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2014年10月 7日 (火)

プレイバック利家とまつ・(41)小田原攻め

天正18(1590)年2月。
小田原の北条征伐が近づく中、
夜遅くに北政所と浅野長吉、千 利休が前田邸を訪問。

何でも、最近の秀吉は様子がおかしいというのです。

諸大名からの信頼が厚い前田利家ですが、
大政所の見舞いに行ったまま戻って来ない正室の朝日姫を
徳川家に戻すように徳川家康から助勢を頼まれた利家。

それを茶の席で進言すると、
徳川と前田がグルになって自分に歯向かってきた! と
執着して討ち滅ぼすような勢いです。

かつては前田家の茶頭を務めたことのある山上宗二ですが、
彼の発言に怒った秀吉が暇を出していたところ
あろうことか今では小田原に仕えているらしく、
宗二を見つけたら絶対に殺す! とわめいているようです。

「秀吉にはくれぐれもご用心なさいますよう」
宗二にも関わらないように、という北政所のアドバイスに、
まつは黙って頷きます。

豊臣政権の中で一段と地位が高まった利家は
2月20日、北国勢の総指揮を執るために金沢城を出陣。
小田原へ向かいます。


宗二が捕まりました。

宗二の師匠に当たる利休は、宗二の命乞いを利家に求めます。
宗二には関わらぬように、と
北政所がまつに言っていたのを聞いておきながら、です。

利家は、命乞いをされて黙っているような男ではありません。
まつに忠告されているにもかかわらず、
宗二の助命嘆願のために秀吉に書状を送ります。

それを受け取った秀吉は利休を呼び出し、
黙って脇差しを置きます。
「弟子の不始末の、責めを負え」

それからすぐに、宗二は秀吉の命により斬殺されます。

北関東を平定した報告に、利家が小田原に出向きますが
そこで初めて宗二が殺されたことを知ります。
助命嘆願の書状が届いてすぐだったそうで、
完全に、利家の面目が潰されてしまったわけです。

「筑前……ちぃーとなれなれしい」
秀吉にはもはや、
人の諫言も聞き入れる耳すら持っていません。


6月9日、かねてから利家が参陣を進めていた
奥州の伊達政宗が死に装束で小田原に入ります。

秀吉は、
政宗の遅参の言い訳を聞こうともせず即時切腹を求めますが、
それにはさすがに利家のみならず上杉景勝も秀吉を止めます。

あと少し遅れていたら、その首が危なかったぞ、と
秀吉は扇子で政宗の喉をパチンと叩き、出て行きます。


利休が丹誠込めて作った竹の花筒ですが、
ただの竹筒に利休ブランドをつけて高く売りつけて! と
秀吉は竹筒を利休に投げつけます。

その秀吉の怒りは、
鉢形城をやっとで攻略した利家にも飛び火しまして、

頭を丸めた城主の北条氏邦、降伏をした城内の兵士たちの
全ての命を取れと命じたはずなのに、それを助けた利家に
関白よりも偉い人がいるのか? とたいそうご立腹。

ある時には、
駿府城から関東に移封させられた家康と話していただけなのに
それを反抗だと咎められる有り様です。
秀吉から利家に、蟄居謹慎の命が下されます。


その日の夜、まつが秀吉のもとを訪れます。

秀吉は、イライラが全く収まりません。
それで利家に蟄居謹慎を命じたのですが、
今日の今日、まつが尋ねてきたことに秀吉は驚きます。

まつは利家が秀吉に蟄居謹慎を命じられたことをこの場で知り
謝罪で頭を下げつつも、利家も自分も殿下の味方だと訴えます。
秀吉は、気分が少し晴れたような気がしました。

翌朝、利家を呼び出した秀吉は
北条氏直が織田信雄を通じて和議を申し込んできた相談をします。

当然和議を結んだ方がいいわけですが、
それは利家でなくても分かりそうなことです。
なぜ自分に聞くのだ? と怪訝な表情を浮かべる利家に
秀吉は“ワシに文句を言ってくれるのはお前だけだ”と笑います。

利家は、善人である秀吉でも
時に残酷なことをしでかす恐ろしさを持っていることを
忘れないように、と忠告します。
「忘れぬ。それでええか」

これまでの非礼を手をついて詫びる利家の姿を
見た秀吉は、黙って部屋を出て行きます。


天正18(1590)年4月11日、
北条氏に仕えていた山上宗二が捕まり、
秀吉の怒りを買って打ち首にされる。享年46。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと8年4ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
香川 照之 (豊臣秀吉)
酒井 法子 (おね(北政所))
高嶋 政宏 (徳川家康)
加藤 雅也 (浅野長吉)
伊藤 英明 (前田利長)

的場 浩司 (村井又兵衛)
及川 光博 (前田慶次郎)
原田 龍二 (石田三成)
──────────
古谷 一行 (千 利休)
里見 浩太朗 (上杉景勝)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:佐藤 峰世

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