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2015年5月24日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(21)決行の日 〜異国と開戦!指揮の夫に栄光と秘密〜

文久3(1863)年4月、杉 梅太郎の子・小太郎は
吉田松陰の復権が認められて吉田家が再興されることになって
松陰の跡取りとして吉田家に養子に入ることになりました。

京では久坂玄瑞たちが
14代将軍・徳川家茂を京に呼び寄せる作戦を成功させます。
孝明天皇の前で、攘夷決行の約束をさせるわけです。

何としても成功させて、破約攘夷への道を進みたい。
玄瑞や入江九一たちは、杯を交わします。


3ヶ月ほど遡った文久3年1月5日、
復権できた松陰の墓所を改めようと
遺骸を小塚原から若林村へ移送する高杉晋作ですが、

途中の御成橋で、中央の橋は将軍しか渡れないから
脇の橋を渡るように求められた先導の高杉晋作は
番の役人が止めるのも構わず、中央の橋を堂々と渡り、

さらに3月11日、将軍家茂が上洛した際も
その行列に向かって大声で
「よっ! 征夷大将軍!」と声をかける有り様。

孝明天皇に付き従う形で攘夷祈願を行い
幕府に攘夷決行を確約させるための作戦のひとつであったのに
この高杉の行動は、それらを全てチャラにしかねない問題行動です。
話を聞いた玄瑞は大激怒であります。

まぁ、大激怒なのは玄瑞だけではなく
周布政之助も桂 小五郎も同感なのですが、

高杉に言わせれば、今の日本は平和ボケして緩すぎて
ちゃんちゃらおかしい! と笑っているわけです。
将軍が市中を回って攘夷の機運を高めるぐらいなら
その金を使って軍艦や武器を買ったほうがどれだけ有益か。

「10年早い! 10年待て! 10年!!」
周布に言われ、へそを曲げた高杉は
その10年間のお暇をもらい、東行という法名を名乗って
山に籠ってしまいます。

高杉を心配して、彼が籠る山を訪れてみた文ですが、
高杉の妻・雅から聞いたのは、芸妓の存在でした。
「あの人……京で何を」


攘夷に及び腰の将軍家茂ですが、
攘夷についてこのまま何も天皇に申し上げずに京を離れては
攘夷派志士たちに狙われて危ないからと
玄瑞たちは攘夷が宣言されるまで、その警護に就くことにします。

その脅しが効いたか、来たる5月10日に
ついに攘夷決行が決定します。

攘夷決行の日が近づくにつれて
長州藩でもその準備に取りかかっています。
まずは在京の藩士たちを長州に帰国させ
藩庁を海に近い萩から内陸部の山口へ移します。

夷狄を打ち払ってほしいという、玄瑞たちへの民衆たちの期待も
日に日に高まっていました。


関門海峡をフランス船が渡ろうと近づいてきます。

攻撃の認可が奉行からは出ていないのですが、
玄瑞は強引に「撃て!!」と命令します。


作:金子 ありさ
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
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[出演]
井上 真央 (久坂 文)
大沢 たかお (小田村伊之助)
伊勢谷 友介 (吉田寅次郎(回想))

高良 健吾 (高杉晋作)
東出 昌大 (久坂玄瑞)

原田 泰造 (杉 梅太郎)
優 香 (小田村 寿)

瀬戸 康史 (吉田稔麿)
佐藤 隆太 (前原一誠)
要 潤 (入江九一)
劇団 ひとり (伊藤利助)
黒島 結菜 (高杉 雅)
──────────
石丸 幹二 (周布政之助)
津田 寛治 (松島剛蔵)
鈴木 杏 (辰路)
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東山 紀之 (桂 小五郎)
檀 ふみ (杉 滝)
奥田 瑛二 (玉木文之進)
長塚 京三 (杉 百合之助)
松坂 慶子 (都美姫)
北大路 欣也 (毛利敬親)
──────────
制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:末永 創


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第22回「妻と奇兵隊」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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