2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« vol.155・損と得のはざまで | トップページ | 心配で心配で »

2014年12月 5日 (金)

プレイバック利家とまつ・(48)家康暗殺

慶長4(1599)年正月一日・伏見城。

豊臣秀吉が亡くなった後、豊臣家臣団は二つに分かれていました。
「徳川家康派」と「前田利家派」であります。
家康派と利家派が天下の覇権を争い、
いつ戦になってもおかしくない緊迫した状況です。

豊臣秀頼と入ってきた利家は、秀頼の隣に座り
諸大名たちの正月祝賀を上座で受けることになりますが、
下座で頭を下げる家康は、おもしろくありません。

利家に守られて、秀頼は伏見城から大坂城へ移ります。


佐々家家臣であった井口太郎左衛門は
今は前田家にも出入りする男ですが、
土産にフグの肝を持参。

死ぬではないか! と村井長頼は口にしませんが、
大丈夫です。しっかりと毒抜きはしています。
ただ、ドキリとする毒を放ちます。
「毒を抜かぬやつをそのまま家康に送りつけてやろうか」

そのやり口は別として、
利家に天下人になってもらいたいという気持ちは
奥村家福や長頼、前田慶次郎ともに強くあります。

もし家康がそれを邪魔立てするのなら、
家康を斬って消えてもらわねばなりますまい。


正月19日、利家を筆頭に4大老5奉行は
家康が、伊達政宗や福島正則らと
独断で婚姻を結んだことは掟破りであると弁明を求めます。
しかし家康は態度を硬化させます。

豊臣家の行く末ですが、北政所(おね)の中でも
家康寄りに変わってきているようです。

自らが豊臣家を作り上げたという気持ちが強い北政所は
家康に豊臣家をそっくりそのまま譲り渡すつもりです。
豊臣家を大成させるにあたり
淀殿や秀頼が何をしたのだ? と言いたげです。

もし利家が天下を取ると言うのなら、
家康方に走った豊臣恩顧の大名たちに声かけをし
力添えはするが
その気がないなら家康に豊臣家を差し出す、と。

大坂の前田屋敷に戻った利家は
そういう北政所の発言があったとまつに伝えますが、

まつにも北政所の気持ちが分かる気がします。
もし利家と千代保の間に産まれた猿千代に
前田家の家督を譲り渡す、といえば
素直に「はい」とは言いきれません。

そんな時、利家が腹を押さえて苦しみ出します。


北政所は、家康を京の屋敷に呼び出します。

そこにはまつもはるも同席しているのですが、
黙って3年間、前田家に
天下を渡してほしいと言い出すわけです。

無論、家康もそうしたい……のですが、
家康を殺害しようとする陰謀が前田家の中にあり
天下を渡すわけにはいかない、と家康の判断です。


前田家の陰謀──。

実直な利家が、だまし討ちは大嫌いだというのを知った上で
家福や長頼、慶次郎らが画策したことではありますが、
利家に天下を取ってもらいたい気持ちから生まれたものですので
もし利家に、腹を斬れと言われればそうするつもりです。

自分のために命を捨ててくれる。
利家は、そんな彼らの気持ちをくみ取り
家康がけしかけて「斬れ」と言うのなら斬ってやろう……。

利家は家康と対面します。

秀頼をもり立てよ、との秀吉の遺言通り
利家と家康は和睦を結び
血気にはやった大名たちが家康の元に駆けつけられないよう
家康は伏見から向島へ移ることになりました。

そして利家は、病気が重いことを理由に
しばらく休養することにします。


3月11日・大坂前田邸。
家康は利家の病気見舞いに訪問します。

家康を討つ絶好のチャンスです。
対面の大広間の隣にある小部屋には武士を数名忍ばせ
利家の布団の中にも刀を忍ばせておく万端ぶり。

まつは、茶を家康と本多忠勝に振る舞いますが
家康が「邪魔だ」と言っても動く気配がありません。
もしかしたら、家康を斬ってしまおうという動きを
ひとりで封じているのかもしれません。

しかし利家は、堂々としている家康を
斬ろうという気持ちを無くしていました。
利家は家康に、利長をよろしく頼む、と
よろめきながら舞を披露します。


原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
語り:阿部 渉 アナウンサー
──────────
[出演]
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
酒井 法子 (おね(北政所))
天海 祐希 (はる)
高嶋 政宏 (徳川家康)
加藤 雅也 (浅野長政)
伊藤 英明 (前田利長)

的場 浩司 (村井長頼)
及川 光博 (前田慶次郎)
原田 龍二 (石田三成)
関口 知宏 (中川光重)
──────────
涼風 真世 (孝蔵主)
中条 きよし (奥村家福)
赤木 春恵 (うめ)
里見 浩太朗 (上杉景勝)
丹波 哲郎 (井口太郎左衛門)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
演出:伊勢田 雅也

« vol.155・損と得のはざまで | トップページ | 心配で心配で »

NHK大河2002・利家とまつ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« vol.155・損と得のはざまで | トップページ | 心配で心配で »