方向幕考(126)改
“センバツ・ほうこうまくぅ(方向幕コレクション)”。
今回は、第126回(第72弾)でご紹介した内容の再修正版です。
第126回では、N鉄バスC豊から
I塚営業所のトップドア車両をご紹介しました。
Kassy、これだけ方向幕の調査に各地に出向いておきながら
最近になってようやく気づいたことがあります。
どちらかというと、調査しようと思った路線に乗ろうと考えたとき
その路線が接続している鉄道駅(あるいはその付近)まで赴いて
来たバスに片っ端から乗って調査して行く、という形態で
調査してきたのですが、
これだと、鉄道接続駅という、いわゆる「都心側」から
「郊外側」に向かってバスに乗るわけで、
始発停留所であっても、場所によっては
お客さんが大量にお待ちの場合があり、
調査には最も向いているであろう乗務員席のすぐ後ろだったり、
その次に向いているであろう、前ドアのすぐ後ろだったりという席が
別のお客さんに先に座られてしまうこともあり、
そうなると幕内容を調査できないので、
先に座ったお客さんが降りるまで乗車したまま粘るか
諦めてすぐ降り、始発地まで戻るかという2拓になります。
(たいていは後者を選びます)
特に、高速路線を調査する場合、乗車ポイントは当然
T神高速バスターミナルやH多バスターミナルになるのですが、
調査席に絶対に座るぞ! と気合いを入れて
そのバスがやってくる20〜30分前から指定の場所に並んで待ち、
いざ乗車予定のバスがやってきた時には
出発間近のバス待ちだからすでに十数人が並んでいるわけですが、
それが調査しようと目論んでいた車両ではなかったとき、
「あ! お財布トイレに忘れてきちゃった!」という体で
行列から何となくフェードアウトするか(笑)、
怪しまれないようにその場はとりあえず車両に乗り込んで、
最も近くの降車停留所で降りるかの2拓になります。
(たいていは前者)
「最近になってようやく気づいたことがあります」というのは、
このようなやり方は、確かに乗車機会でいえばチャンスは多いのですが
けっこう当たり外れがあって、無駄が多いのです。
ならば、と最近では
逆に「郊外側」から攻めていくようにしました。
「郊外側」だと、鉄道接続駅ではない場合が多いので
Kassy号でその停留所、あるいは周辺まで乗りつけて
コインパーキング等に車を預けてから調査するわけで、
乗ろうというバスのダイヤを下調べしてから乗り込む必要があります。
まぁ、乗りたかった車両ではなかったという意味で
当たり外れがある確率は変わらずですけど、
バス停で待っていて、乗る予定だった車両ではなかった場合、
他のお客さんがいない場合が多いので、バスが到着しても
誰にはばかることなく乗らなければいいだけだし、
運が良ければバス転回場でどんな車両が来るか事前にチェックできるし、
今のところは、結果的にはなんとか上手く行っています。
前置きが長くなりました。
そんな感じで調査方法を変えて望んだ今回の路線です。
当初は、このエリアで新規に路線開設され、
方向幕内容が変えられた、あるいは追加されたであろう
「でんえもん号」に乗ろうと考えたわけですが、
「でんえもん号」の郊外側始発停留所、つまり
「K袋・旧I藤伝右衛門邸」からの乗車率を考えたとき、
休日よりも平日、そして平日よりも
旧I藤邸“休館日”である水曜日に乗車したほうが
調査席に座れる確率は格段に高くなりそうです。
それを確認した上で、調査ハードルが若干下がるであろう
I塚〜Sの下間で調査をしてみることに。
「でんえもん号」が運行されている時間帯ではなかったのですが、
I塚〜Sの下間で調査できなければ、
水曜日の「でんえもん号」運行時間帯に
後日再訪問してみることにしましょう。
この区間内にあるコインパーキングで車を駐車し、
まずは郊外側始発停留所である「Sの下」へ向かいます。
ただ、そのコインパーキングからの最寄り停留所であるバス停で
Sの下行きのバスを待つと、そのバスが終点で折り返して
再び都心方面へ戻って来るかもしれません。
そうなると、同じ車両だから同じ乗務員さんということになり、
“この人は何やってんだ?”と目を付けられるのがイヤだったのでw
コインパーキングから徒歩数分のところにあるタクシー待機所から
贅沢にもタクシーでSの下へ向かうことにしました。
Sの下でタクシーを降り、すぐにやってきた特急バスに乗車。
しかしそのバスには、「でんえもん号」関連の幕は非搭載であることが判明。
まぁ、それでもせっかく乗車したのだから幕内容だけはしっかり書き写します。
その特急バスをI塚で降りまして、再びSの下へ戻るべく
今度は普通バスに乗ろうとその乗車停留所まで移動しますが、
バスはわずか数分前に出発してしまっていました。
バスの中でバスナビを駆使して出発時刻を確認していたので
幕調査は終了しても特急バスでI塚まで乗り続けたのですが、
バスナビの検索結果を見間違えてしまったようです。
さあ困った!
ここからSの下方面ゆきの次のバスは、
40分後ぐらいにやってくるSの下ゆきの特急バスになります。
これで特急バスに乗ってしまっては、
先ほどにも書いた そのままバスが終点で折り返してきた場合
“この人は何やってんだ?”と目を付けられる原因にもなりますので、
即座にパス。
近くでタクシーを拾って、再びSの下へ戻ります。
特急バス、再チャレンジです。
タクシーに乗ったのが結果的にはよかったようで、
C豊特急2本目に、運良く
「でんえもん号」関連幕を搭載した車両に当たることが出来まして、
無事に調査を終了!
Kassy号を駐車しているコインパーキングの最寄りで
特急バスを下車し、Kassy号で帰路に着きました。
調査報告はとりあえず終わりまして、内容について。
今回調査した幕を、今までご紹介してきた幕の後ろに
追加したという体で更新していますことをお断りしておきます。
「でんえもん号」ですが、大相撲などで目にすることが出来る
そのままズバリ“相撲体”というフォントが使われています。
しかしKassy's PCにはそのフォントを導入していないので、
ちょっとだけ似ている“勘亭流”で代用しました。
それにしても相当なインパクトのあるコマです。
さて、この「でんえもん号」や、K工大ゆき特急の新幕のデザインは
Kassy、ちと斬新な印象を受けたのですが、いかがでしょう?
種別部分に“でんえもん号”という路線名が来るのは
他コマでもあることですが、
種別部分に経由地が記載されるとは(^ ^;;)
LED表示の影響ですかね??
それではどうぞお楽しみください! ↓↓↓
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