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2015年3月 1日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(09)高杉晋作、参上! 〜明治維新の英雄が青春を駆けめぐる〜

杉家の吉田寅次郎の部屋には
文の友だちであるすみの次兄にあたる野村 靖や
赤禰武人、寺島忠三郎、品川弥二郎など
塾の噂を聞きつけた若者たちが集まり始めます。

塾……といえば、寅次郎が生徒たちに教えるという
スタイルを思い浮かべがちですが、
先生と呼ばれるのを嫌う寅次郎は
“生徒たちとともに学ぶ”という姿勢でいます。

文は、というと
集まってくれる生徒たちに握り飯を食べさせ、
夜遅くなれば夜食を振る舞うわけで、
当然、杉家の米びつは空になってしまいます。

文は寅次郎に、生徒たちから
お米代を払ってもらえるように伺いを立ててみますが、
学ばせてもらっているのは僕のほう、と言い出し
お月謝としていただく方法を完全否定。

お話にすらなりませんw

そんな時、高杉晋作が塾を訪れます。
「国禁を犯した罪人の塾とはどねえなもんか見物に参りました」
ようおいでになられた、と寅次郎は微笑んで
皮肉を言ってきた高杉も塾に招き入れます。

その日の議題は、日米和親条約を結んだアメリカから
ハリス総領事が下田に着任したことについてであります。

しばらく見物していた高杉は、大きな大きなアクビをして
居眠りをしてしまっています。
高杉に言わせれば、百姓や医者が
政治を論じてどうなる、という考えなわけです。

いずれ政治に関わることになるのだから、
今は三味線や詩を作っているほうが楽しく過ごせる──。

しかし、高杉の性格を見破った寅次郎は
そのライバルたる久坂玄瑞の方が優れていると褒めちぎり
高杉の闘争心を煽ります。

その言葉に、さすがの高杉もムッとして
寅次郎を鋭く睨みつけます。

慌てて間に入った文は、どういう思惑か
高杉に気に入ってもらえるように詩を褒めまくり
文のことが少し気になる久坂が、
今度は逆にムッとして出て行ってしまいます。


野山獄で一緒だった富永有隣が杉家に現れます。

野山獄でずっと囚人として過ごしていたはずですが、
小田村伊之助の働きにより
赦免されて牢屋から出されたわけです。

ただ、帰る家がないのでしばらく杉家でごやっかい。
食客がひとり増え、杉家の台所は火の車〜♪


文は、どうしても高杉に入門してもらおうと
高杉屋敷を訪問して説得に当たろうとします。

しかし、父・高杉小忠太に追い返されてしまう始末。
しかも、二度と近づかないようにけっこう強めの言葉です。
いつもは元気いっぱいの文も、
この時ばかりはさすがに力を落とします。

寅次郎は、名門高杉家の中に縛られた高杉自身の心の中では
何か熱いものが煮えたぎっているように思えてなりません。
何かこう、一生懸命にもがき苦しんでいるような感じです。

高杉が「人生がつまらんでつまらんで仕方がない」と
己が心の病気にかかっているのではないかと言い出しますが、
「お前の人生がつまらんのは、お前がつまらんからじゃ!」
久坂は大声で叱咤します。

君の志は何ですか?
ふと、寅次郎が高杉に尋ねてみます。

志は誰も与えてくれない。
自分自身が見つけて、それを掲げるしかないわけです。
つまり志を立てるということは、全ての根源なのです。
「君は、何を志しますか」


数日後、高杉の姿は杉家にありました。

何のために学問をするのか、
それは高杉自身も今は全く分かりません。
しかし自分がここにいれば、
もしかしたら「志」を持てるかもしれない。

どんな人の、どんな言葉でも
高杉の目を覚まさせてくれるものはありませんでした。
高杉にとって、この松下村塾という私塾は
何かを変えてくれる存在になるかもしれません。

ともに学びましょう、と寅次郎は高杉を迎え入れます。


作:大島 里美
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
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[出演]
井上 真央 (杉 文)
大沢 たかお (小田村伊之助)
伊勢谷 友介 (吉田寅次郎(松陰))

高良 健吾 (高杉晋作)
東出 昌大 (久坂玄瑞)

原田 泰造 (杉 梅太郎)
優 香 (小田村 寿)

瀬戸 康史 (吉田稔麿)
劇団 ひとり (伊藤利助)
──────────
本田 博太郎 (富永有隣)
北見 敏之 (高杉小忠太)
きたろう (梅田雲浜)
──────────
内藤 剛志 (椋梨藤太)
檀 ふみ (杉 滝)
長塚 京三 (杉 百合之助)
──────────
制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:渡邊良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第10回「躍動! 松下村塾」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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