黒田官兵衛)

中谷 美紀 (光)

寺尾 聰 (徳川家康)

松坂 桃季 (黒田長政)
二階堂 ふみ (茶々)

濱田 岳 (栗山善助)
速水 もこみち (母里太兵衛)
高橋 一生 (井上九郎右衛門)
塚本 高史 (後藤又兵衛)
田中 圭 (石田三成)
高畑 充希 (糸)
市川 由衣 (鶴)
石野 真子 (マグダレナ)
東 幹久 (井伊直政)
大谷 亮介 (佐々成政)
──────────
伊武 雅刀 (千利休)
黒木 瞳 (おね)
竹中 直人 (豊臣秀吉)
──────────
制作統括:中村 高志
プロデューサー:勝田 夏子
演出:藤並 英樹


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
第39回「跡を継ぐ者」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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