2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« お散歩(123-1) | トップページ | お散歩(123-2) »

2015年4月19日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(16)最後の食卓 〜別れの夜に家族が交わした約束〜

久坂玄瑞が江戸から戻ってきました。

久坂が京で危険な目に遭ったことを人づてで聞いていた文は
久坂の身体をペタペタと触りまくって、やっとで夫の無事を確かめます。

久坂も、あれだけ賑わっていた松下村塾を出て江戸に上ったわけですが
帰ってきてみると、枯れ葉が飛び散る、人の気配がまったくない家で
それはそれは言葉に表現できないほどであります。

文は、吉田松陰の書斎から、松陰が生まれ変われる
一冊の本を探しているわけですが、なかなか見つかりません。
長旅で帰ってきたばかりの久坂にも頼み込んで、
その本を一緒に探してもらうことにします。


江戸からの召喚状が、長井雅楽の手によって萩にもたらされます。
「吉田寅次郎、ご吟味の筋これあり──」

老中間部詮勝の暗殺計画が漏れたか、
あるいは幕府を逆賊と断じた意見書が
大老・井伊直弼の手に渡ってしまったか。

萩城の小田村伊之助や、江戸長州藩邸の高杉晋作は、
幕府が松陰のどんな事実を把握しているのか
どんな企みを掴んでいるのかが分からず
イライラを募らせます。

もし、いずれも把握していたとしたら、松陰は死罪は免れず
そして長州藩も、いずれは糺されることになるでしょう。
何としてもその疑いを晴らしたい長州藩としては、
一刻も早く松陰を江戸に送りたいというのが本音です。

文は、このままやすやすと松陰が江戸に送られてはならないと
伊之助の元に駆けつけていろいろと情報収集に努めますが
とうに覚悟は決めておる、と父の杉 百合之助に止められます。
「お前は兄ではない。我らは、我らを生きねばならぬ」


ついにこの時が来た……。

江戸に送られるというのに、
自分の言葉、自分の思いをすべて
幕府の役人たちにぶつける絶好の機会だと考えているようで
松陰はどことなく決意に満ち満ちている表情です。

至誠にして動かざるは、未だ是れあらざるなり。

松陰が書いた孟子の言葉は、まさに
至誠を尽くせば人は変わることが出来る、
己の志、思いの丈を、幕府役人の面前で述べられる。
松陰にとって、それ以上の幸せはない。

野山獄にずっと残っていた高須久子は
松陰の思いを人よりずっと理解していました。
松陰は、野山獄にあっても杉家にあっても
全く揺らいでいない、変わっていない、と。


翌日出立と決まり、伊之助は
松陰に会いに野山獄に出向きます。

「江戸では何も申すな。すべて呑み込み、ひたすら耐えろ」
と言い含める伊之助ですが、そんな言葉で松陰が“うん、分かった!”と
言うはずもないことは百も承知です。
伊之助も学習するのですね(笑)。

ともかく、伊之助の願いは松陰が生きて戻ってきてくれること。
長井は優秀な人材ながら、長州藩を守るためなら
松陰に逆賊の汚名を無理矢理着せてでも守り抜きたいらしく、
伊之助は、そんな友の死に泥を塗られることが堪え難いことなのです。

お前が死ぬべきは、今ではない──。

松陰は、自分のことをここまで思ってくれる伊之助に涙を浮かべ
吹っ切れた表情で笑って伊之助に返します。
「後を頼む」


野山獄の獄吏・福川犀之助が、責任は自分が取るからと
江戸出立までの半日を実家で過ごすように勧められます。
その身元引き受け人は、なんと松陰嫌いの小田村 寿でした。

まぁもっとも、寿は松陰への恨み辛みを述べるだけで
そのまま小田村家に引き下がるわけですが(^ ^;;)

実家に戻った松陰は、久々の杉家でのびのびと過ごします。
とはいえ、松陰も、家族も
恐らくはこれが最後だと覚悟していたこともあり、
どことなく湿っぽいです。


安政6(1859)年5月25日、松陰は萩を出発。
出発の日は、ひどい雨でした。

二度と小京に帰ることが出来ないと覚悟していた松陰は
萩城下が見える最後の場所・涙松で悲しみを歌にします。

帰らじと
 思いさだめし 旅なれば
  一入(ひとしほ)ぬるる 涙松かな


作:宮村 優子
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
──────────
[出演]
井上 真央 (久坂 文)
大沢 たかお (小田村伊之助)
伊勢谷 友介 (吉田寅次郎(松陰))

高良 健吾 (高杉晋作)
東出 昌大 (久坂玄瑞)

原田 泰造 (杉 梅太郎)
優 香 (小田村 寿)
──────────
井川 遥 (高須久子)
石丸 幹二 (周布政之助)
田中 要次 (福川犀之助)
羽場 裕一 (長井雅楽)
本田 博太郎 (富永有隣)
──────────
檀 ふみ (杉 滝)
奥田 瑛二 (玉木文之進)
長塚 京三 (杉 百合之助)
──────────
制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:渡邊 良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第17回「松陰、最期の言葉」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

« お散歩(123-1) | トップページ | お散歩(123-2) »

NHK大河2015・花燃ゆ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« お散歩(123-1) | トップページ | お散歩(123-2) »