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2014年10月21日 (火)

プレイバック黄金の日日・(41)侵略者

肥前・加津佐の港──。

港で停泊していた助左衛門の船。
もちろん納屋助左衛門は堺に残っておりますので、
乗っているのは石川五右衛門ら一派。

見張りの男たちが突然襲撃を受け
船に火がかけられます。
襲撃者は、原田喜右衛門ら。

そして、どこでどうやって合流したのか?
助左衛門の船には桔梗と銭丸が乗っておりまして、
五右衛門は二人を助け出し、甲板に出ます。

しかし激しい襲撃戦の中、銭丸が背中に矢を受け
そのまま幼い命を散らしてしまいます。
桔梗は、そばにあった鉄砲で
襲撃者の射手を撃ち、命中させます。

無理矢理外に連れ出そうとする五右衛門に
桔梗は銭丸の元を離れたくないと泣きわめきます。
ただ、この場でいて桔梗までも命を落とすわけにはいきません。
「銭丸──ッ!!」


桜咲く堺では、日比谷了慶が京に移るとかで
日比谷の屋敷を助左衛門が安く譲り受けることになりました。
堺は堀が埋め立てられ、会合衆の面々は代替わりが進み、
その目は堺ではなく大坂に向いている、と了慶は嘆きます。

その3階建ての屋敷の一部屋に住んでもらおうと
助左衛門はお仙の元を訪ねます。
その帰り……。

「母者を返せッ」
助左衛門は突然、若者の襲撃を受けます。
母者!? と、助左衛門は何のことだか分かりませんが、
背後から、美緒が「小太郎!」という声が聞こえました。

小太郎、今井小太郎は今井宗薫と亡き梢との子で、
今は美緒が親代わりとして育てて来た今井家の息子です。

小太郎自身は美緒が母親だと思って育っているので、
ここで言う「母者を返せッ」という言葉には
今井家を出て助左衛門の元に走った美緒を返せ、と
言っているわけです。

ただ、美緒は助左衛門と一緒に暮らしているわけではなく
単に今井家を家出しているだけなので、
小太郎のためにもならない、と
美緒は今井家に戻る決心を固めたようです。


加津佐で襲撃を受けた助左衛門の船が堺に戻ってきました。

見るからに焼けこげていて、
襲撃の激しさを物語っているかのようです。
どうにか命ある者たちも、
船出していった時に比べればわずかになってしまいました。

その中に、五右衛門、桔梗、銭丸の姿がありません。
銭丸は、背中に矢を受けて、というのを見た水夫がいるので
落命したのは間違いないようですが、
五右衛門と桔梗の行方が知れません。

助左衛門は、肩をふるわせて涙を流します。


豊臣秀吉は、ついにルソン遠征を決意。
秀吉からマニラ総督府に降伏勧告状が発せられ
その使者を買って出たのが喜右衛門であります。

秀吉は喜右衛門に、
助左衛門も巻き込むように働きかけているようですが、
なかなかに手こずらせていると喜右衛門はウソをつきます。

そればかりか、秀吉の傘下に入る意思はないとし
あることないことをすべて秀吉の耳に吹き込む始末。
イスパニア以上の難敵になるとまで言い
秀吉は口をあんぐり開けて呆気にとられます。

ただ、秀吉は単純なもので(笑)
「あの愚か者め!」と激怒する後ろで
喜右衛門はニンマリ。


石田三成は、助左衛門に
しばらくの間日本から離れていてほしいと命じます。
国外退去の理由……それは、秀吉による唐入り、
つまり明国に征伐軍を送るというのです。

三成は、前の朝鮮国王使者と国書が偽物であったことは
とうに見抜いていたことではありますが、
そうやって天下人を欺いた罪は重いというのです。
事に加担した小西行長、宗 義智も同罪です。

「日本が……戦に勝たなければ良いのだ」
助左衛門はポツリとつぶやきます。

朝鮮国との戦いにもし日本が勝ってしまったら
次は中国との戦いに移ってしまうわけで、
最初の朝鮮国との戦いで勝たなければ
明と戦うことはないのです。

戦は生き物だ、と反論する三成に
助左衛門は、唐入りの第一陣に小西行長と宗 義智を当て
戦をしているように談合するという提案をします。

狐にだまされているのではないかと噂の、
秀吉の暴挙を食い止めることが出来るのは
石田三成その人しかおりません。

三成は、考えこんでしまいます。


船を降りて陸に上がり、
病を得た桔梗を懸命に看病する五右衛門。
次第に病も小康状態となり、
桔梗は何とか起き上がれるまでになりました。

堺ゆきの船に桔梗を乗せ、
自らは長崎にとどまることにした五右衛門。
一緒に帰ろうという言葉にも首を縦に振りません。

助左衛門が「桔梗を嫁にする」と言ってくれた言葉を希望に
桔梗は堺に帰る決意を固めますが、
ただ一つだけ、心配な点はあります。

助左衛門の心の中から、
美緒を追い出すことが出来るかどうか。
五右衛門は「出来るさ、お前なら」と言ってくれますが
女ごころの微妙なところです。


長崎から堺に向けて桔梗を乗せた千石船が出航して数日後、
同じく長崎からルソンに向けて秀吉の降伏勧告状を持った
喜右衛門の船が出発していきました。

そして何と、喜右衛門の船には
桔梗と別れた五右衛門が乗っているではありませんか!

さらにその数日後、
三成の命で堺から九州へ向かう助左衛門の船がありました。
そして何と、助左衛門の船には
小太郎が乗っているではありませんか!

どうする五右衛門!?
どうなる助左衛門!?

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原作:城山 三郎
脚本:市川 森一
音楽:池辺 晋一郎
語り手:梶原 四郎
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[出演]
市川 染五郎 (助左衛門)
栗原 小巻 (美緒)
根津 甚八 (石川五右衛門)
竹下 景子 (桔梗)
夏目 雅子 (笛(モニカ))
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近藤 正臣 (石田三成)
唐 十郎 (原田喜右衛門)
李 礼仙 (お仙)
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江藤 潤 (小太郎)
緒形 拳 (豊臣秀吉)
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制作:近藤 晋
演出:原嶋 邦明

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