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2014年10月 5日 (日)

大河ドラマ軍師官兵衛・(40)小田原の落日 〜天下統一の陰で亀裂走る〜

天正17(1589)年5月27日、淀殿は豊臣秀吉待望の男子を出生。

同じころ、黒田官兵衛は家督を黒田長政に譲ります。
家督を継いだ長政は中津城に戻り、
官兵衛は秀吉の元で
天下統一の総仕上げにかかろうとしていました。

総仕上げ──関東の北条氏政であります。

誕生した棄丸は名を鶴松と改め、
母の淀殿とともに淀城から大坂城へ移ります。

その代わり、御台所のおねは大坂城から
聚楽第に移そうという秀吉の目論見なのですが、
おねの侍女、マグダレナが猛反発。
しかしおねは、顔を引きつらせたまま
黙って聚楽第に移る支度にかかります。

淀は、おねを凌ぐ権勢を手中にすることを考えていまして、
それを裏から支えているのが石田三成であります。
三成は全国の諸大名に、妻子を人質に出すように命じまして
それを聚楽第のおねの元で一括管理させようというわけです。

中津城の光と糸もこれに従い、上洛することになりました。

秀吉に従って京に住んでいる官兵衛と光、
栗山善助とお道は、もともと離ればなれになっていて
一緒に暮らせるようになったのでニコニコ顔ですが、

糸は、長政と一緒に住んでいて今回離ればなれになったため
どことなく浮かない表情です。
光は、長政が上洛する機会はいくらでもある、と慰め
糸の表情がパアッと明るくなります。


11月、秀吉から北条に、宣戦布告の書状が届きます。
氏政は、受けて立つまでと大笑いです。


翌天正18(1590)年3月1日、豊臣軍はついに出陣。
一路小田原を目指します。

これより以前、小田原征伐の軍議の後で
官兵衛は徳川家康に、秀吉が小田原への途中で
家康の城を借りたいと言うだろうから
今のうちに修繕を、と勧めたことがありまして、
なるほど、と家康は井伊直政に命じて修繕を急がせます。

そしていざ出陣し、秀吉が駿府城に入ろうとすると
三成がそれを阻止し、駿府通過を進言します。
北条と縁続きの徳川が、入城した秀吉を捕らえて
亡き者にしようと企てているという噂があるためです。

それを聞いていた官兵衛は三成を鼻で笑い、
確証もない噂に惑わされては“秀吉は天下人の器にあらず”と
世の人に笑われようと言うわけです。

結局、秀吉は駿府に入るわけですが、
全て自分の思い通りに事を動かしたい三成には
官兵衛がとても邪魔者に思え、
余計な口出しはしないように釘を刺します。


4月、出陣から1ヶ月で秀吉は小田原城を包囲。
しかし小田原城は、兵糧の蓄えがかなりあったようで
なかなか落城の兆しが見えません。

何か策はないか、と秀吉は官兵衛に意見を求めますが
周辺の城を落として小田原を孤立させること、と進言。

それは誰がいいか、と秀吉が重ねて問えば
官兵衛は無言で、しかしニッコリと
千 利休の点てた茶の茶碗を三成に渡します。
「……それがしが!?」

ま、それには自分の思い通りにする、と宣言した
三成の言葉があったからこそなのですが、
引っ込みのつかなくなった三成は、
必ず落としてみせると頭を下げます。


戦とはいえ、城を囲むだけの戦は
何もすることがないので、士気がドンドン下がってきます。
小早川隆景の提案で、芸人たちを多数呼び集めて
ドンチャン騒ぎし、憂さ晴らしさせることにします。

そして千 利休の提案で大坂城から茶々を呼び寄せるわけですが、
鶴松から引き離され、辺鄙な場所に連れて来られた茶々は
膨れっ面です。

茶々は、勢い余っておねの悪口も言いますが
今までニコニコ顔だった秀吉が、サッと顔色を変えます。
「茶々……おねのことをとやかく言うことは許さぬ」


北条軍でも、こうしばらく籠城が続くと
攻めに転じて一気に討って出るべし! という意見と
籠城が一番の策、という意見とが対立。
氏政は目をつぶって考えを巡らしています。

そんな時、兵士から報告があり、
今まで何もなかった場所に
新たに城が出来ているというのです。

「覆い隠していた樹木を一斉に取り払いました」
小田原からは、一夜で城が出来たと見えているはず、と官兵衛。
さあこれから! と秀吉はワクワクしながら次の手を考えますが、
官兵衛が言うことは、まさに真逆のことでした。

今こそ降伏を促すべき──。

この城の存在を見せつけたことで、
敵兵の士気は充分に下がっているはずです。
その時に、伊豆と相模の2ヶ国安堵を約束して
秀吉の寛大さをアピールできる絶好の機会なのです。

天下統一への戦を終わらせるために、
小田原へは、何のつてもありませんが
官兵衛が出向くことになりました。


官兵衛は試しに、小田原城に酒と肴を送り込んだところ
小田原からは武器の火薬弾薬が送り返されてきました。
北条はあくまでも、まだまだ戦えるというのが言い分です。

しかし、自分たちは自滅を待つのみという中で
どうやって北条は豊臣と戦っていくというのか?

北条から秀吉方に寝返ろうとした松田憲秀が
北条に捕らえられて牢屋で監禁されていること、
毎日軍議を開きつつも一向に結論が出ないこと。
家臣たちが2つに割れていること。

北条の内側を、官兵衛は知っているわけです。
それらを次々に言い当てられ、
氏政は次第に言葉数が少なくなっていきます。

そんな時に出た、伊豆と相模の2ヶ国安堵の話……。
氏政でなくとも、ぐらりと心が揺れる瞬間です。

7月5日、ついに小田原城は開城します。


しかし秀吉は、手のひらを返したように
北条は許さぬと言い出します。
氏政には切腹を命じ、氏直は高野山へ追放。
そしてその所領は、家康に与えることに。

官兵衛は、それが三成の進言によるものだと
瞬時に察知します。

北条といい、宇都宮といい
このようなことを続けている限り
豊臣家の信用は失墜し、政権は崩壊してしまいかねません。

利休もそれを危惧しているわけですが、
三成を追い出した上で秀吉に談判する、という策を立てても
三成を追い出す手だてが見つかりません。

ひびが入って割れてしまう前に、何とかせねばならない。
利休と官兵衛は、策を巡らせます。


天正18(1590)年7月5日、
北条氏から豊臣秀吉に降伏が伝えられ、
小田原城が明け渡される。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと9年2ヶ月──。


作:前川 洋一
脚本協力:穴吹 一朗
音楽:菅野 祐悟
題字:祥洲
語り:広瀬 修子
──────────
[出演]
岡田 准一 (黒田官兵衛)

中谷 美紀 (光)

寺尾 聰 (徳川家康)

松坂 桃季 (黒田長政)
二階堂 ふみ (淀(茶々))

濱田 岳 (栗山善助)
速水 もこみち (母里太兵衛)
高橋 一生 (井上九郎右衛門)
田中 圭 (石田三成)
高畑 充希 (糸)
東 幹久 (井伊直政)
石野 真子 (マグダレナ)
伊吹 吾郎 (北条氏政)
──────────
鶴見 辰吾 (小早川隆景)
伊武 雅刀 (千利休)
黒木 瞳 (おね)
竹中 直人 (豊臣秀吉)
──────────
制作統括:中村 高志
プロデューサー:勝田 夏子
演出:大原 拓


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
第41回「男たちの覚悟」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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