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2014年11月14日 (金)

プレイバック利家とまつ・(46)父子の名乗り

文禄4(1595)年7月・京 聚楽第──。

石田三成ら奉行衆は、
関白・豊臣秀次に謀反の疑いありと詰問し、
関白左大臣の任を解いて高野山へ追放します。
太閤豊臣秀吉に権力を集中させんがための方策です。

浅野長政は、子の浅野幸長が
秀次と親しい間柄であったために
同様に詰問を受けたらしく、
前田利家に息子の取りなしを依頼します。

幸長の取りなしのこと、千世姫と細川家との縁組みのことなど
北政所(おね)からの文を金沢城で読んでいたまつは、
奥村家福から、この15日に関白秀次が自害した報告を受けます。


伏見城では、関白切腹の後
利家や徳川家康、上杉景勝、宇喜多秀家に毛利輝元は
太閤秀吉に起請文を提出して絶対服従を誓います。

その上で秀吉は、利家にお拾の傅役を命じます。
つまりは、利家に政治の表舞台から引かせたわけです。

「お拾の養育を頼めるのは、実直な又左衛門だけだ」
と秀吉に請われれば、そんな裏の思惑は別として
お拾養育に心血を注ぐしかありません。
利家は、伏見に居を構えて事に当たります。

しかし、利家は秀吉に謀反を疑われているようです。
秀吉に、というよりも
“三成に”と言った方が正確かもしれません。

利家は、大納言を辞めると言い出します。
謀反の疑いがあるというウワサはウワサに過ぎぬと
秀吉は利家を慰留しますが、利家の決意は固いです。
家督も利長に譲り、隠居したい意向のようです。


南蛮人の薬師の診立てによると、
腹に出来物ができた秀吉の寿命は
あと1〜2年なのだそうです。
ここまで苦労して来たのに……と利家もまつも涙します。

天下を獲る支度をなさいませ、との
北政所(おね)の言葉を伝えると、
利家は激昂しまつに手を上げようとします。
「でももし、秀吉さまに何かの時は……誰が」


慶長3(1598)年3月15日・京 醍醐寺──。

盛大な花見が催されます。
北政所、淀殿、松の丸(京極)殿、三の丸(織田)殿、
加賀殿(麻阿)、まつ、利家に家康らが参加します。

そこで、秀吉の杯を受ける順番で
女たちが争いを始めます。

松の丸殿は、先日
秀吉と赴いた有馬温泉で一緒に湯に浸かりながら、
北政所の次に松の丸が大事だと言われたと言い、
淀殿は、今や秀吉の後継者たる
お拾の母君であるとして杯を譲らず。

まつが仲裁に入り、秀吉の杯は
前田家の蔵にしまっておくことにすると
事態を丸く収めてしまいます。


翌4月、秀吉に異変が起き
家康と利家が伏見城に駆けつけます。

「いま身まかられては、天下はメチャクチャにござるッ!」
三成は膝を叩き、景勝は神妙な面持ちです。

秀吉の寝所に入った利家は、秀吉から
利長を権中納言従三位に上げることを聞かされ
かつておねが言った同じことを聞かされます。
「又左……そろそろ支度をしておけ」

金沢城に帰った利家は、大広間に家臣たちを集め
天下獲りのために家督を利長に譲ると宣言。

秀吉が亡くなれば、豊臣と徳川の戦になるのは必定で
前田家としては、お拾を擁立して徳川と戦うことになります。
そのために今のうちから兵を養い銭を蓄え、
戦に備えることにします。

まつは、その席に千代保を呼んでいました。
「越中守山にいる猿千代に、二人でお会いなされませ」


守山城の前田長種の屋敷に赴いた二人は
猿千代の、しっかりした挨拶を受けます。
猿千代は、長種と幸の夫婦に育てられておりますが
父が利家、母が千代保であるとしっかりと教え込んでいます。

利家は猿千代を肩車し、ポツリとつぶやきます。
「父は間もなく死ぬのだ。もうお前には会えぬ」

大きくなったら山並みを越えてゆけ、と叱咤すると
「はい!」と元気のいい猿千代の声が返ってきます。
千代保の目には涙がたまっていました。


金沢城に戻った利家に、太閤ご危篤の急報──。


慶長3(1598)年3月15日、
京都醍醐寺の三宝院山麓において豊臣秀吉が花見の宴を催す。

慶長3(1598)年8月18日、
太閤・豊臣秀吉が波乱の生涯を閉じるまで


あと5ヶ月──。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
香川 照之 (豊臣秀吉)
酒井 法子 (おね(北政所))
高嶋 政宏 (徳川家康)
加藤 雅也 (浅野長政)
伊藤 英明 (前田利長)

的場 浩司 (村井長頼)
及川 光博 (前田慶次郎)
瀬戸 朝香 (淀殿)
原田 龍二 (石田三成)
佐藤 藍子 (麻阿)
田畑 智子 (千代保)
関口 知宏 (中川光重)
三浦 理恵子 (松の丸(京極)殿)
──────────
涼風 真世 (孝蔵主)
辰巳 琢郎 (前田長種)
中条 きよし (奥村家福)
赤木 春恵 (うめ)
里見 浩太朗 (上杉景勝)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:本木 一博

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