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2015年3月27日 (金)

プレイバック徳川慶喜・(12)日米通商条約

安政4(1857)年7月20日、
一年ぶりにアメリカ軍艦が下田に来航します。

幕府は、ハリスと簡単な条約を
チョイチョイと結んで終わらせるつもりでしたが、
自分はアメリカ大統領の代理なのだから
日本のトップと対面を、とハリスは将軍との対面を要求。

勢いに押されて譲歩してしまいました。

慶喜は、今までハリスを閉じ込めていたにも関わらず
軍艦1隻来たから態度を豹変させて受け入れるというのは
情けない! と怒り心頭です。

ちなみに徳川斉昭は、幕府の外側……つまり朝廷から
条約調印はしばらく待つように、ということを言ってくれるよう
鷹司政通にお願いしています。


そして10月21日。
ついにペリーは将軍徳川家定と対面。


斉昭から幕府に、建白書が提出されました。

筆頭老中・堀田正睦は、慶喜に
建白書に目を通してもらうように願い出るわけですが、

蝦夷地全ての管理、金銭の借受を主としたものですが
今後の水戸藩のことを考えれば、この建白書は
無かったことにしたほうがいいようにも思えます。

ただ、今は他家に養子に入った慶喜が
これを水戸に持ち帰るわけにもいきません。


安政5(1858)年になってすぐのころ。
条約の中身について諸大名や朝廷に確認してもらったところ
反対大多数でありまして、幕府としては2ヶ月程度
調印を延期してもらいたいと言い出したわけです。

これにはさすがのハリスも大激怒。

自分はアメリカ大統領の代理として
ひとりで何でも決められるのに
アンタらは何人もいるのに何も決められないじゃないか!

本当の皇帝は江戸にいて、
京都の皇帝は飾り物だって言っていたじゃないか!
本当の皇帝は誰か! 誰と話せば決められるんだ!
日本に遊びに来ているわけではないんだぞ!


慶喜は水戸藩小石川上屋敷に向かい
斉昭と吉子に手をついて願い出ます。
「以後、京都とは文通を一切しないでいただきたい」

斉昭が鷹司政通と手紙のやり取りをして
朝廷の面々にパワーを与えていることが
幕府の反感を買っているという実情があります。

斉昭は、御三家は将軍家を補佐し
助けていく立場なのだということをつねづね言っていましたが、
斉昭がいまやっていることはその逆で、
将軍家と反対のことをやり、将軍家を困らせようとしているだけです。

諸外国に立ち向かうためには、
日本はひとつにまとまっていかなければなりません。
水戸家は将軍家と手を取り合って
前に進んで行かなければならないのです。

グウの音も出ない斉昭は、
「分かった」と言うしかありませんでした。


太閤・鷹司政通は、初めこそ開国も止むなしという立場でしたが、
あまりに条約反対の声が多く、
開国派から攘夷派に転じてしまいました。

一方で、関白・九条尚忠は
幕府が用意した金の力で攘夷派から開国派に転じてしまい、
これに貧乏公家たちが一致団結して攘夷を叫び始めたわけです。

幕府としては金を大金用意した割には
条約賛成派を増やすことが出来ず、困った結果になりました。

そこに、将軍家定が
彦根藩主・井伊直弼を大老職に任じたという知らせが入ります。

来る人が来た──。


安政5(1858)年4月23日、
井伊直弼が大老に就任する。

慶応3(1867)年10月14日、
徳川慶喜が明治天皇に『大政奉還』を上奏するまで


あと9年6ヶ月──。

(『篤姫』では「(20)婚礼の夜に」〜「(28)ふたつの遺言」付近)


脚本:田向 正健
原作:司馬 遼太郎「最後の将軍」より
音楽:湯浅 譲二
──────────
[出演]
本木 雅弘 (徳川慶喜)
菅原 文太 (徳川斉昭)
若尾 文子 (吉子)
内野 聖陽 (徳川義篤)
──────────
宝田 明 (鷹司政通)
寺脇 康文 (岩倉具視)
──────────
佐藤 慶 (永原帯刀)
杉 良太郎 (井伊掃部頭直弼)

大原 麗子 (れん(語り))
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制作統括:高橋 幸作
演出:竹林 淳

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