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2014年9月19日 (金)

プレイバック利家とまつ・(38)花衣

天正14(1586)年10月18日。

三河の岡崎城では、積み上げられた薪に次々と点火され
城の屋敷は赤い炎に囲まれます。
屋敷の中には、徳川家康の元に人質として送り込まれた
羽柴秀吉の母、大政所(なか)であります。

震えるなかが手にしているのは、
「南無阿弥陀仏」と書かれた御札。
これはかつて、家康の正室・築山殿が
家康のことをくれぐれもよろしく、とまつに託したもの。

秀吉による度重なる大坂訪問の願いも完全無視の家康ですが、
その家康の元に泣く泣く人質として送り込まれる大政所に
まつがお守りとして渡してくれたのだそうです。

家康は大政所からその御札を受け取ると
秀吉に会いに行くことを約束し、
薪に水をかけて消火させます。


10月26日、家康は大坂入りします。
宿舎は秀吉の弟、羽柴秀長の屋敷であります。

まったり気分の家康ですが、
そこに前田利家と秀吉が酒と重箱を持ってやって来ます。
家康は、特に毒味をさせるわけでもなく
重箱の中の饅頭をポイッと口の中に入れて食べてしまいます。

そしてお互いに酒を注ぎ合い、飲み干すふたり。
それを見つめる利家です。

翌日の大坂城では、重臣たちが居並ぶ中──。

遅いぞ家康!
とんでもないことでございます!
と、尊大に接する秀吉に対し、見事に受ける家康です。

対面後、秀吉は実に興味深いことを語り出します。
「はる殿によく似た女子が南蛮寺に時々顔を出すらしいぞ」


はるは2年前、さらさら越えの道中で
雪崩に巻き込まれて遭難したはずです。
仮に生きていたにせよ、もしそうであれば
ここ大坂ではなく越中に戻っているはずです。

その情報に疑わしさを感じながらも
まつと北政所(おね)は南蛮寺へ出向きます。
子どもたちに囲まれるその女子こそはるです。
目を丸くするふたりに、はるは軽く会釈をします。

雪崩に巻き込まれた後、幸いにも足に軽傷だけで済んだはるは
大きな雪穴を見つけ、後に猟師に助けられたのだそうです。

そこで足が治るまで世話になることにしたのですが、
春になっても夏になっても佐々家から迎えにくる話はなく、
きっと、家康との対面が上手くいかなかったのだと
はるは理解しました。

しかし足は一向に良くならず……。
そんな時、猟師夫婦が
佐々の殿様が坊主にされて大坂に送られた、という話を
漏れ聞いたわけです。

「私は、負けたくはなかった」
茶坊主として大嫌いな秀吉に仕える成政に会えば
どうして生き恥をさらすのだ、となじると思うから、と
成政には会いたくない、と言うはる。


12月、秀吉は豊臣姓を賜って関白太政大臣となりました。
そして羽柴姓を秀吉から譲り受けた利家は
「羽柴筑前守利家」となりました。

来たる九州征伐を前に、どこから税を取り立てて
どう出費するか、利家は頭を悩ませています。

そんな時おねから、九州征伐には成政も同道するように
願い出てほしいという依頼がありました。
働きどころを与えてやってほしい、というわけです。
そして成政には、はるが生きていたという事実も。

当初は同道に反対する秀吉でしたが、
利家に加え、浅野長吉、井口太郎左衛門、そしてふくも
秀吉に手をついてお願いし、
しぶしぶ承知せざるを得ませんでした。


「はる! わしは九州に出陣する!」
南蛮寺を訪れた成政は、
祭壇を掃除しているはるに向かいます。

立派に手柄を立て、必ず迎えにくることを約束して
成政は出陣していきました。

天正15(1587)年・春。
秀吉は、九州討伐のために大坂城を出発します。
後に秀吉は、成政の活躍に応え
肥後34万石を与えました。

しかしはるは、成政について行かず
南蛮寺に残ることにします。
しかし、そこに悲劇が待っていました。


天正15(1587)年3月1日、
豊臣秀吉が2万5,000余の大軍を率いて大坂城を出発。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと11年5ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
香川 照之 (羽柴秀吉)
酒井 法子 (おね(北政所))
天海 祐希 (はる)
山口 祐一郎 (佐々成政)
高嶋 政宏 (徳川家康)

加藤 雅也 (浅野長吉)
的場 浩司 (村井又兵衛)
原田 龍二 (石田三成)
佐藤 藍子 (麻阿)
沢村 一樹 (高山右近)
山本 晋也 (林 道勝)
──────────
草笛 光子 (なか(大政所))
池内 淳子 (ふく)
丹波 哲郎 (井口太郎左衛門)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:田村 文孝

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